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【保】龍の月 − 旧・小説投稿所A

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【保】龍の月

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空の星が綺麗に見える頃。

俺は森の中で空を眺めていた。

「今日は雲一つない夜か…こういうのが風流ってのかな?知らんけど」

俺は危険な山や森で生計を経てているいわゆる【なんでも店】だ。

まぁ、主に俺にくる依頼の殆どが凶暴な生物の排除だったりする。

今回は珍しく薬草を採取する事だったがその薬草も見つけた。

しかし夜の森を歩くのも危険なので今日は野宿だ。
だから森の中の木に鈴のついたワイヤーを引っ掻け万が一に備える(更に懐にはカスタムマシンガン)。

「もう眠いな…」

こうして俺は眠りについた。
とても近くに見える巨大な満月を眺めながら。














「クククッ…今宵は久々の人間か。まぁ愉しませて貰うとしようか」


<2011/11/24 21:30 歳月>消しゴム
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