ライフサイエンス辞書ツールもしくはLife Science Dictionary Toolに含まれる辞書データをFreeUWINGを利用してJIS X 4081 UTF-8 extensionに準拠するように変換するツールです。
Firefox用のアドオンであるライフサイエンス辞書ツールもしくはLife Science Dictionary Toolに含まれる辞書データを、FreeUWINGを利用してJIS X 4081 UTF-8 extension形式に変換するツールです。 Firefox以外から検索を行いたい場合や、他の辞書と串刺し検索を行いたい場合などに使えます。
このツール自体は任意のディレクトリに展開するだけです。 ただし、FreeUWINGの導入以外に以下の要件を満たす必要があります。
それより古い版での動作は確認していません。
Unocodeサポートを利用しています。 実際の動作確認は5.22.4で行いました。
辞書データへのアクセスに利用しています。
Life Science Dictionary Toolの辞書をSQLite3形式のデータに変換するのに利用しています。 ライフサイエンス辞書ツールの辞書のみを扱う場合は不要です。
ライフサイエンス辞書ツールの辞書を変換する場合は、アドオン内に通常はsqlite/lifedic_YYYYMM.sqliteとして含まれる辞書データを、変換ツールを展開したディレクトリにlifedic.sqliteというファイル名でコピーします。
Life Science Dictionary Tool の辞書を変換する場合はアドオン内に含まれる 辞書データ (dic/*.js) を単一のディレクトリに展開し、 変換ツールに付属のスクリプトで SQLite3 のデータベースに変換します。
$ perl lsdjs2sqlite.pl [-f] [srcdir [outfile]]
srcdirに辞書データが存在するディレクトリ (デフォルトではdic) を、outfileにデータベースのファイル名 (デフォルトではlifedic.sqlite) を指定します。 outfileが存在する場合は何もせずに終了しますが、 -fオプションを指定していると上書きします。
必要に応じて当該ファイルを編集してください。 詳細はファイル内のコメントを参照してください。
通常のFreeUWINGを利用したツールと同様です。
$fuwmake
で辞書が生成されます。 パッケージを作る場合は
$fuwmake package
等のようにします。 packageの部分をpackage-tar-gzやpackage-tar-bz2に変えれば、それぞれに応じたファイル形式でパッケージが作られます。 デフォルトの設定で、変換元の辞書データも含めて変換に500MB弱、パッケージの作成にはさらに100MB強のディスクスペースが必要です。
20100515以降のeblook 1.6.1+mediaとLookup 1.4+media向けの補助パッケージが含まれています。 利用すると条件検索検索時におけるcontentの表示が改善されます。
深刻なものは無いはずです。
ツールのライセンスはGPL v2に従って下さい。 ツール及び作成された書籍は正当な権利の範囲内で利用してください。 正当な権利の範囲がわからない方は使用しない事をお薦めします。
2021/09/06 @INCにカレントディレクトリが含まれないPerl (5.26以降) に対応した。 空の著作権情報が作成されないようにした。
2017/11/20 Life Science Dictionary Toolに含まれる辞書にとりあえず対応した。
2017/09/13 バージョン 1.0.17073100以降に含まれる、lifedic_201603.sqliteに対応した。
2013/08/27 公開。
written by Kazuhiro Ito (mailto: )