その光の先には周りが真っ白く真ん中には一匹の黒い狼が座っていた
「アルミナよ、今、ここに来たという事は、今までの罪を償いに来たのだな?」
驚きを隠せない。狼がしゃべった…いや、それよりも何故自分は見たことない狼が自分の名前を知っているのか?そっちの方が驚きであった。
とにかくその場から逃げたくて後ろを向いたが来た道が消えていた。
「あ、あれ?なんで?」
すると狼は。
「逃げようとしても無駄だ」何故か心を全て覗かれてるそんな気がしてならなかった。「そうだ、我は人間の心を読めるのだ。そして、我は獣神ゼイノク。何もかも知っている。」ゼイノク?聞いた事のある名前だった。今自分の街で話題になっている獣神だ。聞いた話しによるとゼイノクは罪を犯した人間が自分の聖域に入ると、罪人を必ず殺してしまうという。だが、何故か自分から獣神に問いたくなってきて聞いてしまった「あの!ここはどこなんですか
amp;#8265;」聞いたところでどうなるわけでもないが
「神界だ。そして、処刑場でもある。」その瞬間体が動かなくなってしまった。
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