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決戦の予兆 − 旧・小説投稿所A
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決戦の予兆

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激しくぶつかり合う両者の魔法、その魔力の力は私にも感じ取れる。両者が同じくらいの魔力でラギア殿が一つ上手だと・・・

マ「滅竜魔法、オーバーアタック!!」

バシュッ・・・

ラ「ふん、そんなものか」

マ「ち、畜生。何故効かない!?」


ラ「ククク、残念だが我には魔法は効かないのだ」

マ「なら!捕獲魔法なら・・・マススリープ!」

ラ「特殊系か・・・フン」

ガシッ・・・バリッ

マ「ま、マススリープが破壊されるなんて・・・」

ラ「ククッもう終わりか?なら貴様を喰らうだけだ」

マ「ニヤ・・・私を食うだと!?冗談はやめるんだな」

フ「な!?」

ラ「・・・どうやらまだ切り札があるようだな」

マ「チッ、だがこの秘薬さえあれば・・・」

フ「そ、それは!!それだけはよしたまえ!我を忘れるだけだ!」

ラ「・・・」

マ「もう遅い、貴様らを葬れるならこの身もいらん!さぁ、死の宴だ!」

キュポンッ・・・グビグビ・・・

フ「あ、ぁぁぁ」

ラ「・・・ファーブニル、何故恐れる」

フ「・・・魔神化の秘薬」

ラ「・・・ふむ、大体予想はつく」

フ「あれを呑んだら最後、己を忘れ、破壊と血を好む化身となり、二度と元には戻れない魔神化の秘薬。まさか、そんな太古の秘薬がまだ残っていたとは・・・」













ラ「ククク、楽しみが増えた」

フ「なっ!?」


<2011/05/14 21:31 たぐとも>消しゴム
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