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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A

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【保】とある竜医と女王竜の記録

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グニョグニョ、ドチャッ

「一段と匂いが強い、多分あの薬のせいだな」

胃の中の一段と甘い匂いを感じ、ゴルダはまた胃壁を押して遊びだす。
遊んでも何の反応が無いので、今度は胃壁をサンドバック代わりにする。

「いくら押しても反応しないからと言って、私が胃壁を殴られて反応しないとでも?」

ズブッ、グニャッ

胃壁が即座に拘束にゴルダを拘束し、消化しにかかる。

「やはりこう来たか」

相変わらず動じないゴルダに、エルフィサリドは

「お前のその冷静さには感心しすぎて呆れる」

と、口調も呆れ調で言いながら消化し。蘇生する。
ゴルダは蘇生されるや、風呂に入らないかと誘う。

「ふむ、お前から誘うとはな」

不思議そうに言うエルフィサリドだが、内心はゴルダが誘ってくれたのが嬉しかったので追及はしなかった。

「少々寒いがいい湯だ」

大分工事が終わって来ている海沿いを見ながらエルフィサリドは言う。
一方ゴルダは、黄金芋酒をちょぼちょぼと飲んでいた。

「ダム開発もだいぶ進んでいるとの事、次なる問題はドランザニアか」

ゴルダの黄金芋酒を奪い取り、飲みながらエルフィサリドは呟く。
ゴルダはそれにそうだなと頷く。

「奴らもいずれは動き出すだろうな、その時はその時だ」

黄金芋酒を全部飲まれ、渋い顔をしながらゴルダは言った。

「私の国をあんなにした上、私の親まで殺した奴らだ。絶対に許さん」

それを聞いてゴルダは、どう言う事だと聞く。
しかしエルフィサリドは、知る必要は無いと話さなかった。



<2011/07/25 22:18 ゴルダ>消しゴム
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