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竜の恋路を邪魔する者は喰われてしまえ − 旧・小説投稿所A

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竜の恋路を邪魔する者は喰われてしまえ

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「ちょっと待ってくれ!戻ってこい!」

ところがぐんぐんと上昇している最中にカルメディが大声を張り上げて止めてきた。
ひょっとして手掛かりを見つけたのだろうか?
セピアは宙返りして、高度を落としていく。

「セピア、こいつを見てくれ」

着陸するやいなやカルメディはある物をセピアに見せた。

「矢、か?」

「そうだ。それも対ドラゴン用のな」

「対ドラゴン用?」

「そうだ。こんな矢を使っているのはドラゴンハンターって連中だけなんだ。俺たちがここを出たときには無かった。つまり俺たちが出ている間にドラゴンハンター連中がやってきて、オーロラさんと遭遇し、連れ去ったんだろうな」

カルメディの見解を聞いていたセピアはある疑問を感じた。

「ちょっと待て。何故ドラゴンハンターとやらがオーロラを連れ去ったのだ?彼女は人間の姿になっていたんだぞ」

「この世界に長く身を置いてるから分かるんだが、オーロラさんの人間姿の時の顔は人間たちからしたら『可愛い』という部類に入るんだ。おそらくナンパ目的か、さもなければ慰み者にするつもりだろうな」

セピアの顔が再び憤怒の表情になった。

「ドラゴンハンターの連中はギルドというところでたむろしてるらしい。そこで聞き出そう」

「そうだな。案内してくれ」

「了解」

今度はセピアとカルメディが大空へ飛び立った。


<2011/08/23 23:22 とんこつ>消しゴム
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