どんなポケモンであれ、どんな生き物であっても
悪というウラと、正義というオモテの両面を持ち合わせている生き物だ。
「嘘だ・・・」
しかし、そのどちらの面が、正義か悪か、そんなことは決まっていない。
神様だって決めれない。
「嘘だ・・・」口の前につまみあげられる。
だから、君の目の前の、ほら、口を開いた怖い僕が、本当のオモテの僕なんだ
よ。僕は悪いと思わない。だって、生きるためにこうするよう僕の体を作った
のは、神様だもの。
「嘘だああああああああああああ!」
怖いだろう、怖いだろう。怖いものを悪と言っちゃだめだ。
それなら僕はただ生きようと、食事をしようとしてるだけなのに
僕のことを嫌う者たちが悪だと思うよ。
ただ君は、僕のことを心から優しく接してくれた。
でも、いつか僕は誘惑に負けてきみを食べるだろう。
仲良くなってから食べたら別れが辛いじゃないか。
僕のことを理解できなくてもいい。
せっかく仲良くなったんだ。僕の血肉となって一緒に生きれる。
いただきます。
「死にたくな
グシャ・・・バリッボリっ・・・グチャ・・・
ゴックン
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