Blank Link EX
Blank Link EXとは
リンクをクリックしたときに、外部リンクを自動で識別して新しいウィンドウで開くJavascriptです。設定チェックボックスを表示することで、閲覧者の好みに合わせた設定が行えます。設定はクッキーに保存されるので、最訪問した際も設定が引き継がれます。設置はファイルをサーバにアップロードして、適用したいページにタグを貼るだけの簡単仕様です。
外部リンクは別窓が常識?
一昔前ではこれが常識とされてきたと思います。HTMLの入門書などにはこういう風に書かれていた時代がありました。しかし最近ではどうも違うようです。この別窓で開くようにするaタグのtarget属性ですが、W3CにおいてHTML4.01で非推奨とされ、XHTML1.1では廃止されているらしいのです。
ユーザーの意見も賛否が分かれていて、「別窓うぜー」という人もいれば「外部リンクは別窓のほうが分かりやすい」と言う人もいて様々です。さらにタブブラウザが普及したことで、外部リンクが別タブで開かれてることに気付かず「戻るボタンで戻れない!」と勘違いする初心者もいるとかいないとかで、混乱の元とされているようです。
「だったら訪問者に選ばせればいいじゃん」ということで作ったのがこのスクリプトです。Googleの検索設定にも「検索結果を新しいウィンドウで開く」といった項目がありますが、このスクリプトはそれを実現するものです。
サンプル
まずは下記のサンプルをお試しください。チェックボックスをオンオフすることで動作が変わります。内部リンクを開くときは常に同じウィンドウで開くのに対して、外部リンクはチェックの有無で新しいウィンドウで開くかどうかが決定されます。この設定はスクリプトが設置してあるページ内全てのリンクに適用されます。
内部リンク 外部リンク使い方
- blanklinkex.jsファイルをダウンロードします。
-
適用したいHTMLファイルに下記の二行のタグを貼り付けます。
<script>blankCheckBox="外部リンクを新しいウィンドウで開く";</script>
<script type="text/javascript" src="blanklinkex.js"></script>設定チェックボックスを表示したくない場合は、下の一行だけ貼り付けてください。
- 「src="blanklinkex.js"」の部分がblanklinkex.jsファイルのアドレスになります。環境に応じて変更してください。
- ファイルをサーバにアップロードしてテストしてください。ローカル環境では機能しません。
補足
- 設定はクッキーに保存され、同一ドメイン内でタグの貼ってあるページ全てに設定が適用されます。
- 設定が適用されるのはtarget属性が指定されてないリンクだけです。target属性が指定してあるリンクはtarget属性の動作を優先します。
- target属性が指定してあるリンクにも設定を適用させたい場合は、blanklinkex.jsファイルをテキストエディタで開いて「enhanceMode = true」の部分を「enhanceMode = false」に変更してください。target="_blank"と指定してあるリンクでも、チェックボックスのチェックを外した状態だと現在のウィンドウでリンクを開くようになります。
使用について
当スクリプトは個人、商用問わず無料でお使いいただけます。連絡等の必要は特にありません。
当スクリプトを使用して万が一損害が発生しても作者は一切の責任を持ちません。自己責任でお使いください。
使用してみてイイ感じでしたら、当サイトにリンクを貼ってください。強制するものではありませんが作者が喜びます。
ダウンロード
blanklinkex.js (6KB)