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竜との日常{続編} − 旧・小説投稿所A

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竜との日常{続編}

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ス「ふう〜危機一髪だったぜ…」

バタンと倒れていたスイトは立ち上がる。
実はというとモOリ玉を使ってロイから逃げれたのだ

ス「さて…どうするかな」

きょろきょろと辺りを把握し、スイトは歩き始める

ス「夕日までもう少し。このまま逃げ切れるかも」

上空を見上げてながらも
スイトはこそこそと行動する。…すると…

ス「ん?」

振り向くと見覚えのある子竜が見え
スイトは木に隠れて身を隠す。

ス「シン…か」

シ「スイト兄ちゃんどこにいるんだろ?」

弟の方、シンはうろうろと俺を探している。
まだこちらには気づいてはいないがスイトはシンから逃れる方法はないかと考えていた。

ス「隠密スキルを持ってたらな〜」

ぶつぶつと言いながら
ロイから遠く離れてスイトだった。

ス「げげ…あれはロイか」

シンから離れたと思ったら次はロイ…
このままうろちょろしてても無駄かなとスイトは思いある手段を考えた。

ス「……あれを使うか」

ロイとシンに気づかれないようにし
たくさん木に囲んでいる場所で
どこから出したのか分からないダンボールで身を隠す。

ス「これで時間稼ぎになれば…」

ダンボールの中でスイトは体育座りをしていた。

ゴソゴソ…

ス「?」

音が聞こえる。ま、まさか…

ス「…………………」

き、気のせいか…
何もいないと安心した俺はゆっくりとダンボールを閉めた。

バ!!

ス「げ!?」

ダンボールがぽいっと投げられてしまい
俺の視界はピンク色に染まる。

ベロ〜リ

ス「あ、う…」

体中に柔らかい感触をする。
そこにはニコリと笑みを浮かべているシンがいた。

シ「見い〜つけた♪」

一回確かめたんだな…
ダンボールをちょんちょんと触って俺がいるかを調べたんだろうか…

ス「く!!」

俺はすぐその場から逃げ出そうとした。

ス「…うわ!?」

すぐさまシンの両腕がスイトを拘束して
ギュッと抱きしめてくる。
抵抗はしたががっちりと抱きしめているため意味がなかった。

シ「捕まえた♪」

ス「(あらら…)」

逃れられないフラグ…
諦めたのかスイトはシンに身を預ける事にした。


ネージュ「案外あっさりと捕まったわね」

いや〜もう少しでタイムアウトだったからさ〜

ネージュ「あんな隠れ方ある?」

これは行けるかと思って…それと見つかった時に上から!マークが出てきた…(笑)

エレニム「やれやれですね」
<2011/06/02 20:48 スイト>
消しゴム
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