5.おまけ

21世紀の空き缶回収機に望むこと

せめて毎日使えるようにするべきである。
また、ただ単に10円玉だけが出てきてもつまらない。

例えば空き缶を入れると、
缶投入数の数字がにぎやかな音楽とともに回り始め
それを3つのボタンでストップさせるなんてのはどうだろうか?
見事777を指して止まった時に「フィーバー!!」の音声とともに
10円玉があふれ出てくるようにすれば
校内の空き缶放置数も減り、学校の美化につながるだろう。

しかし、このままでは放置数は減るものの、ジュースの臭いで
ただですら汚い空き缶回収機がさらに汚くなる
そこで、私はいくつかの案を練った。
そのうちの1つとして機械内部に感知センサーとグローブを取り付けておいて、
さらに体育科のN階堂先生の声を使い、洗ってない空き缶を入れた場合に

おい!おめぇー空き缶洗ってねーだろ!?
どうなるか分かってんだろな!?
後で
体育教官室へ来い!!
と流せば効果絶大である。

さらに続けてこの声の終了直後に「くうかん鳥」の
くちばし付近に作っておいた特設シャッターが開き
一瞬のスキも見せず、犯人の顔面めがけて

ちゃんと切り換えろ!!

と、グローブ、いや出席簿で殴られてしまい、その場に倒れるのである。
もっとも、こんな回収機があったらそのほうが問題とは思うが…。


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