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連載小説
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闇竜
紫竜「また、俺に殺されに来たのか?人間」

「な、なんだと!?貴様か!ここにい住まう人食い竜とは!!」

紫竜「人食い竜?ふざけるな、俺をそんな名で呼ぶんじゃない」

紫色の竜は表情を変えずに兵隊を近づいていく。それ気づいたを兵隊は槍と剣を威嚇をすると、紫竜は飽きられたように歩みを止めた

「ん…?」

紫竜「ふん、その殺意のこもった目、怒りに震える表情。やはり同じだ、前に俺を殺しに来た連中もそんな目をしていた」

「な、何を言っているんだ?」

紫竜「…以前この森を探っていた人間がいたが、あれはお前らの知り合いか?」

「何!?お前我らの兵士を知ってるのか!?」

紫竜「知ってるも何も、生憎そいつらとは百人以上会っている、ようやくまともに話せるのはお前らだけだ」

「そ、その兵士たちをどこへやった!?」

何度も聞こえる叫び声に紫竜はチッと舌打ちをしまた口を開いた

紫竜「いちいちうるさい奴だ。その兵士たちはもうこの世にはいない、いるとしたらここだ」

柔らかそうなお腹をポンと叩き、全員に見せつけた。みんな丸くしたまま目をお腹を見つめてやっと口を開ける

「貴様、我らの兵士を食ったと言うのか!!」

紫竜「ああ、あまりにうっとうしかったからまとめて食った覚えもある。己の命をすぐに捨てると実に愚かな行為だったよ」

「貴様!言わせておけばー!!」

兵隊たちは紫竜を囲んでいき持ってる携帯大砲でドンと一発喰らわした。紫竜は逃げることもなく涼しい顔で立ち止まってドゴーン!と爆発音が聞こえ煙がもくもくと上がっていた

「止めるなー!!撃て撃てー!!」

手榴弾や爆弾の火薬類も加えて兵士は銃弾や砲撃による激しい攻撃で紫竜をどんどんと攻撃を放っている
これを充分にやったところで隊長が止めるように指示するのだ

「よし、やめーい!!」

「…!!」

隊長の指示通り兵も攻撃をやめた
紫竜は姿が見えず立った場所はただ大きな煙しか見えてなかった

「へへへ、これだけすりゃああの竜も無事じゃすまないだろう」

「わ、私たちの勝利ですよね?隊長!!」

「ああ、我らの勝利じゃい!!」

「バンザーイバンザーイ!!」

紫竜「何を言ってる?お前らの目は節穴か?」

「バンザー……え?」

先程の竜の声が聞こえて皆固まってしまう。恐る恐る兵士は消え去った煙を目にすると紫竜が平然と立っていた

「ああ、嘘だ。あんなに攻撃して立っていられるのだと?」

「な、なんてことだ。あいつ、化け物か!?」

紫竜「あの程度の攻撃、全然応えなかったが。まさかこの俺が死んだと思ってるのか?」

「なっ……なな…」

紫竜「そうやって、何人のも群れを作っていきなり強くなっていたのがその様か。笑わせる」

竜の性格がクールならしく実際に笑おうとはしない。体中の出す威圧感により兵士たちを圧倒させていた

紫竜「お前たちは弱い。所詮群れを作って獲物を襲わねば生きていけない生物だ」

「う、うう…」

「くそ…!」

竜の言い出す言葉に反論ができず
腰を降ろしたまま地面に立ち尽くしていた

紫竜「…来ないならこちらから行くぞ。闇の力を思い知れ!!」

「!?」

急に紫竜の右手が妖しく光だし、そのまま地面へバンと叩いた
それをただの見てる兵隊の内に一人の後ろから黒い穴が出現していた。

ヌプ…ヌプヌプ…

「ひぃ!?」

「!?」

紫竜「………………………」

案の定何人のも兵士は黒い沼にはまってしまいじたばたと暴れだした。一人の兵士の悲鳴に聞こえてもがき続けた

「な、なんだこれは!?」

「は、離せ!!」

紫竜「…………………」

沼そこへ沈み落としてやり兵士を抵抗を失わせた。次第に兵士たちは何もすることなく黒い穴に沈み姿が見えなくなった






12/03/17 23:15更新 / スイト
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