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連載小説
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相手の突進は素早かった。

「ブレス!」

ペンテは天井に火の塊を放つと天井は崩れ相手に降り注いだ。
足止めはできたが、相手はすぐに体制を立て直すと火の塊を放ってきた。
ペンテはもう一度火の塊を放つと、相手の火の塊とぶつかり 爆発を起こした。

「うわ!」

爆発の衝撃で僕はペンテの背中から振り落とされた。

「ハーテ!」

僕に気をとられたペンテに火の塊が襲った。

「ぐ・・・!」

脆くなって崩れた天井の下敷きになって動けない。
振り落とされた僕はペンテよりも相手に近かった。
相手は僕に攻撃する体制に入った。
やられる!










相手は攻撃してこない・・・なぜ?
すると相手はどこか懐かしい声で。

「ハーテ・・・?」

とつぶやいた。
僕は誰の声かすぐ分った。
母さんだ!

「母さん?ねえ母さん!目を覚まして!」

母さんは呻くだけ・・・
どうすれば?
その時
ペンテが立ち上がり母さんに近づいたかと思うと、
首輪を握りつぶし、トランスリングを指から抜いた。

しばらくすると母さんは元の姿に戻った。

「ハーテ。ほかの収容者は連れて行かれたみたいだから逃げてはかいするよ」

終わった・・・
でも・・・母さん以外助けれなかった。

11/12/12 17:10更新 / ペンテ
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