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「あっ、わわっ！」
何とかバランスは保てたが、お腹から離れて ちょっと残念そうなルーブ君。

「そういえば、恐ろしい部屋に解禁されてたっていってたけど誰の部屋なの？」
「え、えっと…確か、ペンドラー…って言ってた気がします…知ってます？」
「あ～、ペンドラーね♪」
「し、知ってました…？…とっても恐ろしかったです…お、思い出しただけでも…うぇっぷ…」
「あ…ごめんね、思い出さなくていいよ」
「ホウオウさん、あの方のことも よく知ってるんですか…？」
「よくではないけどね！去年の食われたくないランキングで1位になったポケモンでしょ♪
　ルギアは2位みたいだったけど…」
「く、詳しいんですね…」
ちょっと尊敬の顔を見せるルーブ君。

…その頃、ルギアは

「へっくし!!…だれか噂をしているな…？」

「あ、見えてきたよ！」
ダークシルバーの基地がある洞窟を指差すホウオウ。
「…なんだか、極楽の後に地獄に落とされる気分…」
なにやらボソッとつぶやくルーブ君。
「ん？なにかいった？」
「い、いえ…あの、送って下さって本当にありがとうございました…」
最後に思い切って、ホウオウのお腹にゆっくり突っ込んでみるルーブ君。
「わっ！そんなに私のお腹、気に入ったの？またいつでもおいでね♪

あ、ちょっとだけルギアに会わせてくれない？」
「も、もちろん…！…あ、ご、ごめんなさい…！いきなり…」
さっきまでより、激しく赤面なルーブ君。
「いいんだよ！私、とっても嬉しかったよ♪」

「……」
無言で赤面のルーブ君。
「あ、ごめんなさい…ひきとめちゃって…ルギアさんに…会うんですよね…？」
ハッと顔を上げるルーブ君。
「あ、うん！今日はありがとね♪」
「は、はい…！こちらこそっ！」
「じゃ、またね！」
「はい…」
ちょっとさみしそうに手を振るルーブ君。


To be continued…

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