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「ふぅ・・・・」

「賢者TIME　鬼道ちゃん」

「違うわバカ犬・・・・　でも気持ちよかった・・・。」

「そう？喜んでくれてうれしいよ鬼道ちゃん！」


なぜかは知らないが、クルスは食い殺した人間の魂を元に戻す事ができる。
超次元である。


「でも・・・その月の石、どうしたんだ？」

「某抹茶さんがくれたの。」


「・・・地球にはこんな言葉がある。
・・・・・”壁に耳あり、障子に目あり”・・・・」

「！！緑川か！」

「エイリア学園にいた時にね。なんか持ってたから・・・使えるかなーって思って。

この前のやりとり・・・聞いてたんだ。」


「What??!!」

バレた。
クルスに食べられた事が・・・・そして自分が被食フェチという事が。

「ちゃんと効いてよかったよ。すごいだろ？この石。」

「くっ・・・・貴様、誰かに言いふらしたりしないだろうな・・・？！」

「鬼道ちゃんよしよし落ち着いて。」


「ははっ・・・どうだろうね。言っちゃうかもよ？」

「っ！！そんな事したら・・どうなるか・・・！！」

「何でもしてみなよ？　ははは、面白い事になりそう・・・♪」

「貴様ァァァァァァァァァ！！」





数日後。


「あ、鬼道〜！」

「円堂・・・？なんだ？」


「お前すごいな！狼に変身したクルスに食べられたんだって？どうだった？楽しかった？体の中ってどうなってるんだ？！なぁなぁ！」

「なっ・・・・　あ、あの抹茶ソフトクリーム野朗ォォォォォォォ！！！」



彼の被食フェチという事実は、ここから更に広まって。
完全に信じない者や、半信半疑な者もいるが、チームの全員に知れ渡ってしまうのでした。



「えへへ、鬼道ちゃんっ、そろそろ皆の事食べちゃっていい？」

「ダメだっ、お前はオレ専用の犬だ！」







終わリーヨ

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