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【保】龍の月 - 旧・小説投稿所A
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【保】龍の月
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いやな気配がした。
既に俺の意識は辺りに向けている。
こういう時は出来るだけ相手を刺激しない為に目を開けずに仰向けになっている。
念のため懐のマシンガンに手を添えながら。
「いい加減、下手な演技は止めたらどうだ人間よ?」
「ッ……」
気付かれていた。
しかし辺りに張り巡らした鈴の音はしていない。
ならば声は何処から聞こえているのだ?
「後ろだぞ人間」
「!?」
振り向き様にマシンガンの引き金を俺は弾いた。
「なんだコレは?この程度の玩具で我が鱗を破れるとでも思ったのか?」
「なっ……そんなバカな…」
今、俺の目の前にいるのは軽く7から8メートルはあるであろう
「龍……!」
伝説にある漆黒の龍であった。
この作品はハンター視点と龍視点のスレッドありますのでゆっくりとお楽しみ下さい。
<2011/11/24 21:30 歳月>
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