ぢゅるるるる〜〜ぢゅう〜、っと、少々下品な音と共に僕は里香の乳首を吸い上げる。
「ふあっ、や、やだ……こんなのって……!」
指先でされるのとはまた違った、より動物的な刺激を与えられて里香は悶える。
僕もいつしか目を瞑るほど夢中になって、里香の乳房を掴み、むしゃぶりつき、視覚抜きで里香を感じた。
不思議と、口や手で里香の胸を愛撫するのに慣れてきたようだ。
どういう風にしたら里香が気持ちいいのかもわかるような気がするし、里香の乳首を傷つけないようにするのも容易かった。
同じように、里香も十分に胸の愛撫に慣れたようで、気持ちよくなりつつあった。
「はぁんっ! ゆういち、ちょっと、ほんとに……! これじゃ、わたしこのまま……っ!」
胸だけで達してしまうというのだろうか。よし、そうしてやろうじゃないか。
僕は今まで里香のお尻に回していた右手を動かして、僕から向かって右にある里香の乳首を摘みあげた。
「ふぁんっ……!」
一時空いていた乳首もギュッ……ギュっと摘みあげられ、里香は女の子らしい形の腰を揺らして感じていた。
僕は乳房を揉みつつ乳首を吸い上げるのと、乳首を摘む動きを連動させて、里香をそのまま絶頂に押し上げようとする。
チラリと彼女の目を見ると、興奮で涙ぐみ、イキかけているのがよくわかった。
「はっ……!ぁん……! はぁっ、イ、イクッ! 胸だけされてイッちゃうよう……!」
里香のその嬌声に合わせ、僕が一層強く愛撫をすると、彼女は達した。
僕のふとももの上で、里香は小柄な身体をビクビクと震わせながら、滑らかなラインの背筋をゾクゾクと震わせながら、
ほとんど胸だけを愛撫されて絶頂に達したのだ。
そして、達する瞬間、彼女の両乳首はとても硬くなっていた。
「はあああんっ……!!!!ひっ、あっ、イクッ……!! は……!」
今までに無い形で達した里香は、まだ僕が触れてもない秘部から潮を噴き出して、僕のふとももの内側や股間を透明な液で汚した。
……そのさらさらとした刺激が原因なのか、里香のいやらしい姿を目の当たりにしたせいなのか、
僕の中で、里香を愛撫する最中には忘れていた欲求がにわかに吹き出してくるのを感じていた……。
僕は、ついさきほど達せさせたままの体位で、里香に挿入することにした。
幸いなことに、以前に同じような体位でしたことはあったし、
里香ももう十分濡れているのだから、いきなり挿入しても痛がらせることは無いと考えた。
まぁ、それより何より、これ以上お預けをくらうことは、健康な青少年男子には無理というものだ。
「はぁ……はぁ……わたし、むねだけ……で……」
里香の方は、絶頂の余韻がほどよく残り、夢心地とも言える状態だった。
これから挿入したら、連鎖的に気持ちよくなってもらえる可能性は十分だ。
僕は決した。まず、今まで出番の無かったペニスの、先走り液でヌルヌルの剥き出しの亀頭を、濡れそぼった里香の秘裂に縦になすりつける。
「っ!」
絶頂の余韻に浸っていた里香は、いきなり秘裂にニュルニュルとした刺激を加えられて驚いたようだ。
「やっ……! も、もしかして、このまま……!?」
今日初めて秘裂に愛撫されたせいで流石に目が覚めたのだろうが、もう遅い。
達したせいで身体に力が入らなくなり、心も快感に染まった今の里香では、僕に抵抗出来るわけがない。
僕は右手で里香の腰を持ってやりながら、何度も何度もニュルニュルと秘裂を亀頭で縦に撫でてやった。
「ふぁっ……やだ……! やっ……!」
口でこそ嫌がっているが、秘裂は今にも僕の亀頭に割って入られそうなほどに濡れて柔らかくなっている。
「……何言ってるんだよ。身体は正直じゃないか? ほら!」
僕は芝居がかった口調でそう言いながら、グッと秘裂にペニスを押しつける。
その瞬間、ズチュッとした音がして、僕と里香は一つになった。
「あ、あ……!」
里香は詰まるような嬌声をあげ、しかし僕を悦んで迎え入れる。
瑞々しい肉襞の感触が、僕のペニスを溶かすような快感をもたらした。
僕は、その結合が解かれないように、右手でしっかり里香のお尻の辺りを押さえてやりながら、
上下前後に腰を振ってやった。
その度に、僕のペニスをくわえ込んだ秘裂が肉棒に突き上げられ、
里香は再び絶頂に向かって息を荒くし始めた。
その様子に満足した僕は、更に先ほどと同じように乳房を掴み、乳首に勢いよくむしゃぶりつき、吸い上げる。
感度は先ほどと変わらないようで、里香は耐えられずに身体をビクビクと震わせた。
「ひゃああん……っ!」
どうやら、もう軽く達してしまったらしい。
僕は、達したことで締まりがよくなった、里香の膣中(なか)のキツイ感覚を楽しむように突き上げる。
「ふぅ……はっ……! 今日の裕一、おかしいよっ……! どうして、胸ばっかり……!?」
里香は残った理性を総動員して僕に問いかけるが、僕からの返事は、里香の膣中を強く突き上げることだった。
先ほどまでのがキツさが一時緩んだ時だったので、濡れそぼり、ほぐれきった肉襞をペニスは突き抜けて、子宮口までコツンと突いてしまう。
「ああああっ……!!!」
里香はまた小さめの絶頂に達し、更なる快感におぼれてゆく。
とはいえ、もちろん僕の方にも絶頂への限界というものがある。
僕はそろそろ、里香の中で里香と共に果てることにした。
もちろん、里香の膣内で射精することに、妊娠の危険を感じないでもなかった。
が、里香がこういうことをするのを許してくれる時は、必ず体温を測っていて、それで今までも安全だったのだ。
けれど、若さ故の過ちというのは僕も里香もしたくないので、最近はコンドームを使うことも多々あった。
……ということで、これから僕は里香に久しぶりの「中出し」をするのだということを自覚して、更に僕の勢いは高まった。
その勢いが、元々はオスの征服欲から出ているのか、種の保存欲求から出ているのか僕にわかるはずもない。
が、一つだけ言えることは、僕は出来る限り里香を気持ちよくして、自分も気持ちよくなりたいということだ。
僕は下腹に力を込めながら、一層意識して里香の乳首を愛撫し、下半身に溜まった熱を里香の奥へ奥へとぶつけるように突きあげた。
「ふぁっ、はぁっん……!!!イ、イク……!裕一、わたし……また……!!!」
里香の言葉はもはやそれで十分だった。
僕は里香とタイミングを合わせて激しく達せられるように、腰の振り幅を大きく長くした。胸への愛撫もちゃっかり継続している。
そして、ついにその時がやってきた。
「あっ……!あ……!!!」
大きな絶頂の兆しなのだろう、里香の身体が震え始めた。
僕は思い切り彼女をズンと突き上げ、身体と身体を密着させるようにし、乳首を前歯で優しく噛んだ。少しでも、近くで里香を感じていたい。
そう思った瞬間、二人の感じている快感は、ほぼ同時に弾けた。
僕のペニスがドクンと波打ってマグマのような白濁液を膣中に流し込んだのと、里香の身体と膣中がキュウッと震え上がったのは、
いったい、どちらが早かっただろうか。
「はぁぁぁん、ふああああああっっっっ!!!」
里香はとても艶っぽい声を上げ、激しい絶頂に達した。
もう彼女が快感から逃れるようなことはせず、心身の全てで快感を受け止めているようだった。
僕はというと、熱くて、気持ちよくて、本当に溶けてしまいそうなくらい気持ちの良い射精を続けていた。
ドクドクドク……まるで、里香に魂を搾り取られているかのような感覚だった―――。
……一瞬にも永遠にも感じられた絶頂の時間が、何時の間にか過ぎ去っていくのが、僕には少し惜しいように思えた。
二人で余韻に浸り、ハッキリしない意識の中で、自分の息の荒さと、里香の温もりだけを感じていた。
なんとはなしに里香の乳首を、尖らせた舌先でペロリと舐めてみると、彼女は僅かに身体をピクンと震わせて反応した。
あぁ、本当に乳首が感じやすかったんだな……それが僕の、正直な感想だった。
おわり