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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A
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【保】とある竜医と女王竜の記録

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「聞きたい事が山ほどあるんだが」

ゴルダは入れられた茶を飲みながらアルカトラスに言う、しかしアルカトラスはウィズダムと一方的に話を進め。聞く耳を持つ様子が無い。

「ありゃ駄目だ、城の中でもブラブラするか」

ゴルダはその場を離れ、城の中を1人で徘徊する。

「へえ、城の中に医科大学ねえ」

などと呟きながら歩いていると、大量の書類を持って前を飛んでいた飛竜とぶつかる。

「あんたどこに目やってんのよ、前見なさい前を」

白い羽毛に覆われた飛竜はそう言って通り過ぎて行った。

「あんなに書類持ってたら、前見えないの当たり前なのによ。全く・・・もう話は終わっているだろう、戻るか」

ゴルダは再び王座の間へ戻る。

「あれ?あいつ帰ったのか」

戻ってくると、アルカトラスしか居ないのでゴルダはぽかんとする。

「ウィズダムは急用ができたと言って帰った」

アルカトラスに言われ、ゴルダは困った顔をする。

「なに、心配はいらん。この城とスリュムヴォルドは直結している、ゆっくりして行け」

と言われ、ゴルダはゆっくりしていく事にした。

「とはいえ落ち付かん」

落ち付かない様子で動き回るゴルダを、アルカトラスは引き寄せる。

「悪いが、少しばかり我の腹に入ってもらうぞ」

バクン

反論もさせずに、アルカトラスはゴルダを口の中へ放り込んだ。



<2011/07/25 22:07 ゴルダ>消しゴム
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