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連載小説
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家に帰って晩ご飯を食べる。

父さんと母さんにカイリューの話をすると、怒られた。

一緒にいては危険だ。遊ぶのをやめなさい、と。

僕は悲しかった。会ってみたらわかるのに・・・

見かけに反していい人なのに・・・



次の日、僕は父さんと母さんに内緒で約束通り遊びに行った。

その日は一緒に木の実を採って食べたり、空を飛んでもらったりもした。

はじめての空は気持ちよく、楽しかった。

帰り際に、昨日のように会話を楽しんだ。

その時、僕は父さんと母さんがカイリューと遊ぶなと言ったことについて話し

た。

話し終えた僕の前でカイリューは、思いもよらない言葉を発する。

「君の両親は正しいと思うよ」

え?

どういうこと?

じゃあ、僕と遊ばない方が良いってこと?

「どういう意味?」

「僕は君にひとつ嘘をついた。僕は旅をしている。そして食べているものは」


旅の途中に出会ったポケモンたちだよ」

「!・・・そんな」

今考えると、僕はカイリューが旅の途中に出会ったポケモンと一緒。

となると僕は・・・

「もうどうなるかわかるよね?」
12/01/05 16:48更新 / ペンテ
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