+C#+言語セクション?
匿名メソッドは、基本的にコード ブロックをデリゲート パラメータとして渡すために作成します。
書き方1:
button1.Click += delegate(System.Object o, System.EventArgs e) { System.Windows.Forms.MessageBox.Show("Click!"); };
書き方2:
delegate void Del(int x); Del d = delegate(int k) { /* 処理 */ };
//デリゲートの宣言 public delegate void Del<T>(T item); public void Notify(string str) { }
Del<string> name = Notify;
デリゲート オブジェクトには、+ 演算子を使用して二つデリゲートを結合できます。結合されたデリゲートは、結合元の 2 つのデリゲートを呼び出します。結合できるのは同じ型のデリゲートだけです。- 演算子を使用すると、結合されたデリゲートからコンポーネントのデリゲートを削除できます。
MSDNにいいサンプルがあります:
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms173175(v=VS.80).aspx
ラムダ式は式とステートメントを含めることができる匿名関数であり、デリゲート型または式ツリー型を作成するために使用できます。
ラムダ式はラムダ演算子 => が使用され、この演算子を「~に入力」と理解します。 ラムダ演算子の左辺で入力パラメーターを指定し (ある場合)、右辺には式ブロックまたはステートメント ブロックが入ります。 => 演算子と代入 (=) は優先順位が同じで、結合規則が右から左です。~
ラムダ式 x => x * x は、「x を x * x に入力」と読みます。この式は、次のようにデリゲート型に割り当てることができます。~
delegate int del(int i); static void Main(string[] args) { del myDelegate = x => x * x; int j = myDelegate(5); //j = 25 }
ツリー型を作成するには
Expression<del> myET = x => x * x;
右辺に式があるラムダ式を式形式のラムダと呼びます。 式形式のラムダは、式ツリー (C# および Visual Basic)の構築に幅広く使用されます。~
(input parameters) => expression
(x, y) => x == y
(int x, string s) => s.Length > x
() => SomeMethod()
(input parameters) => {statement;}
delegate void TestDelegate(string s); … TestDelegate myDel = n => { string s = n + " " + "World"; Console.WriteLine(s); }; myDel("Hello");
匿名メソッドと同様、ステートメント形式のラムダを使用して式ツリーを作成することはできません。
標準クエリ演算子の多くが、汎用デリゲートの Func<T, TResult> ファミリに属する型の入力パラメーターを持ちます。 Func<T, TResult> デリゲートは型パラメーターを使用して入力パラメーターの数と型、およびデリゲートの戻り値の型を定義します。 Func デリゲートは、ソース データのセット内の各要素に適用されるユーザー定義の式をカプセル化する場合に非常に便利です。 たとえば、次のデリゲート型を
public delegate TResult Func<TArg0, TResult>(TArg0 arg0)
このデリゲートを Func<int,bool> myFunc としてインスタンス化できます。int は入力パラメーター、bool は戻り値です。 戻り値は必ず最後の型パラメーターで指定されます。 Func<int, string, bool> は 2 つの入力パラメーター (int と string) と戻り値の型 bool を持つデリゲートを定義しています。 次の Func デリゲートを呼び出すと、入力パラメーターが 5 に等しいかどうかを示す true または false が返されます。
Func<int, bool> myFunc = x => x == 5; bool result = myFunc(4); // returns false
たとえば System.Linq.Queryable で定義された標準クエリ演算子において、引数型が Expression<Func> の場合もラムダ式を使用できます。 Expression<Func> 引数を指定すると、ラムダは式ツリーにコンパイルされます。
標準クエリ演算子である Count メソッドを次に示します。
int[] numbers = { 5, 4, 1, 3, 9, 8, 6, 7, 2, 0 }; int oddNumbers = numbers.Count(n => n % 2 == 1);
入力パラメーターの型はコンパイラが推論できますが、明示的に指定することもできます。 この特定のラムダ式は、2 で除算したときに剰余が 1 になる整数 (n) をカウントします。
次のメソッドは、配列 numbers 内の "9" の左側にある要素をすべて含むシーケンスを作成します。これは、"9" がシーケンス内で条件を満たさない最初の数値だからです。
var firstNumbersLessThan6 = numbers.TakeWhile(n => n < 6);
次の例は、複数の入力パラメーターを括弧で囲んで指定する方法を示しています。 このメソッドは、値がその位置よりも小さい数値が出現するまで配列 numbers に含まれるすべての要素を返します。
var firstSmallNumbers = numbers.TakeWhile((n, index) => n >= index);
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