吸血鬼幻想


※お嬢様は性的知識皆無という脳内設定になっております
途中までお嬢様視点、途中から香霖視点になってます




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――紅魔館

 なんか……おかしいわ、まあ元々おかしい所はあるけど。
何がって?妹の事よ、あの日勝手に家を出て行って帰っきてからちょっと様子が変わったみたいなの。
ん、名前?妹の名前はフランドールよ、そして私は姉のレミリア。この紅魔館の館主よ。
……で、本題に戻るわ。
妹な事なんだけど…時々地下の妹の部屋の前に行くとね…

「あっ……はぁんっ!いっ、イイよぉ……」

 こんな声が聞こえてくるの、何やってるのかしら?
面倒な事だったら嫌だから敢えて放置しといたけど…やっぱり気になるわ。
今日こそ確かめてみるわ。

 バタンッ

「フランッな…ッ!?なっ何してるのよフランッ!」

 何?何が起こってるの?
入浴でもないのに裸になって……
身体を絡ませあっておかしな声を出して……

「あっ、お姉様……あふぅ……」
「……何してるのよフラン」
「知らないの、お姉様…ココをこうするとね、ああんっ!……すっごく気持ちイイんだよ」
「フッ……フンッ!し、知ってるわよそれくらい!」(いや、まあ……ホントは知らないんだけど)
「あはぁ♪お姉様に見つかっちゃったぁ…でも、でもっ指が止まんないよぉ!」

 ちゅくっちゅくちゅく……

 私が、紅魔館の館主が見てるのにはしたない格好でこっちにお尻向けて腰振って……
……いい度胸してるわね。


「……どこで覚えたのよ、そんな事」
「おっお兄ちゃんにねっ……教っえてもらっあっ、あぅんっ!あっイくっイっちゃうよぉぉ!」ぷしゃあ……

なっ何よいきなり!?
大きな声出して嬉しそうな顔でお漏らしまでして……

「……行くって何処へ?それにお兄ちゃんって誰よ?」
「ふにゅ〜…ズズズ……すぅ……」

 何この娘?解読不可能な暗号を多々残して一人で寝ちゃって。
……ムカつくわね。
しかし……起きるまで待つのも面倒ね、私も寝ようかしら。


――レミリアの寝室


「お休みなさいませ、お嬢様…」
「おやすみ…」パタン

 んん……いつもより早いせいか寝付けないわ。
何か体調もおかしいし…さっきのフランが目に焼きついて……
……アレ、そんなに気持ちいいのかしら……
確か、ココをこうして……

「ひゃんっ!」

 な、何これ?電気が走ったみたい……

バターンッ!

「ど、どうなさいましたお嬢様!」
「なっ何でもないわよ!……ちょっと夢見ただけ」
「そ……そうでしたか、では……」パタン

 あー、ビックリした。
こんな事してるの咲夜に見つかったらどんな反応されるか……

……でも、もう一度、もう一度だけ。
声さえ抑えれば大丈夫よね。

すりすり……くちゅ

「んっ、はぁ……ふぅ」

 あっ凄い、この感じ……指でなぞってるだけなのに……
……もっと早く動かしたらどうなるのかな……

 ちゅくちゅくちゅく……

「あっふぁっあんっ、ぅあ…き、気持ちイイ……」

 何コレ凄い凄いスゴイよぉ……
おまたが濡れ始めてから下半身に力が入らなくなって……
声、抑えなきゃ……でも、だんだん、だんだん……

「ひぅっ、あっふぅぅん……」

 シーツ噛んでたから声はガマンできたけど……
もっと……声出してもっと激しく擦れば……もっと気持ちいいのかな……
この「遊び」は……もっと研究する必要がありそうね。
……でも疲れたから今日はもう寝よう。

――翌日の夕方


「雨は降ってない、咲夜はまいた、後は裏から出れば美鈴も気付かない…ふふ、私って天才?」
「あら、一人だけマークを忘れてないかしら?」
「げっ!お、お姉様…」
「また出かけようとしてたわね…普段からあれほど一人で外出するなって言ってるのに」
「ごっゴメンナサイお姉様…でも、でもどうしても行きたい所があるの!」

 ホントこの娘、近頃変わったわね。
……多分行き先はこの娘を変えた張本人の所ね。

「しょうがないわね、行ってもいいわ…でも条件があるわ」
「な、なに…条件って?」
「どこ行くのか知らないけど私も連れて行きなさい」
「えぇっ!?……で、でもぉ」
「イヤならいいわよ、これから一生外に出られない運命になるだけだから」
「ぅー……」
「さあどうするの?」
「……つ、付いてきてもいいよ……」ヒュンッ
「あっ待ちなさい!」

 逃げ切る気ね、そして「付いて来てもいい」と発言した事を免罪符にして…ほんと浅はかな子。
破壊力は劣るけどスピードは私の方が上って事忘れてるのかしら?

――ビュンッ

「わっお姉様!」
「……フラン、私を置いていこうとしなかった?」
「ちっ違うもん!急いでただけなんだから!」
「ふーん、ならいいけどね」

 ん?降下し始めたわ、そろそろ目的地ね。

「……ここだよ、お姉様」
「……あれ?ここは私も前に来た事あるような」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――香霖堂

 くあ……あぁーあ、最近、というかずっと暇だなぁ。
客と言えば万引き常習犯の霊夢と物々交換オンリーの魔理沙しか来ないし……
もう暗くなってきたな、そろそろ外灯でも付けるかな。

ガチャッ

「お、お兄ちゃん……また来ちゃった☆」
「あっフランちゃんじゃないか、久しぶりだね」
「うん……ずっと来たかったんだけど、中々出られなくて……」
「で、今日はやっと出られたんだ?」
「うん……でね、その……」
「……この前したことが忘れられないとか」
「……ぅん、でもね」
「ん、でも?」
「ほらフラン、いつまで入り口でお喋りしてるのよ」
「あっお姉様、ちょっと……」
「えっお姉様って……えぇっ!?」

 お姉様ってあの……レミリア・スカーレットか……
確かに吸血鬼だけど……そうか、フランちゃんの言ってたお姉様って……
くそー聞いてないぞ、謝罪と賠償を要きゅ……てそんな事言ってる場合じゃない。
そんなとき外が……

サー…ぱらぱら…

「ん、雨かな?」
「えっ?……これじゃしばらく帰れないじゃない」
「やったあ!お兄ちゃん、遊ぼ遊ぼ♪」
「あ、いや……困ったな」

 フランちゃんは無邪気にこの状況を喜んでるがレミリアの監視下じゃ下手な事はできないぞ……
……ん?一際雨が強く……

 ゴロゴロ……ドドドッ……ピシャーンッ!

「おおっ雷か」
「きゃあっ!」ガタッ
「……お姉様、何してるの?机の下に隠れて」
「えっ……あ、何でもないわよ!」
「?……何でもないって言われても……」

 ゴロゴロドカーン!

「ひぃぃっ!」ドタドタドタ
「お姉様……?」
「レ、レミリアさん……?」
「「もしかして雷が恐いとか?」」
「そっそそそ、そんな訳ないでしょ!バッカじゃないの!?」
「「……ふぅ〜ん」」ニヤニヤ

 僕とフランちゃんの考えは一致したようだ、証拠はこの見事なハモり具合。
そして次に取った行動も実に息があっていた。

「恐くないならお外にでてみましょうよお姉様?」
「あっコラ、ちょっと……やめなさいって!」
「まあまあ……恐くないならいいじゃないか」
「良くないわよ!……大体私は吸血鬼よ?雨降ってるから無理よ!」
「……じゃあドアと窓開けるだけにしようか、この天気だから日光なんて出てないしね」ガラッバタン!
「えっちょっ……」ピカッ
「あ、今光ったよー」
「え、ちょっと……本当?」
「うん、大きな稲光が見えたよ」

 ドーン!ドーン!ピシャーンッ!

「きゃあああっ!」
「あれ〜?お姉様どうしたの大声出して」
「ひぃぃ……ちょっと本気でやめて……分かったから」
「別に僕たちが雷起こしてるわけじゃないしなあ……しかも恐くないんなら別にいいんじゃないかな?」
「もうやめて……恐いから……雷恐いからもうやめてぇ!」
「あはは☆やっぱり恐いんだぁ、お姉様の弱虫ぃ♪」
「最初から素直に言えばいいのに……」
「ふぇぇん、ぐす……意地悪ぅ」
「えっ……あれ?」
「あーあ、泣〜かした泣〜かした」

 ……予想外の反応だな、まさか泣くとは。
今まで誤解してたみたいだ、こんな少女らしい一面もあるんだな、何か……可愛いな。
まあいいや、ドア閉めてとりあえず泣き止まそう。
ガラッピシャ!

「ゴメンね、レミリアちゃん……もうしないからね」
「ぐすっ……ほんと?」チラッ

 うおっちょっと待て、そんな涙目+上目遣いで見つめられたら……
あぁもう止められない、後で殺されてもいいや。抱き締めたい!

「ほんとにほんと?」
「うん、もうしないよ……ほら、もう大丈夫」ガバッ
「あはっ……あったかぁい♪」

 ホッ、殺される心配は無さそうだ(この流れ自体不自然な気がするが気にしない事にしよう)。
しかし……マズイぞ、抱き締めた事によって僕のグングニルがクレイドル状態だ。
レミリアちゃんの幼きデーモンロードをスカーレットシュートして紅色の幻想郷に染め上げたい。

「……ねぇ」
「なんだい?」
「……私もアナタの事、お兄ちゃんって呼んでもいい?」
「……ああ、いいよレミリアちゃん。」
「お兄ちゃんも私の事……レミィって呼んで?」
「うん、レミィ……可愛いよレミィ」
「えへっ♪嬉しい!」ぎゅっ
「ちょっちょっとレミィ、そんな強く抱き締めたら……」
「……あれ?お兄ちゃん、何か硬いのが当たってるわよ?」
「そ、それは……」

 思いもよらぬオイシイ展開に身を任せようとしたその時だ。
……正直、この娘の存在を忘れていた。

「ちょっとお姉様!何お兄ちゃんとイチャついてんのよ!?」
「あっ、フラン……いたんだっけ」
「ずっといるよぉ……お兄ちゃん取ったらお姉様でも許さないんだからっ!」
「何よ、やる気?」

 ゴゴゴゴゴ…………

 イカン、何やら不穏な空気になってきたぞ……
目の前で幼女二人が僕を取り合って喧嘩か、これぞハーレム……
じゃない、止めないとマズイ。
こんな所で弾幕ごっこされたら僕と店と蒐集品が危ない。

「ね、ねえ……喧嘩はやめようよ……」
「「何っ!何か言ったお兄ちゃん!?」」
「い、いえなんでも……」
「お兄ちゃんは黙ってて!……行くわよお姉様っレーヴァテイン!」
「来なさいフランッ!ハートブレイクッ!」

 ああ、喧嘩をやめて〜♪僕の為に争わないでぇ♪とか言ってる場合じゃない!

「止めろ二人共!マジでやめろグア!」ブスッザクッ!

 さ、最悪のタイミングで出てきてしまったようだ……
二人のスペルが見事に直撃したよ。

「うわわわっ……大丈夫お兄ちゃん?」
「いたたた……だ、大丈夫……じゃないかも」
「もうっフランが禁忌なスペル使うから……」
「お姉様だって十分危ないじゃない!」
「何よ!」
「コンテニューするの!?」
「……また僕は無視か……いててっ!」
「……って馬鹿な妹に構ってる暇はないわ、お兄ちゃん痛かった?」
「……物凄く痛い」
「どうしよう……お兄ちゃん死んじゃうの?」
「痛いけど……二人が仲直りしてくれれば治っちゃうかも」
「えっ……えぇと……うぅ〜ん、お兄ちゃんが元気になるなら……」
「……お姉様、ごめんね……仲直りしましょう」
「しょっしょうがないわね、仲直りするわ……でもこれもお兄ちゃんの為なんだからねっ!」
「ああ良かった……」
「……で、お兄ちゃんに聞きたい事があるんだけど」
「なんだいフランちゃん?」
「さっきお姉様とラブラブしてたよね?……正直、お姉様と私……どっちが好きなの?」
「……それは私も聞きたいわ」
「えぇっ!?」

 一難去ってまた一難だ、ぶっちゃけありえない。
ZUN帽着てても二人は、むちゃくちゃタフだしぃ♪
なーんて歌ってる場合じゃない、こりゃどっち選んでも後が恐い。

「ふ……二人共好きじゃ……ダメかな?」
「「ダメッ!!!」」

 うぅ……どうしよう、二人共物凄く程愛しいが今は物凄く恐い。
どうしよう、授業の内容は♪こんな時、全然使えません……って
ああそんな古いラブソング歌ってる場合じゃない、どうしたらいいか誰か教えてエロイ人……
ん、エロイ人?……そうだっ!

 僕はベッドのある部屋に移動しおもむろに下着を脱ぎひどく大きくなったモノを曝け出した。

「……ところで僕の股間をみてくれ、コイツをどう思う?」
「すごく…大きいわ……って何ゴマかそうとしてるのよお兄ちゃん!」ジャキンッ!
「待て待て、その物騒なヤリはしまいなさい……フランちゃんもその剣出しちゃダメだって危ないから」
「で、ソレ見て私達はどう思えばいいの?」
「……フランちゃんは前に説明したから知ってるよね?何でこんなになってるか」
「ちょっちょっとフラン、説明しなさいよ」
「うん、確か好きな女の子を見るとそうなるんだよね?」
「その通り……レミィは……知らなかった?」
「しっ知ってたわよっ!」
「じゃあこの後の処理はどうすれば分かるよね?」
「えっ……?(ど、どうすれば……)」
「こうするんだよねっ!はむっ」
「おおうっ」

 流石フランちゃんだ、察しがいい。
的確に僕の喜ぶ事をしてくれる、レミィは……
口ではああ言ってるがどうすればいいか分からないみたいだ、呆然とフランちゃんのフェラチオを見守っている。

「えっ何?どういう事なの……?」
「ココこう刺激すると気持ちいい、つまり……あっソコいいよフランちゃん」
「ちゅるっぺろぺろ……お姉様、こうやって気持ち良くしてあげるとせーえきっていうのが出るんだよ」
「そ、それでそのせーえきとやらが出たからなんだって……」
「つまりレミィとフランちゃん、気持ちよくさせて精液を出させた方が好きって事だよ……オゥっそこそこ」
「ん、ほう?ふむぅ……」
「あぁっそうそうイイよ、フランちゃん……」
「えっ……ちょっと独り占めしないでよフラン!わ、私もお兄ちゃんを気持ち良くさせるんだからっ!」
「ぉぉぅ!レミィ……」
「あむっお兄ちゃん気持ちいい?」
「ちょっとズルいわよフラン、私も……んむぅ」
「ああ……いいよ二人共」

 フランちゃんの僕仕込みテクニックとまだぎこちないレミィの懸命な奉仕……
嗚呼、二人のレッドマジックで紅色の冥界までイきそうだ……
まさに吸血鬼幻想っ!このままスカーレットマイスタマイスタマイスタマママママイ……

「お兄ちゃん、ココ舐めるとイイんだよねっ?チロチロ……」
「あー、ズルイ!私なんかこんなとこも触っちゃうんだから!スリスリ……」
「ちょっ二人共っ!そんなにしたら…ああっもう!出すよ出すよぉ!」
「わは♪」
「……えっ?」

ドプッピュルッ!ドクドクドク……

「きゃっ!な、何!?」
「あはっ!せーえきぃ……ぺろ」
「こ、これがせーえき……ぺろぉ……うぅ(苦いよぉ)」
「ふぅ……良かったよ、二人共」
「「…………どっちも?」」
「あっいや……」
「私が、私のお口が気持ちよかったんだよね?」
「いやいや私がぺろぺろしたからよね?」
「……正直言うとね」
「うんうん!何!?」
「……どっちでイったか分からないんだ」
「えぇ〜!」
「何よそれ!」

 二人ががなりたてて僕の胸を叩く、その様子はこの世のものとは思えない可愛らしさであるが……
ボゴォッ!ドスッ!ドドドド……

 ……正直、胸部が良くて陥没悪くて空洞が出来るくらい痛い…このままだと死ぬ。

「ゲファッ!ゴフッ……グェェェ……い、痛い痛いマジでやめて!」
「んもう!ハッキリしてよお兄ちゃん!」
「ねえ、フランだよね?フランのほうが良かったよね!?」
「ちょっちょっと待って……ゲフッ!いい事思いついたから許して……」
「「いい事?」」

 ホッ……一命は取り留めた、目をキョトンとさせて僕を見つめる姉妹。

さ あ こ れ か ら が 本 番 だ !

「……やっぱりさ、一番好きな人が一番気持ちいい訳だ」
「さっきそれで分からないって言ったのお兄ちゃんでしょ?」
「だーかーら、まだ試してないところがあるじゃない?どっちが気持ちいいか」
「あ、分かった!ここでしょ、お兄ちゃんっ!」サッ……ガバッ

 理解したと同時に着てる物を脱ぎ堂々と僕に下半身を晒すフランちゃん、
嬉しいんだけど……もうちょっと恥らって欲しいというのは僕の我侭だろうか。

「ちょっとフランッ!はしたないわよ!」
「えぇ〜、じゃあお姉様は不戦敗でいいんだ?」
「クッ……わ、分かったわよ……」パサッ……
「こ、これでいい?……お兄ちゃん」

 顔を真っ赤にして俯かせ恥じらいながら前を隠すレミィ。
緊張のせいか羽がピンと立っている…くぅぅ、これだよ!コレ!
……ん、あ……いや、これは僕の個人的な趣味なので……深い詮索はしないように、ゴホンッ

「そ、それで…どうすればいいの?」
「オチンチンをお股に入れて動かすんだよ?お姉様したことないの?」
「あ、あるわよそれくらい!確認しただけよっ!」
「……レミィ、それが本当ならいいが……嘘だったら今のうちに正直に言った方がいいよ」
「お、お兄ちゃん……あなたまで」
「初めての時ってね……血が出るし物凄く痛いんだよ?……フランちゃんだって痛くて泣いちゃったんだよ?」
「えっ……うっ……」
「違うもんっ!あの時泣いたのはお兄ちゃんと一つになれて嬉しかったから……」
「まあまあフランちゃん……レミィ、初めてじゃないんならスッと入れてどんどん動かすけどいいね?」
「お兄ちゃんと……一つに……」


「お兄ちゃん早くしよーよー」
「……うん、そうだね。じゃあ早速」
「待って!」
「……どうしたんだい?」
「正直に言うわ……私、初めて……なの……痛いの、ヤだから……その」
「よく言えたね、意地っ張りなレミィもいいけどやっぱり素直な方が可愛いよ」
「えっ……ほ、ホント?」
「本当だよ……フランちゃん、予定変更だ。先にレミィとするからそこで見てて」
「えぇ〜見てるだけなのぉ?」
「だってこれじゃ不公平だろう?まずレミィの身体をほぐさないと……フランちゃんも最初は痛かっただろう?」
「う、うん……」
「じゃ、始めるよレミィ……こっちおいで」
「え、ちょっと……フランが見てる前でするの?」
「いいじゃないか、どの道後から同じ事するんだし」
「で、でも……」
「ほーら我侭言わない!」

 僕はレミィを後ろから抱きかかえ布団に腰掛けた。
そしてフランちゃんが良く見えるように正対して後ろからレミィの身体を弄り回した。

「レミィのおっぱい……膨らみかけなんだね、可愛いよ」
「あっ……何か、変な感じぃ……」
「知ってた?こうやって揉むと大きくなるんだよ……あ、ココ硬くなってきたよ」

 威厳ある館主として誰にも見せた事のない、当然触らせた事もないであろうレミィの裸体を撫で回す。
胸は小さいのでさする様に揉むが甘い吐息が漏れている、気持ちいいのだろう。
次第に小さく可愛くピンク色の乳首がピョコンと立った。

「ほら、こんなのはどう?」
「あっ、やぁ、乳首ぃ……コリコリしないでぇ」
「ぅー……いいなぁ、お姉様」
「おっと、大分濡れてきたようだね……ほらココ、ぐしょぐしょだよ?」
「ひゃうんっ!そ、そんなトコぉ……ああんっ!」
「レミィは感じやすいんだね、それとも妹に見られてるからかい?」
「イヤっイヤっ、言わないでぇ……あふぅん」
「……お姉様、気持ちよさそう……いいなぁ」
「ほら、もっと足開いて……フランちゃんによく見えるように」
「いやぁ恥ずかしいっ……お兄ちゃんダメぇ!」ガバッ……くぱぁ
「凄い、お姉様……ヒクヒクってしてるぅ」
「イヤッ見ないでフラン、見ないでぇ!」

 ……ここまでは計画通り、普通にしてたら開通までに時間が掛かりすぎるからな。
それまでフランちゃんが待てる訳ないしそれ以上に僕のエターナルミークが時間切れになりそうだ。

「はぁ、はぁ……もうこれだけ濡れてるんだからいいかな?……挿れるよ、レミィ」
「うん……あ、あの……」
「ん、何?」
「や、優しく……してね?」

 イカン、まともに被弾した。
これはグレイズできない、まさにマイハートブレイクだ。
恥ずかしさと緊張と未知への恐怖を抱えそれでも小さな口から精一杯搾り出した
その言葉に僕の心臓は貫かれた。今度は僕が貫(ry

「じゃあレミィ……」

 ずぷっぬりゅ……めちめちめち……

「は、入ったよ……」
「ぎっい……いた、っい゛ぃぃぃ!痛い痛いぃっ!抜いて、抜いてぇ!!」
「……フランちゃんはガマンしたんだけどなぁ」
「……ッ!」

 目をカっと開いて痛みに絶叫するレミィ、指も挿れずに本番だからな……相当痛いんだろう。
そんなレミィにちょっと酷な事を言っちゃったかもしれない。

「……残念だけどそんなに痛いなら抜くよ…レミィには早過ぎたみたいだね」
「ま、待って!……つ、続けて……フランにできて私にできないなんて……イヤ」
「で、でも……」
「続けて!……折角お兄ちゃんが挿れてくれたんだもん、ガマンするから……きてぇ」
「うん……じゃあゆっくり動くよ?」

 ズッズズッ……ズ

「あっイッ!? ひっ……ぎぃっ!……あっ」
「……レミィ、頑張って……もうすぐっ良くなるから!」
「あ、……うっ、うんっ!……ひぃっ!」

 それから十数分経っただろうか、大分慣れてきたようだ。
結構大きめにストロークしても痛がる素振りはなく、レミィと僕の結合部からは
液体と液体が絡みつく淫猥な音を奏でるまでになった。

 じゅぷっじゅぷっ……

「うっああ……大分良くなってきたみたいだね、レミィ」
「ふぁんっ!あっ……イイの、おっ兄ちゃんのがっ……ああんっ!」
「じゃ、もう一度フランちゃんに良く見えるようにしようね!」
「えっ……イヤッふあぁんっ!」

 フランちゃんはこっちを見ながら一生懸命自分の秘部を擦って自らを慰めていた。
そこでよく見えるようにレミィの身体を持ち上げ親が子供に「しーしー」をさせるポーズで
フランちゃんの目の前に持っていき結合部を見せ付けた。

「イヤっイヤッ!フラン、見ないでぇ!」
「レミィ、妹に目の前で見られて興奮してるのかい?どんどん締まってきてるよ」
「あはぁ、凄い……オチンチンがお姉様のお股に入る度にじゅぽじゅぽっていってぇ……お汁が掻き出されてるぅ」
「いやぁ、言わないでフラン、恥ずかしぃ……ひああんっ!あっあっあぁっ!」
「あふっ、ふぁっお姉様スゴい、私もっ私も指が止まらないよぉ!」
「ふぅ、ふぅ……フランちゃんは一人でシてるのかい?……エッチだなあ」
「だ、だって……だってぇ!ああん!」
「おっおっお兄ちゃんっ!私っ私もうダメっ!出ちゃう!出ちゃうぅぅ!!!」
「うあっ僕もだ!出すよッ!」

 ビュルッビュルッ!ピュッピュ……
プッ、しゃあああ……

「はあっはあっ……レミィの初めて、貰っちゃったよ」
「ふぅぁ……お兄ちゃん……お兄ちゃんのせーえき、いっぱぁい♪」
「ぷぁ……もー、お姉さまのおしっこが掛かっちゃったぁ……」
「あっ……ゴメンね、フラン……ちゅっれろ……」
「あはっやだぁお姉様、くすぐったいよぉ♪」

 ……レミィ、急に変わったな。
フランちゃんの身体に掛かった潮を舐め取ってる……
羽を生やした幼き姉妹が裸で身体を舐めあって擦りあって……おっと、そんな事考えてたらまた……

「ふぁ……お姉様の身体についたせーえきぃ、にゅるにゅるして気持ちイイ……」
「ああ、フラン……もっと擦り合わせましょ」

 にゅる……ぬる……

「あ、あのー……お取り込み中申し訳ないがちょっといいかな?」
「あっお兄ちゃんのオチンチン……また大きくなってるわ」
「あはー、お兄ちゃんってばエッチなんだぁ♪」
「い、いいかな?そのままでいて……今度は三人で……」
「「うん……三人で気持ちよくなろ……」」

 仰向けのフランちゃんにうつ伏せで覆いかぶさるレミィ、二人の身体はレミィの唾液と愛液、
そして僕の精液でヌルヌルになって二人が動くたびにネチョネチョとイヤらしい音を立てる。
そして同じような体型なので二人のツルツルでぬらっとした秘部がピッタリと重なっている。

「それっ!」にゅぱっ
「「ふぁああああんっ!!!」」
「うあっ!これは凄い!」
「ひゃあんっ!おッお兄ちゃんのオチンチンがお豆と擦れてぇっあっ……すごぉい!」
「ヌルヌルしてぇ……フランと私の乳首が擦れあってるぅ♪」

 ニュルッちゅぐっ!ニュルッちゅぐっ!

「すごい、凄いよ……二人のぷっくりした膨らみが僕のを的確に刺激してっ……」
「お兄ちゃんっ私とフランのお豆、気持ちいいっ!?」
「気持ちいいっ気持ちいいよっ!最高だッ!」
「あはっ嬉しいっ!あっあっああんっ!」
「お姉様っお姉様チューしてぇ!」
「フランッ……んっんんぅっ!」
「ふぐっ……んむぅぅぅぅ」
「ああっイクよ!レミィ、フランちゃんっ!イクよ、イクよぉぉぉ!!!」
「んっんっんんんんんぷぁぁああああああああああああ!!!!」

 ドプッドプッ……

「お姉様、お兄ちゃあん……」
「フラン、お兄ちゃん……」
「レミィ、フランちゃん……」

 バ タ ー ー ー ー ン ッ ! ! !

「お嬢様っ!今の大声は一体!!!?」

 突然壊れるくらいの勢いで入り口のドアが開いた。
そして部屋に誰かが入ってきたんだが……覚えていない。

 冷たい感触がして……そして気が付いたら喉が物凄く熱くなって……
何か喋ろうとしても喉がゴボゴボと言うばかりで言葉が出せないんだ、そして突然眠くなって…………






「……あれ?僕は何をしてたんだろう、それにここはどこだ?」
「ようやく目が覚めたかい?」
「……あなたは?」
「あたいは三途の川の案内人、小野塚小町だよ」
「――えっ?」

           糸冬
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

後書き

なんか無駄に長くなっちゃったな、もっと色々やる予定だったんだけどね
……長くなりすぎたらダルいかな、と。
しかもなんだこの終わり方……………orz
自分で読み返してみてSFC版の「かまいたちの夜」を思い出しちまったじゃねーか。

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