「う、うあああああ!」
ガブ!グチャ!ゴリッ!ゴブ!
歯に強く力をこめてだして
彼らの肉を食い千切っていき体中を血に染めてだ骨まで露出してしまい兵士が無惨にやられていた
ガツガツ食い尽くすとぺっと骨の残骸を地面にばらまき亡き者を放り出した
紫竜「後は…お前だけのようだな」
「ああ、バカな…我が兵士が全滅だと?」
紫竜「ふん…」
竜はチラッと視線を変えると
兵の中で目立っていた小太りの隊長兵士が唖然と竜を見上げており、体は震えたまま戦う気力も残されておらずに戦意喪失でいた。しかも彼以外のみんなは全員竜に食われてしまった為誰も命令できる者がいなかった
「頼む!命だけはお助けを!!」
紫竜「それでもまだ命ごいか、お前が望んだ選択に逃れる術はない」
「そ、そんな…ああ」
紫竜「ついでだ、我が竜を侮辱した罪…その脳裏に刻みこんでくれる!」
ガシッ!
「がっあああ!」
彼の胸ぐらを掴み、男の体をグイッと持ち上げた。キツく睨み付けるにつれバタバタもがくが隊長は竜の恐怖感が増し喘ぎ声を出しながら抵抗を続けた
紫竜「面倒だ、早く喰らって楽にさせるか」
「そ、それだけはやめてくれ!!」
紫竜「心配するな。お前の仲間とやらにすぐに会わしてやる」
「あ、あああ!」
ぐぱっと開いた大口に隊長は両足を懸命に暴れようとするが捕まった手を抑えられていてそれも無駄に終わる
ガブリ!
「ぐあっ!」
上半身を口に入れて人間のお腹あたりに牙を食い込ませた
「う!?なんだこれは!!」
全身が口内に入れられて更に酷いことが起きた
口内からは血の臭いがぷーんっと漂い隊長は臭いに耐えきれず鼻を押さえた
舌も妖しく動いており牙からは血がたくさんこびりついた
何人もの獲物を喰らった証拠でもある
ガブガブ!!!ゴリッゴリッ!!
「あぎゃあああ!」
閉じた口から鈍い音が聞こえ、口元から血がだらだらと流れていく
竜は下顎と上顎に力を入れ、彼を噛みついている。着ている防具も破壊され服もビリビリにやぶかれてしまい、生半可の裸のまま苦痛を味わい骨や皮膚の出血し足が千切られる
「し、死ぬ…」
紫竜「安心しろ、もうすぐで死ねるぞ?」
酷い臭いと荒い食べ方に散々やられてしまいもはや虫の息だった
グググ…ゴクン!
「うわああああああぁぁ!!」
紫竜「さらばだ、罪深き人間よ。俺の中でゆっくりと朽ち果てるがいい」
死の入り口ともある喉に彼を飲み下し、下っている喉の膨らみを見下していた
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