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西塚「あ！・・・い、今のは忘れてくれ・・・」
アレン「？」
ドイル「そろそろですぞ」
西塚「わかりましたー！それじゃあこれで」
アレン「がんばってください」
西塚「ありがと。それじゃあいってきまーすう！」
ドイル「おねがいします」
住民たち「がんばれよー」
西塚「はーい。さーてと」

　　パワースーツのスイッチをいれ、走り始めた

西塚「このEAMEX社製のパワースーツがあれば・・・ってまたかよ」

　　５分後

西塚「えーっと確か情報によるとドラゴンは洞窟に住んでいるらしいが・・・む、洞窟だ、サイズも十分」

　　近くの草むらに隠れる

西塚「えーっと・・・あったあった。小型偵察機、発射！」

　　小型偵察機を発射する

西塚「中には・・・居ないみたいだな」

　　草むらから出て中に入る

西塚「けっこう広いな・・・ん！？」

　　地面に溶けたような跡

西塚「これって・・・一昨日この世界に来た時、石灰岩だなと判断した跡・・・まさか！！」

　　分析装置を使って洞窟の岩の種類を調べる

｛分析結果　この素材は石灰岩です｝←分析装置のAIの声

西塚「やっぱり・・・ということｈ」

　　その時

バサッバサッバサッ

？？？「あ〜今日もいろいろ食べたな〜巣でレイでも待とーっと・・・ってえ！？・・・」
西塚「え！？・・・」

　　一瞬の沈黙・・・そして

西塚「アル・・・バス・・・？」
アルバス「N〜E〜O〜！！！」

　　押しつぶされる

西塚「ナヴ！痛い痛い！！」
アルバス「会いたかったよ〜昨日突然消えちゃったんだも〜〜ん（泣）」
西塚「感動の再開は後！それより痛い痛い痛い！！！」
アルバス「あ！ゴメン」

　　アルバスが立ち上がり

西塚「ぷは〜。苦しかった・・・」
アルバス「そんなに？」
西塚「そんなに？じゃねーよ！普通だったら圧死だぞ！！今回は防護服とパワースーツ着てきたからいいけど」
アルバス「ゴメン・・・ところでなんで僕らの巣に居るの？もしかして・・・食べられたいの？（ラッキー(・∀・)ニヤニヤ）」
西塚「そうじゃなくてだな・・・」

　　ざっと昨日からの出来事を話す

西塚「というわけでエルライ村の近くに住むドラゴンを撃退することになったんだけど・・・」
アルバス「まさか僕に勝てるとでも言うの？ジュルリ」
西塚「いやいや。目的のドラゴンが君だと決まったわけじゃない。
それでその質問の答えだけど・・・」
アルバス「質問？」
西塚「ほら、まさか僕に勝てるとでも言うの。ジュルリって言ったじゃない」
アルバス「質問じゃないんだけどな（汗）」
西塚「たぶん勝てる」
アルバス「え！？」
西塚「いまさらだけどさっき話したパワースーツ・・・間違えて２０倍じゃなくて１４０倍の力が出る物もって来ちゃったんだよね・・・」
アルバス「・・その違いでなにか変わるの？」
西塚「ここまで力が強くなったのに、体重はあまり変わっていないんだよ・・・つまり」

　　ここでジャンプする

西塚「普通なら自分の身長すら飛べない人間が、ドラゴンよりも高く飛べるようになるって言うわけ」

ガシッ

アルバス「こうすれば意味ないよ♪」

　　落ちてきたところを手で捕まえられていた

西塚「そんなことない・・・」

　　そう言うと、力ずくで指を押して抜け出した

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