―――最悪だ。
今までにも最悪な事は沢山あった、ここ1年でも夏目に殴られたとか多田コレクションが里香にバレた時など
でも、こんなの今の状況に比べたら全然平気だ。
今僕の目にはドアを開けてドアノブを握ったまま固まってる里香が映ってる。
当の僕は…その……僕だって健全な18歳であって性欲を持て余して一人でする時もある
つまり僕はオ〇ニー姿を里香に見られたのだ。
やっぱり最悪だ
――時間の流れをえらくゆっくり感じた
実際には里香が普通にドアを開けただけなのに、僕の目にはスローモーションでドアを開ける里香が映っていた
そして、里香はドアノブを握り、僕はアレを握った状態で2人とも固まった。次の瞬間僕は目を瞑っていた
―――〔怒られる〕僕は何故かそう思った。しかし、里香は何も言ってこない。
恐る恐る目を開けるとそこには信じられない光景があった
里香は相変わらずドアノブを握っている。しかし、顔は真っ赤にしてうつむいている。そして、「ゴ、ゴメンね裕一、邪魔しちゃって……」
と言って逃げる様に僕の部屋を出ていった
『………へっ?』実にマヌケな声だでもしょうがない。それほど今の里香の行動は衝撃的だったんだ
里香のあんな姿今までに一度も見た事がない。多田コレクションの時だって不気味な笑みを浮かべていたのに…
そんな事を考えていたら急に〔追いかけろよ馬鹿野郎〕と思った。いや、実に当たり前の事だ。僕は忙いで家を出て自転車で里香を追いかけた
もう空は暗くなりかけてる、思ったよりも早く里香に追いついた
『里香…ごめん……』「………」
『あの……』次の言葉が出て来なかった
「………」里香は変わらず黙っている、でも怒ってはいない顔を真っ赤にしてうつ向いたままだ
しばらく無言の状態が続いた後、ようやく里香が口を開いた
「……開けた瞬間びっくりしたな」
『…ごめん』
「でもしょうがないよね裕一だって男の子なんだし…」
『…ごめん』
「謝らなくていいよ」
『…ごめん』
「だからいいって」
『…ごめん』
「もう………」
また無言の状態になった
謝ってばかりじゃなくて何か喋れよ糞裕一、と思ったが…やっぱり何も喋れなかった
どれほど時間が経ったのだろう…空はもうすっかり暗くなった
土下座をしたら許してくれるかな?などと考えていると「あのさ裕一……誰の事を考えてし、してたの?」と不意に里香が聞いてきた
一瞬訳がわからなかったが、すぐに質問の意図を理解した。もちろん里香の事を考えてたに決まってる
『………』しかし、言えなかった
「ねぇ、誰なの?」
『………』
「黙ってたってわからないよ…も、もしかして私の事?」
僕は力なく首を縦に振った
「そっかぁ……」
気のせいかもしれないけど里香が一瞬喜んだ気がした
『ごめんな…里香』
「………」
『ごめん…』
「………あのさ、裕一は私としたいの?」
何を言ってるんだこの女は
『…コクコク』
そして何うなずいてんだ俺
「ふーん…」
「あのさ…今日ねお母さん家にいないの……」
『……ッ!』こ、これはどういう意味だ。
「……家に来る?」
そして僕達は里香の家へ歩きだした
空には半分の月が浮かんでいた
で、今僕は里香の部屋でベットに腰掛けている。隣には里香がいるのだが妙な距離が空いている
このままじゃラチが明かないので勇気を出して話しかけてみた
『あ、あのさrガッ』緊張のせいなのか[り]という単純な単語で舌を思いっきり噛んだ……情けない
そして僕はいつかの脛を打った時の様に『ひたぃ!ひたぃ!』と大袈裟に叫んだ。
すると「アハハ裕一緊張し過ぎ馬鹿みたい」と里香が笑った。怒るとこなのかもしれないけど、僕も一緒にうはは、と笑った
不意に里香と目があった…僕達は距離を詰めた………そしてキスをした。といっても普通のキスだ、僕はそのまま里香を優しくベットに押し倒した
すると里香が「あ、あのね…その…恥ずかしいから電気消して」と言ってきたので電気を消した、内心明るい方が良いなぁ、と思っていたが里香に従った
半分の月灯りだけになった部屋で僕はシャツを脱ぎ上半身裸になって里香に覆い被さった。
そして、またキスをした今度は舌を絡めながらのキスだ。舌を入れた瞬間里香は驚いた様だが、すぐに舌を入れ返してきた。ディープキスってのがこんなに凄いものだとは知らなかった、キスをしてるだけなのに頭が溶けそうだ…。
いつまでも堪能していたかったけど、里香が少し苦しそうな顔をしたので止めた
「…プハッやり過ぎだよ裕一」なんだかとてもエロかった。そう、多田コレクションのどれよりも今の里香の顔はエロかった。
『服…脱がすよ』そう言って僕は脱がそうとしたけど
「…恥ずかしいから自分で脱ぐよ」と言って里香はベットの上に僕に背を向けたて座った、そして服を脱ぎ始めた。次第に里香の白い肌が露出していくのを僕は食い入る様に見ていたのだが
「恥ずかしいから見ないでよ」
『お、おう』なので僕も里香に背を向けてズボンを脱いだ
『も、もう良いか里香』
「…いいよ」
僕は振り向いた、しかし、里香は背を向けたままだった。でも、何も身に付けていない小さな里香の背中は凄く綺麗だった。
「は、恥ずかしいよ…」
そりゃそうだ、なので僕はそのまま里香の体を後ろから抱きしめた
「キャッ…」
『そのままでいいから体預けて』
そして僕は壁に寄りかかり里香を前に座らせ、また後ろから抱きしめた
そして僕は、後ろから学校一の貧乳と言われた里香の胸を触った。
「…ッ」途端に里香の体が震えた。
『だ、大丈夫か里香?』そう言って僕は胸から手を離した。
「続けていいよ、ちょっと驚いただけだけだから、でも優しくしなさいよね。」
『わかってるよ』
また胸に手を伸ばした、(や、柔らかい)考えてたよりも里香の胸はずっと柔らかかった。
うん、悪くない。貧乳と言われた里香だが、そんな事は無いと思う。だって、僕の手の中には、小さいながらもしっかりと自己主張している里香の胸がある。
「ハァハァ…」揉んでるだけだが、里香の息づかいは段々と荒くなっていってる。
いつまでもこの柔らかさを堪能していたかったけど、そんな訳にはいかないから僕は、里香の胸の頂点を優しく摘まんだ。
「アッ…」里香の息づかいが一段と荒くなった。
そのまま胸を愛撫していると、最初は固かった里香の体が完全に僕に寄りかかってきた。
「ハァハァ…ンッ…裕一胸ばっかり触り過ぎ…変態」
何故か少々ムカついたので、右手を里香のパンツの中に伸ばし秘所を触った。
「ヒャッ……い、いきなり触らないでよ」
『里香が胸ばっかはヤメテって言ったんだろ?』
「そ、そんな事!」
『そんな事言ってるくせにもう濡れてるぞ』あれ?僕こんな性格だったけ?
「ンッ…アッ…」しばらく弄っていると里香の口からは完全に甘い声が漏れていた。(そろそろいいかな?)
『里香、指入れるよ。』
「……いいよ」
クチュ…
「ンアッ…イツッ…」
指一本だけだが里香の膣はとてもキツかった。
僕は、出来るだけ少しずつ指を動かし膣をほぐしていった。少し指を動かすだけで里香の口からは甘い声が漏れてくる。
なので僕は、少しずつ、少しずつ指を動かす速度を上げていった。
「ンッ…ンッ…」初めは少し痛がっていた里香だが、もう完全に快感に酔いしれてる。声の間隔も指の速度を上げる度に短くなっている。
(もしかして、イキそうなのかな?)なんてくだらない事を考えた僕は、しつこく胸を触っていた左手を里香の股間に滑らせ、クリ〇リスを弄った。それと同時に右手の速度も上げた。
「アァッ!ダメッ、ダメ…裕一ぃ…これ激し……イァ!」
里香はもう限界みたいだ。僕は豆をキュッと摘まんだ。
「ヒャァ、もうダメェェ…イ、ク…イッチャウ……ンァァァ!」
そして、里香は僕の腕の中で果てた。
「ハァ…ハァー…」
『大丈夫か里香?』
「大丈夫。…それにしてもアタシあんな声出すなんて……」里香は手で顔を隠した。
あぁ、可愛いなチクショウ。だけど、僕の息子はそんな事言ってられない状態だった。
『里香…ごめん俺もう我慢出来ない。』そう、このままだと暴発しそうな状態だった。でも、しょうがないだろ?
「そうだね…」
そして、僕はベットに里香を仰向けに寝かせパンツを脱がした。
電気を付けたままの方が良いって思ってたけど、撤回する。月灯りに照らさた里香の身体は凄く…綺麗だった。
そして、僕も服を脱いだ。ギンギンになってる僕の息子を見て、さすがに里香も驚いたらしく
「ッ!……そんなに大きいの入れるの?」
『大丈夫だよ。』…根拠はないけど。
僕は四つん這いになり里香に跨がった。里香の顔は強張っていた、僕も同じような顔だろうけど、引きずった笑顔をしておいた。
さて、いよいよだ。…こういう時に何て言えば良いんだろう?
『…入れるよ、里香』とりあえず無難に言っておいた。
「う、うん。」
(行くぞ…!)僕は意気込んだ。しかし、思うように入らない。何度か挑戦していると、ようやく先端が少し入った。
「ンンッ!」
里香の顔が少し歪んだ、迷った挙句一気に入れることにした。
『一気に行くよ。』
「えっ?アッ………イッンンンァ!」
クッ、ヤバい!里香の中は息子を容赦なく締め付けてくる。僕は目を瞑って耐えた。
目を開け里香の顔を見ると…………里香が泣いていた。僕は慌てて
『ご、ごめん里香、痛かったよな…』
「ううん、違うよ裕一。」
『えっ?』
「確かに痛いけど、アタシね…嬉しい。やっと好きな人と一緒になれて嬉しいの。」そう言った里香の声は震えていた。
『里香ッ!』僕は里香を抱き締めた。力強く。
「裕一、好きだよ…」
『あぁ、好きだよ、里香』
僕達はキスをした…心がとても暖かいもので満たされていった。
「そろそろ動いていいよ。」里香の痛みが和らぐまで僕は里香を抱き締めていた。
『じゃあ、動くよ。』
ゆっくりと動かしたが、やっぱり里香は苦しい顔をしていた。
なので僕は、里香の胸の先端を優しく舐めた。
「ヒッ!…な、舐めない…ンッ…でよ。」
僕は気にせず舐め続けた、そのおかげか里香の顔が苦痛で歪まなくなっていた。そして、腰を少し早く動かした。
「ハンッ!…気持ち良いよ……ッ」
『俺もだよ…クッ』里香の締め付けは凄く、踏ん張っていたが僕は段々とヤバくなっていった。
僕は少し角度を変えて腰を振った。すると
「アッ!そ、そこ…いいっ!……んはぁ!」
とたんに、締め付けが一段と強くなった。
(こ、これはヤバい)僕の我慢は限界に近かった。でもそれは里香も同じはずだ。
でも、どうやらここが里香の弱点らしいので、そこを突いていった。
「ハァハァ…、んん!アタシそろそろ…いぁ!」
やっぱり限界が近いらしい。僕はスパートをかけた。
「い、いぃ!裕一ぃ……も、もう…ダ、ダメェ…!」
『クッ!お、俺も限界!』
「うんっ…一緒に…一緒にぃ!んぁぁ!」
『里香ッ!』
「んやぁぁぁぁぁ!あ、熱い、あぁぁぁ!」
そして僕達は果てた。
その後僕達はベットで抱きあっていた。
「…ありがとう裕一。」
『ん?何が?』
「なんでも…でも、ありがとう。」
『あ、あぁ』
『里香、これからもずっと一緒にいような。』
「うん、ずっと一緒にいようね。」
僕達の未来は長くはないのかもしれない、けど、僕は一生里香を守る。
これからも、ずっと。
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