「おっかしいなーどこでどう迷ったんだろ」暗い森の中いつものようにピカチュウは木の実を採っていました。「うーんと駄目だ何も覚えてない…」いつしか辺りは本当の闇になっていました。「お腹空いたな〜」空腹と寒さに耐えながらその森をさまよっていました。すると、自分の何倍もある大きさのポケモンがピカチュウの元に近寄って来たのです。
「？誰？」そのポケモンは暗い森に溶け込むほど真黒なポケモンで赤い目が二つ。
「坊や、こんな所になにしてるの？危ないから早く帰りなさい。ピカチュウの坊や。」できる事ならとっくにそうしてる。「僕もできる事ならそうしたいんだけど。」
「迷子になっちゃったのね。」
「うん…」そう答えるないなやその黒いポケモンはピカチュウの目の前に顔を覗かせた。ゾロアークでした。「私はこの森を守ってるの。だから、私はこの森の恐ろしさを知っているの。あなたの家に私が連れて行ってあげる。」そのゾロアークの言葉に甘えその日は自分の家に帰る事が出来ました。「ふぅー、やっと帰れた。でも、何でかな？あの森の暗さが頭から離れない。」この時ピカチュウはまだ知りませんでした。これからも起る悪夢の事を………。

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