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～ヤミラミ目線→カイリュー目線～




…はぁい、よぉこそ…♪
ヤミラミから聞いたと思うけど、
僕とバトルして、君が勝ったら 合格だから♪

…え？
勝てるわけないって？
…ハハ、大丈夫だよ、
弱いコには ちゃんと手加減してあげる主義だからさ♪
でも、それもある程度だけだから
それにも拘らず勝てなかったら 覚悟はしといてね♪

ちょっとちょっと、
そんな泣き面してたら こちとて戦いにくいよ…
ほら、技を覚えてないわけじゃないでしょ？
最初は何にもしないから、何か攻撃出してみなよ
…なぁに？ 足がすくんで立てない？
君って相当な 臆病さんなんだね…
僕ってそんなに強面してる…？
え？
容姿じゃなくて 食われるのが怖いの？
だったら勝てばいい話じゃないか、
いいから かかっておいで
さもないと 負けと見做して食べちゃうけど…？

なぁんだ、しっかり立てるじゃない♪
さぁ、次は技を出して♪

うぉお！
結構な『だましうち』だねぇ…
でも痛くも痒くもないよ～♪
それにいいのかな？
僕のお腹に飛び込んできたりして…

ほぉら、捕まえた～♪
…フフゥ♪、今更もがいたって無駄だよ
さて、味見させてもらおうか…
…そんなに泣かなくても大丈夫だよ、
まだ勝敗はついてないから食べない♪

べろぉぉぉ…

うはぁぁ、美味しい♪
久しぶりだなぁ、こんなに美味しいの…
…って、暴れないでってば！
もおぉ、言うこと聞かないとこうしてやる！

ばくん！

へっへっへ～、
これでどうだ～♪
…いてて、中から叩くなんて反則…
あぁあ、こらこら、
下手して 喉に落っこちても知らないからね

あるぇ？ 急に大人しくなっちゃって…
君って単純なんだね…
じゃ遠慮なく…、そぉれ～♪
そうそう、そうやって大人しく舐められるのが君にはお似合いだよ♪

…ひててててて!!!

ぐぺっ！

ひ～ん…
ひはい はみふふらんへ なんへひへふら…（舌に 噛みつくなんて なんて卑劣な…）

も～許さないからな～…
それっ、『ドラゴンダイブ』っ!!!

ズシィィィィン……

へへへ…
あ、痛かった？ 苦しい？
…どうやら喋れないみたいだけど…
こんなもんじゃ 許さないからね♪
…『のしかかり』ぃ…♪

…ベキン……ポキン…ペキン……

あれ？
なんだろ今の音…♪
ちょっとどいてあげよっか？
…よいしょ…っと

お♪
まだ意識あるのか…
結構タフなんだねぇ…♪
ん？
何 歌ってるの…？

…あ、
まさか 『ほろびの…
し、しかも自分だけ いやしのタネ…

ぐ、ぐぁぁあぁぁ……


ズシィィン……

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