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連載小説
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うるさいセミの声で目を覚ます。
公園の時計を見るともう約束の時間に大分近づいてた。

「もう行かないと・・・」

大広場まではそう遠くなかったはずだ。
ハンモックからどいてスルスルと木から降りると僕は走り出した。



大広場はいろんな人がたくさんいる。
今頃で遅いが、どうやって見たことのない人を見つけるんだろう

「君がハーテ君かい」

明るい感じの少年に呼び止められた。もしかして・・・

「そうですけど・・・あなたはもしかして・・・」

「僕がペンテだよ」

「あなたが・・・今日はよろしくお願いします!」

正直、この人が、施設に潜入して母を助けれるとは思えない。
なにせ前にいるのは僕と同じくらいの少年だ。
でも僕は不思議とペンテさんを信じていた。

「まあ、君の母さんを助けるんだけど、施設には君にも付いてきてもらうけど、いいかな?」

「勿論です!」

自分が助けになるのならいくらでもついていこう。

「じゃあ、話しづらいこともあるから人気のない裏山にに移動しようか」

僕はペンテさんについて行った。
11/12/11 21:17更新 / ペンテ
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■作者メッセージ
捕食はまだまだ

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