PDIC形式の辞書をFreePWINGを利用してJIS X 4081形式に変換するツールです。
PDIC形式の辞書をFreePWINGを利用してJIS X 4081形式に変換するツールです。 テキスト形式の辞書が公開されていない辞書をUNIX環境でJIS X 4081に変換したい場合に使えます。 (ちなみに、Windows環境ではPersonal DictionaryとEBStudioを利用すればPDIC形式の辞書をJIS X 4081形式に変換できます。)
このツール自体は任意のディレクトリに展開するだけです。 ただし、FreePWING以外に以下のツールが必要です。
PDIC形式の辞書へのアクセスに利用します。
CPANからも入手可能です。
また、極端に長い見出しを含む辞書(英辞郎やPDEJ2005等)を変換する場合はFreePWINGには拙作のパッチを適用する事をおすすめします。
SOURCES = ${SRCDIR}/pdic.dic
となっている部分を変換元の辞書に合わせてファイル名を変更して下さい。 辞書のファイルは複数指定する事も可能です。
著作権表示の項目を設定する場合は
COPYRIGHT_FILE =
の部分にファイルを指定して下さい。 著作権表示の項目にはファイルの内容がそのまま埋めこまれます。 pdic-fpw.confにも変更が必要です。
辞書のディレクトリの指定は
DIR = PDIC
の部分を変更して下さい。 辞書のパッケージを作る際のディレクトリ名にも使用されます。 pdic-fpw.confにも変更が必要です。
PACKAGE = pdic-fpw-yyyymmdd
の部分を変更して下さい。
辞書のタイトルなどはこちらで指定します。 詳細はファイルの中に直接コメントとして書かれているので参照して下さい(手抜きですみません)。 最低限、ディレクトリの指定はMakefileと一致させるようにして下さい。
通常のFreePWINGを利用したツールと同様です。
$fpwmake
で辞書が生成されます。 この時、
Makefile:34: warning: overriding commands for target `archive-directory' fpwutils.mk:607: warning: ignoring old commands for target `archive-directory'
のようなwarningが出ますが正常です。 パッケージを作る場合は
$fpwmake package
等のようにします。 packageの部分をpackage-tar-gzやpackage-tar-bz2に変えれば、それぞれに応じたファイル形式でパッケージが作られます。
変換元のPDIC辞書の著作権・ライセンスには十分に注意して下さい。
2007/08/29 掲示板を復活させた。
2007/06/19 冗長なコードを取り除いた。 動作は変更なし。
2007/05/05 いつの間にか掲示板が消えていたのでリンクを外した。
2007/02/18 公開。