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〜トメート目線でｓ〜


「あっ！！？」

俺はそう叫ぶと、ディーツの後ろへと
目線を移した。


「えっ…な、なんですか！？」

他人の言う事を簡単に信じてしまう性格の持ち主には
この行動は効果は抜群だった。俺の言った【嘘】に
ディーツはふりむいた。



「今だぁぁああああ！！！」

俺は全力で拘束された両腕を振りほどくと、
二階へと続く階段へ急いだ。
二階へ逃げた方がカイオーガもルギアも(弟も)居て
こちらの方が有利な形勢になるとそう察したからだ。


(…背後から物凄い殺気がするのは気のせいだろうか…)


そう思った時にはすでにディーツからかなり離れて
いたのでこう言ってやった。


「は……ＨＡＨＡＨＡ！善竜さんよ！我が弟(トマver)を好きにするんだｎ……！？」


その時、脛に痛みを感じた。
そのまま俺の体制は崩れて、頭から床へ倒れた。


「痛っ…い、一体なにが起きt……って段差ァァァアアアアア！！」

そう…俺はトマと同じように死角にあった段差に気がつかず、
転んだ…というわけだ。兄弟とはいえど、こんなにも転び方が
似ているのには自分でも驚いたｗ

…と、笑っている場合ではない。
はやく立ちあがって逃げなくてｈ


ガシィ！…


「…………あ(汗」

起き上がろうとした時には自分の体はちっとも
動かなくなっていた(リアルに焦



「フフフ……私を騙して逃げようだなんていい度胸ですね？(怒」

いや、その前に俺より重い罪をを犯した人物がいますって。


…そう言いたくなったが言っても仕方がないので諦めた。


ベロオオォ…


「…んぁ……やめ………」

「やめませんよ…私を馬鹿にした罪は重いですからね。覚悟して下さい」


…その後も数分にわたり、何度も舐め回された。



ーその頃トスメはー

「僕、勇者無理です(泣)」

ある村の長に訴えていたｗ

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