---

グブッ!?

猪が警戒態勢になる。黒竜は･･･

黒「･･･(運がよかったな」
グフッ？

黒「グアァァァァァッ!!」

た「うわぁぁぁぁ!?」

いきなり黒竜が大きな咆哮を出す。

グブヒーッ！

猪は慌てて逃げて行き、最終的には木にぶつかり、気絶した。

た「･･･黒竜？」

黒「･･･わずかだけ･･･か」

た「ん？黒竜、わずかって？」

黒「･･･驚いたか？･･･」

た「そ、そりゃあ、いきなり大きい咆哮だされたら･･･」

黒「･･･そこまで怖がってないか」

た「えっ？」

黒「実は、俺の主食は恐怖感なんだ」

た「えっ!?えっ？」

黒「･･･怖がらないなら何も食べれない･･･」

た(そうか、それでさっきの質問、そのまま答えたからショックだったんだ)

黒「さっきの猪も、わずかだけ怖がったから･･･少ししか満たされない」

黒竜がお腹を見つめながら撫でている。

た「･･･そうだったんだ。ごめんね、気づかなくて･･･」

黒「いいさ、俺が怖くないだけだ･･･ハァ」

た「黒竜！ため息つかないで！･･･そうだよ、これだ！」

黒「ん？」

た「今日はみんなで狩り、だから･･･ゴニョゴニョ･･･」

黒「･･･クク、それは名案だ♪」












た「いざ、ターゲットは！」

黒「ファーブニル！♪」

---