疑心と暗躍〜背徳編


最初に:

男が出てくる話アリ、獣姦話アリ、スカ描写アリなので
以上の耐性が無い方はその部分を読み飛ばしてください。










 いつもの事……のはずだった。
お茶菓子でも無いか、ついでにお茶そのものまで頂こうかと思い
紅魔館を訪れた霊夢だったが今日は門番の様子が違う。
霊夢は主人のレミリアに慕われている恩恵でいつもは門もフリーパスだったが
今日に限って初めて会った時のように頑なに門を閉ざしていた。

「これからこの門は……あんたを通す訳にいかない!」
「……どうしたのよ?いつもなら『どうぞどうぞ』って感じなのに」
「煩い!どうしても入るって言うのなら全力で排除する!」
「へぇ……いいわ、そんなに言うなら力ずくで入ってあげるわ!」





――数分後

 弾幕ごっこも一頻りを終え地を這い蹲る門番と
パンパンと手を払うように叩く巫女の姿があった。

「……全力でこれ?ほんっと役に立たない門番ね」
「うぅ……お前……みたいな変態に……お嬢様、を……」
「誰が変態よ誰がっ!」スパーンッ!
「会わせ……るばらっ!」

 倒れた門番にとどめの御札を投げつけ霊夢はそそくさと館内に入った。
相変わらず極端に窓が少ない、空間が歪み何千畳あるのか分からない廊下を
迷い無く館主の部屋まで最短距離で飛んでいく。
そして……

「ちょっとレミリア!あんた門番にどういう教育を……」
「……帰って」
「え……?」

 紅と黒に染めあげられた豪華な部屋に確かに彼女は居た。
だが先程の門番同様、様子がおかしい……いつもと違う雰囲気と言動に霊夢は少し戸惑った。

「いつもなら来なくてもアンタのほうから押しかけてくるじゃない、今日はこっちから来たってのに……」
「……いいから帰ってよ」
「なんかあったの?」
「帰れっていってるでしょ!アンタの顔なんか二度と見たくないわ!」

 明らかにいつものレミリアと違う。
振り向いた彼女は目に涙を溜めて声高に帰れと訴えた。

「私……あんたに何かした?身に憶えがないんだけど……」
「帰って、と……顔も見たくない、と言ってるでしょ……さっさと出てってよッ!」
「……分かったわよ、帰るわっ!」バターンッ!
「ぐすっ……霊夢の……バカ」

 それ以上は何もいわず軋むほどに力いっぱい扉を閉め霊夢は部屋を去り外に出た。

「なんなのよ一体……あ、魔理沙」

 丁度霊夢が館を出て門の扉付近を飛んでいた時、前方から高速で飛んでくる黒い物体に気が付いた。
そう、霊夢の親友……自称普通の魔法使い霧雨魔理沙である。
向こうも気がついたらしく霊夢の目の前で空中制止して話し掛けてきた。

「よう霊夢、どうしたんだ不機嫌そうな顔して」
「どうしたもこうしたもないわ、来るなりレミリアに帰れって言われて追い出されちゃったのよ」
「ハハッ日頃の行いのせいだな」
「……あんたに言われたかないわ、ところで行き先はまた図書館?」
「まっそういうこった、じゃあな素行が悪い巫女さん」
「悪い事なんてしてないって言ってるでしょ、世の役に立たない魔法使い!」

 互いに憎まれ口を叩き合い霊夢は門の外へ、魔理沙は中へと入っていった。
霊夢はこれといった当てもなく紅魔館の外の湖付近をふらふらと飛んでいた。
本当に暇なのだろう、最近はこれといった異変もなくのんびり暮らしていたせいか
水魚の数を数えたりぼんやり空を眺めたりと暇の潰し方も年季が入っていた。

 そんな風にボケッとしていて数分ほど経った頃、紅魔館のほうから
色々と黒い者が飛んできたのが見え、ソレはこちらに気付くとあっというまに霊夢の目の前に降り立った。

「あら久しぶりね魔理沙、どうしたの不機嫌そうな顔して」
「どうしたもこうしたもないぜ、図書館に入るなりパチュリーに本気で追い返されちまったぜ……」
「ははっ……日頃の行いのせいね」
「暴力巫女に言われたくはないぜ、……ってさっきもこんな会話してたような」
「そうだっけ?」
「おいおい頼むぜ……おかしいんだよなぁ、急に毛嫌いしてるかのような態度なんだアイツ」
「そうそう、私もそういう感じ」
「珍しいわねこんな所でお喋りなんて」

 湖の上でぺちゃくちゃとお喋りする二人に突然後ろから声が割って入った。
紅魔館のメイド長、十六夜咲夜である。
入り口は大きいが全体的には小さい、という変な袋を抱えて会話に入ってくる。

「おわっ心臓に悪い登場をするなよ!」
「アンタこそ珍しいんじゃない?館を空けるなんて」
「私はただの公的な買い物よ……色々買いためて丸一日くらい掛かったけどお嬢様公認だし」
「買い溜めて……って割りにはすっきりした荷物だな、小さな袋一つなんて」
「嵩張らないように袋の中の空間を広くしてあるだけよ、便利でしょ?」
「丸一日って言ったわよね……その一日の間で紅魔館に何かあったんじゃない?」
「え……?どういう事?」
「門番とレミリアの様子がおかしかったわよ、攻撃的というか……」
「パチュリーと小悪魔もおかしかったぜ、『本は返さなくていいからもう来るな』とか言われたぜ」

 一瞬顔色を変えた咲夜だったが二人の話を聞いてやれやれと言った
安堵の表情にになり二人にこう返した。

「はぁ……二人共日頃の行いが悪いのよ」
「待て、霊夢はともかく私は品行方正だぜ?」
「それは私の台詞よ、魔理沙はともかく私はレミリアに何もしてないわよ?」
「ま、いいわ……二人が紅魔館に来れないのは私にとっていい事だし」
「酷いぜ」
「酷いわね」
「酷いのは今までのあんたらでしょ、じゃあね暴力巫女と破壊魔砲使いさん♪」

 半ば呆れたような表情で二人を鼻で笑いながら咲夜は紅魔館へ帰っていった。
残された霊夢と魔理沙は暇なのでそこらをふらついていると……先程の魔理沙の様に
二人に高速で接近してくるメイド長の姿が見えた。

「あれ、咲夜じゃない?」
「あぁ、メイド長だな」

 そして咲夜は二人の前で降り立った、が……表情がおかしい。
目から頬へ大粒の水滴が垂れ今にもまくしたてそうな幼子のような泣き顔だった。
そして霊夢の肩を掴み感情のままに泣き叫んだ。

「うわああああああんっ!」
「えっ……!ど、どうしたのよ咲夜!?」
「お嬢っ……まがっ……くひっいっ……らないっれ……う……ふぇぇん」
「おいおい落ち着け、ゆっくりでいいからちゃんと話してくれ」

 今までに見たことも無い咲夜の大泣きに二人は戸惑いながらもなんとか咲夜をあやし、
湖から少し離れた木陰に座り落ち着かせた後、改めて何があったか問いただした。

「少しは落ち着いたか?」
「……ぐすっ……うん」
「じゃあ話してくれる?」
「くしゅ……さっき帰ったら、お嬢様が……私はもう要らないから、……っ出て行けって……すん」
「……そりゃ唐突だな、アイツが怒るような事でもしたのか?」

 魔理沙の問いにふるふると首を振る咲夜。
そして霊夢は確認するためもう一度同じ質問をした。

「レミリアはあんたに出て行けって言ったのね?」
「うっん……二度と……敷居を跨ぐなって、穢らわしいからって……」
「アイツは咲夜にべったりだったのにな……そこまで怒ってて咲夜に身に覚えがないなんて変な話だぜ」
「お嬢様……お嬢様ぁ……ひんっ……」
「うーん……これは何かあるわね……」
「おかしいよな、私たちへの態度にしたってそうだしな」

 両手で膝を抱え下を向き静かに泣き続ける咲夜の横で考察を始める霊夢と魔理沙。
そしてしばらく経った頃、霊夢が何かをひらめいたように声を挙げた。

「そうだ、レミリアって基本的に影響されやすいじゃない?」
「え、そうなのか?」
「確か前もパチュリーが変に解釈した知識を信じ込んで咲夜を困らせてたわ、そうよね咲夜?」
「そんなことも……あったわね……くすん」
「レミリアが何者かに騙されてるって事か?パチュリー達も様子が変だったんだぜ?」
「それよ……館の連中どころか周辺をも巻き込んで妙な情報を提供する媒体があるでしょ?……それが原因だと思うの」
「情報を提供する媒体……?………………新ぶ……あっ分かったぜ!」
「そう、犯人はあの新聞記者よ……アイツが変な噂広めたに違いないわ!」
「そう……あの鴉小娘のせいで私はお嬢様に……くっ」

 異変の原因の見当がついた途端、咲夜が立ち上がり不気味な微笑を見せた。
先ほどまでの少女らしい泣き顔は消え鬼すら逃げ出しそうな羅刹の表情を見せながら歯を覗かせた。

「……でもどんな記事だったのか気になるぜ」
「うーん確かに……いきなり一緒に住んでる訳でもない人間三人がコキ降ろされるってのは気になるわね」
「探してみないか?その新聞」
「……そうね、一枚だけって訳じゃないだろうから紅魔館の周りでも探せば見つかるはずよ!」
「よーし早速探すぜ!咲夜、行くぜ?」
「……承知」
「じゃあ三手に分かれるぜ、見つかったら合図してここに集合な!」
「分かったわ!」

 こうして三人はそれぞれが紅魔館の連中に誤解されるに至った記事という物を散策し始めた。
広い自然の中、通常なら見つけるのは困難かも知れないが空から大量に配られた人工物(印刷物)を見つけるのには
さほど時間は掛からなかった。

「……見つけたぜっ!霊夢っ咲夜っこっちだ!」

 見つけた魔理沙の合図とともに先ほどの集合場所へ三人が集い、どんな中傷をされてるのかと記事に目をやる。
天狗の新聞は今までにも見たことがあるが今魔理沙が手にしているのは今までに無い大きさだった。
……まるで特集でも組んでいるかのような。

「何々……『文々。新聞号外大スクープ!人里を離れた人間達の特殊な性癖を徹底激写!』だと?」
「……何よそれ、まるで私達が変人みたいじゃないの」
「まあまあ、続きを読んでみましょう……」
「なんだこりゃ、三面記事みたいになって……ええっ!?」

 三人は驚いた、全く身に覚えが無い行為をしているが確かにソレは自分だと分かる姿をした
写真がデカデカと載っていたからだ。

「ちょ、何コレ!魔理沙アンタこんな趣味が……」
「バカっ!私はこんなの知らないぜ!霊夢、お前だって……なんだよこれ!こんな事……こんな奴が巫女やっちゃダメだろう!?」
「え……うわっ!いやらし……何で私こんな事になってるの!?」
「……あんた達がお嬢様やパチュリー様に軽蔑された意味が分かったわ」
「……ほほう、言ったな咲夜?一番酷いのはお前だぜ?」
「この写真見なさいよ、どう見てもあんたが一番ヘンタイよ!」
「はぁ?…………え、な……なにコレ……あ、ありえないわ……」

 三人は互いを罵倒しあったがそれぞれの痴態が収められた写真を見て少し混乱した。
しかし、この新聞を見つけるに至った事を思い出し、少し冷静に記事の方を読んでみた。

「まあ、どういう経緯でこういう写真の場面に出くわしたのか読んでみるか」
「そう、それが一番大事よね……ん、なんかいつもの記事と違うわね?」
「『余りに衝撃的な場面なので見たまま、聞いたままを正確に伝えるためノベル調で書いています』…………だって」
「変な奴だな、小説っぽく書いたら普通に記事書くより表現が誇張されるだろ……まあ読んでみようぜ」

 こうして号外に細かい字でぎっしりと書かれてある
小説風の記事を霊夢、魔理沙、咲夜の順で読んでみる事にした……

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――交淫の神の使い〜博麗霊夢――


 ここは小さな人里のはずれ、建物と建物の狭間にある小さな路地……
人間であるだろう三人の若者に囲まれるような形で巫女がいた。
幻想郷に住む妖怪なら誰もが知っている巫女、博麗霊夢だ。
袖と胴体が分離しているという巫女らしくない巫女装束ではあるが確かに巫女である。
人間を襲う妖怪を退治し、幻想郷の結界を見張る役目を持つという由緒正しい巫女である。

 その霊夢は決して大事な所を見せないように絶妙のアングルで
紅いスカートをたくしあげながら三人に問いかけた。

「あんた達……この一週間しっかり溜めてきた?自慰行為してない?」
「勿論です、自慰行為も性行為もしてませんよ」
「あったりめーだぜ、今日のこの時を心待ちにしてたんだからな」
「し、ししし……してないでぶー」

 三人の若者はそれぞれバラバラで様々な風貌である。
一人は顔は美形で言葉遣いも丁寧、
もう一人は言葉も態度もぶっきらぼうなやんちゃ青年、
最後の一人はぼさぼさの髪で腹が出ていて眼鏡をかけ外の世界の電脳街に居そうな不健康青年、
とバラエティに富んでいた。
便宜上、上から順にA,B,Cと呼ぶ事にする。


「そう……良かった、私もずっとガマンしてきて……もう濡れちゃってるの……見る?」

 もう一度記しておくが霊夢は巫女である。

 ゆっくりとたくし上げられたスカートの下に見えたものは……下着も何も着けていない湿った秘部だった。
余計な毛も生えておらずしっかりと閉じられた割れ目はテラテラと眩しく神々しさすら感じられる。

「ほら……どう?」
「おおっすげ、ヌレヌレじゃん!」
「……これはこれは、素敵な…………」
「けしからん、実にけしからん(;´Д`)ハァハァ」

 霊夢はそのままペタンと座り込み足を開き挑発的な態度で誘う。

「もう……私のほうがガマンできないわ……皆でよったかって私のカラダ……好きにしていいのよ?」
「……ではお言葉に甘えてッ!」
「俺が一番乗りだぜっ!」
「ルパンダーイブ!」

 三人は示し合わせたわけでもなく自主的に、三人同時に霊夢に飛びつきそれぞれの欲望を解き放った。
Aは唇を霊夢の唇に合わせ互いの舌を舐め合い、時に唇で挟み愛撫し唾液を交換する。

「んっ……はぁ、ちゅる……むー……んちゅぅ……はぁ、キス……上手ね」
「君が……いやらしく求めてくるからだよ」
「ふぅ……もっと、しよ?」

 恋人同士のような甘く濃厚な接吻が行なわれている真下ではBがサラシを剥がれあらわになった
程よい大きさの乳房とピクンと勃った乳首をさすり、時には下で転がし弄んでいた。

「んちゅっ……れろ、キレーなおっぱいだなぁ……んー……」
「あは、やだ……赤ちゃんみたい……んっはぁ!」
「れろれろ……赤ちゃんは乳首転がしながら吸わないだろう?……ちぅぅ……」
「あはっ!そん、なにぃ……強く吸っちゃ、ダメぇ!」

 Bが吸い付く横ではCが腋の下に顔を埋め存分に汗の匂いを嗅ぎながら
ゆっくり、丹念に舐め上げていた。

「ちょっ……そんなトコ嗅がないでよぉ……」
「すー、すー……はぁ、霊夢タンの腋のかほり……ぺろ」
「きゃはっ、くすぐったいって!やめ……あ、はぁ……」
「んー、ふぅ……ツツー、ぺろぺろ」
「あ……ふぁ、はぁ……も、もうダメ、私……すっごく感じてるぅ……」

 腋を責めるねっとりとした舌の動きに背筋がピクンとなり足の付け根がじゅん、と濡れる。
霊夢は再び足を開き三人に行為の催促をする。

「はやく、はやくこっちもシてぇ……」
「まあまあ、その前に僕達のモノにも挨拶して貰わないと……はい」
「おっとっと、忘れてたぜ……ウォーミングアップというやつだな……ほら」
「ぼ、ぼぼぼ僕のも……」

 一旦立ち上がり三人はそれぞれ怒張した自身を霊夢に見せ付けた。

「わぁ……おち○ちんがいっぱぁい……」

「じゃあ早速、ってちょっと待て……ププッ!お前勃起してそれかよキモヲタ君」
「はぁ……レディに見せる前にちゃんと掃除したのかい?その皮の鎧の内部も」
「う、うるさいでぶー!コイツだってそんなにキレイじゃないし……」
「なんだとー、オレは剥けてるからいいんだよ包茎野郎!」
「あ、あのー……ちょっとお三人さん?」

 性器の形一つで言い合いが始まり少し困惑気味の霊夢だったが
BとCを尻目に抜け駆けする形でAが霊夢の眼前に剛直を見せ付けた。

「て、てめっズリーぞ!」
「野蛮な奴等はほっといて……さあ、きちんと挨拶してくださいよ」
「綺麗なおちん○ん……清潔にしてるのね……ちゅっ」

 性教育の書物に描かれてあるような洗練された形で事前にしっかり洗ってある
生殖器を見て霊夢はいとおしそうに舌を伸ばす。

「ん……チロチロ、ろれ」
「あっ!うぅ、凄い…………しかし博麗の巫女さんがこんな事してくれるなんて……」

 久々の性的な刺激にAは身を震わせ思わず尻餅を付く。
しかし霊夢は咥えたまま四つんばいになり
唇を窄めたまま頭を振りストロークし続けた。

「んちゅっ……んっんっ」
「うあっ……い、イイです、よ……」
「くそっ……イイ思いしやがって」

 Bが羨ましそうに見つめている間、
隙を突くかのようにAへの愛撫で無防備になっている
霊夢の下半身に顔を近づけたのはCだった。
異性の性器を見るのが初めてなのか秘部に息がかかるほど鼻息を荒くし
尻肉を掴み手で広げて食い入るように見つめている。

「れ、れ、れ……霊夢タンのオマ○コ……ふーっふーっ……」
「……んうっ!?……んん、はぁ……んー」

 くちゅっくちゅっ……くぱぁ……

 自分の最も大事な所を見つめられている事に気づいた霊夢は
淫棒を咥えたまま自分の割れ目に手を当て軽くこすった後
中指と人差し指で開いてみせた。

 ぬらったとした肉壷は雌の匂いが立ちこめCは考える間も無く
必死で秘所に口を付けヒダを嘗め回し蜜を啜った。

「ふふっじゅる……ちゅば……んふー」
「んん……んーっ!んっく、うっうっ……」
「あ、れ……霊夢さん、そんなに激しくしたら……」
「くっ……てめーらだけで楽しみやがって……せっかく俺はこっちの穴を弄るぜ」

 ずっズズ……

「んふっっ!……ん、んー!」

 Aが絶頂に近づく中、霊夢は性器への刺激で感じ始めたところへ
おもむろにBの指が尻穴をなぞり少しづつ進入させた。

 その瞬間霊夢は激しく身をよじらせ口の中に性器があることも忘れ一層頭を振る。
その霊夢の反応にBとCはますますそれぞれが担当する箇所を激しく攻め立てる。

 ずむっぬち……ぐりぐり

「ぺちゃべちゃ、んちゅ……じゅるるるっ!」
「うんんっ!んっんむっ……ぅっっくうぅぅ!」
「ハハっそんなにこっちの穴がイイのか?そらイっちまえよ!」

 ずりゅっずりゅっ!

「れ、霊夢さ……もう、ダメで……で、出ますよっ……ウゥッ!」

 ドクッドクッ!ゴポ……どろぉ……

「んふっ!んんんんーーーっ!!!」

 二人の舌と指が霊夢を絶頂へ導き霊夢の絶頂がAの射精を促した。
快楽連鎖とでも言うべきだろうか。
口の中に溢れた白濁をコクンと飲んだ後、口で大きく深呼吸をした。

「あぁ、はー、はぁ……イッパイ出したわね、私も……思いっきりイっちゃった」
「ふぅ……はぁ……た、溜めてたせいか……出しすぎてしまいましたね……ふぅ」
「さあ……今度は誰?」

 口の周りに付着した精液を指で取り舐めながら次の相手は、と二人に目をやった。

「ぼ、ぼぼぼ……僕でぶー!」
「おうキモオタ君、フェラはおめーにやる……存分にしゃぶってもらえ」

「……随分余裕ですね、さっきまで一番張り切ってたのに」
「ふん……俺は本番狙いに切り替えただけだ」
「れ、霊夢タン……早く、はやくぅ」

 Cはしゃがんだ霊夢の眼前に立ち服をまくしあげ
勃起というより突起と言った方が近い……とにかく小さく自己主張したモノを見せつけ
霊夢にフェラチオを要求した。

「次は君ね……うふ、可愛いおち○ちん」
「ぐふふふ……照れるでぶー」

「いや、多分褒め言葉じゃないと思いますが……」
「……あぁ、遠まわしに皮肉ってるか……そうじゃなきゃチ○ポならなんでもいいのか、だな」

 霊夢の心理(?)を冷静に分析している二人を尻目に霊夢は
目の前にあるピョコンとおっきしたポークの先端に
軽くキスをした後、舌先で愛ではじめた。

「フフ……ちゅっ……チロチロ」
「うほっ!れ、霊夢タンが僕のを……お、おぉ」
「ちゅる、れろれろ……どう?気持ちいい?」
「うひっ……さ、最高……ウッ!」

 ぴゅるっぶぴゅぅ!

「ひゃっ!……も、もうイっちゃったの?」
「さて、そろそろ俺も……」

 霊夢がフェラチオの為、膝立ちになったのを見計らってBは後ろから霊夢に近づき
前から秘所に手を回し指で秘肉を広げ……後ろから怒張した剛直を静かに進入させた。

 ずっ……ズブズブズブ……

「い、いくらなんでも早す……ひあっ、あっ!」
「……我奇襲に成功せり、ってかあ?……と、せ、狭いな……くぅ」
「ふぁああ……ふ、太いぃぃ、くぁああ」
「ど、どうだ……?全部入ったぜ……キツいけどな」

 奥まで挿入したBはそのままゆっくり、狭い穴を慣らす様にストロークを始めた。
しばらくして霊夢は、膝立ちバックが体勢的に辛いのか結合部分は繋がったまま、
Bと正面に向き合う様にして自らも腰を振り始めた。

 ずりゅっずりゅっ……といった結合部の音は時間と共に
ずちゅっにゅるっちゅぱん!といった粘膜を帯びた肉と肉のぶつかり合う音に変わっていった。

「ううっすげえ……こんなにキツいのにヌルヌルで……絡みつきやがるっ!」
「あふっ!あっ、あっ……いぃっおっきぃよぉ!」

 いつの間にか体位は変わりBが仰向けに寝て霊夢が腰をかける格好となっており、
汗を流し求め合う二人に一度射精したCが霊夢の背後に立った。

「ふー、ふー……こ、今度はこっちで……」
「くぅ、すげ…………ってお前、さっき出したのにもう回復したのかよ?」
「あっ……そ、そっちは……」
「い、挿れるでぶー……」
にゅ……ずぽ、ぬぷぷ……

 Cの逸物が霊夢の後ろの穴に侵入する。
サイズが小さめとはいえ排泄専用の器官に入るには少し抵抗があった。
が、すぐに痛みは快楽となり段々と早まっていくBとCの腰使いに合わせ
最も刺激がくるタイミングで霊夢も腰を振り、最小の動きで多くの快楽を得ており
上り詰めるまでに時間はかからなかった。

「あっあっくふっ……ぅあんっ!ちっチ○ポどうし中で当たってるぅっ!突いて、もっとズコズコって突いてぇっ!」
「ぁぁ、ふぅっ……な、なんつーエッチな巫女さんだっ!うっうぅ、俺、もうっ!」
「あっふっイッパイっ、突いて、中にぃ、ナカにっぴゅぴゅって出してぇっ!」
「ぼ、僕もっ、ででで出るぅっ!」
「あはっ私っイくっ!きちゃうきちゃうきちゃうダメぇっ!」
「「くぅううっ!!」」

 ドプゥッ!ドビュッビュルビュルビュルッ!

「ひぃああああああああっ!!!」

 胃、膣、直腸……全てに精液が入り込み顔も腹も白濁にまみれながらも
霊夢はなお四つんばいになり三人を挑発する。

「さあ……もっとシてぇ……」


――人里の片隅で始まった小さな宴はまだ終わらない


 最後にもう一度書いておくが博麗霊夢は巫女である。

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 霊夢の記事を読み終えると同時に霊夢は新聞を手にとって怒りを露にした。

「あの天狗……死ねっ氏ねじゃなくて死ねっ!」
「まあまあ落ち着きなさいよ」
「こんな根も葉もない記事……夢想封い」
「だー待てっ!抑えて抑えて!」
「はあっはあっ……わ、私こんな淫乱じゃないからねっ!」
「分かってる、分かってるから落ち着け霊夢!新聞を消滅しようとするな!」
「気持ちは分かるけど霊夢、とりあえず落ち着きなさい……素数でも数えて」

「はあっはあ、……2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37………………はー、落ち着いたわ……ごめんね、取り乱して」
「ふう……全く危ない奴だな霊夢は、さあ続きを読むか」
「次の記事は魔理沙の事なのね」
「私かよ……どれどれ、私に関してはどんな痴態を捏造してるのかな、と……」


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――魔法が使えない魔法使いはタダの雌奴隷――


 ここは昼間でも薄暗い、怪しげな茸の胞子がふわふわと漂う魔法の森の中。
七色の人形遣い、アリスは鎖を引きながら歩いていた。
鎖の先に繋がっているのは……アリスと同じく森に住んでいる普通の魔法使い、霧雨魔理沙だった。

 どういう訳か鎖は魔理沙の首に繋がれており手も後ろに縛られている。
じめじめと蒸し暑い気圧の中、魔理沙はトレードマークの帽子はおろか衣服すら身に着けず全裸で鎖を引かれ
アリスの後ろを歩いていた。

「ア、アリス……お願いだから服だけでも……こんなとこ、誰かに見られたら……」
「あらこの前まで『暑くて死ぬぜー』なんて言ってたじゃない、良かったでしょ……涼しくて♪」
「だ、だからって……くぅっ!」

 魔理沙の懇願をサラっと流しトコトコと少し早足で歩くアリス。
その結果ジャラリと繋がれた鎖に首を引っ張られ強制的に後を付いて歩かされる魔理沙。
立ち止まれないので歩きながら魔理沙は再度アリスを問いただす。

「もう……勘弁してくれよ……私が何したって言うんだ」
「勝手に人ん家に押しかけてきて私が善意で出した紅茶に薬入れようとした」
「うっ……そ、それは」

 どうやら原因は魔理沙のほうにあるらしい、いや筆者もなんとなく分かっていた事だが。

「まあ、歩くのも疲れたしもういいわ。ここでちょっと休憩しましょ」
「え……あ、ここ……でか?」
「嫌なら家に帰るけど?……鎖持ったまま飛んでいって。あんたがどうなろうが知ったこっちゃないし」

 どうやら今の魔理沙は飛べないらしい。
飛べない状態で鎖に繋がれたままアリスに飛ばれたりすれば
間違いなく首吊り魔理沙人形となり白玉楼へ一直線コースだろう。
死ぬよりはマシ、と魔理沙はここに留まる事を渋々承諾した。

「じゃあ鎖を木に繋がなきゃね、勝手に逃げられたら今の魔法が使えないあなたじゃ危険すぎるし」
「うぅ……」

 そう言ってアリスは手に持っていた鎖を近くにある木に巻きつけロックをする。
犬小屋に帰った飼い犬にするような処置だがひとつ気になる事がある。

 今の魔理沙は魔法が使えない?
確かにアリスはそう言った、呪術の類によるものなのかあの首輪に秘密があるのか……
脇から見ているだけなので真相は分からないがとにかく今の魔理沙は魔法が使えないらしい。

 鎖をしっかりと結び鍵をかけた後、アリスは魔理沙の目の前に立ち
先ほどの話で魔理沙が混入したであろう、粉が入った小瓶をかざし魔理沙に問い詰めた。

「で、この薬は何?」
「た、ただの栄養剤だぜ……」
「ふーん……じゃあ不健康そうなあんたに飲ませてあげようか?」
「い、いや……遠慮するぜ……」
「あっ空見て、霊夢が飛んでるわよ」
「えっ!?」
「ハイ隙あり!」

 ざざー……

「っ!?ん、んぐぅ!」

 古典的な方法だが古風な魔法使いは見事に引っかかり例の薬を飲み込んでしまった。
それから間もなく魔理沙の表情に変化が現れる。
目はトロンとし、体は汗ばみ息が荒くなる。

「どうしたの魔理沙、栄養剤飲んだのに苦しそうよ?」
「うっく……わ、分かってる癖にっ……っはぁ」
「全然分からないわ〜、一体どうしたの魔理沙?」

 客観的に見ても明らかに故意犯である。
状況を魔理沙自身に言わせようとしているのは
人を思い通りに操りたいと思う人形遣いのサガなのか、ただの趣味なのかそれは分からない。
しかし魔理沙は程なくして消極的にだが欲求をぶちまけた。

「かっ体が……熱くて……ジンジンしてるんだっ」
「風邪でも引いたんじゃないの?」
「ち、違うっ……あ、あ……あそこが……疼いて……」
「……あそこって何処?」
「ど、何処って……その……あの……」

 言葉に詰まる魔理沙に容赦なくある単語を言わせるべく誘導するアリス。

「はっきり言ってくれなきゃ分からないわ、あーあ……暇だなぁ、あたし一人で帰ろうかな〜」
「まっ待ってくれ!……お、お……おま」
「……おま?」
「おま○こがっ……ジンジン疼いて止まらないんだっ!助けてくれアリスっ!」

 アリスは例の単語が魔理沙の口から出た途端ニヤリとしつつ更に
どうして欲しいのか尋ねた。

「助けてって……どうやって?」
「わっ私のおま○こ……くちゅくちゅって弄って……イカせてくれよぉ……」

 心中では小躍りしただろうがあくまで外面は冷静に、それでいて
魔理沙を蔑むような目線で見下ろした。

「うわ、変態……自分が何言ってるのか分かってんの?」

 切羽詰った状況での嘆願を蔑視され涙ぐむ魔理沙。
しかし泣いて体調が改善される訳ではなく、目の前のアリスにおねだりするしかなかった。

「へっ変なのは分かってる!分かってるから……弄って、イカせてアリス……お願いだから」
「……分かったわ、他ならぬ魔理沙の頼みだし……でも物を頼む態度じゃあないわね」
「…………えっ?」
「一回しか言わないわよ……『変態な私のおま○こを弄ってイカせて下さいアリス様』って言ったらいいわよ?」
「……へ、へん……たいな私の……お、ま……」
「はい聞こえないやり直し!」
「い、意地悪しないで……くれよぉ……アリス……頼むからっ……」
「だからちゃんと言えればしてあげるって言ってるじゃないの」
「ぅぅ……」

 纏わり付く羞恥心を必死に振り払い魔理沙は意を決して叫んだ。

「へ……変態な私のおま○こをっ……弄って、イカせて下さい!」
「ん、よく言えたけど……誰におねだりしてるのかしら?」
「あ……ア……リス、様……」
「もう一度言って?」
「アリス様……です」
「いや〜気持ちいいわ、魔理沙がこんなに従順になってくれるなんて夢のよう♪」
「あ、あの……早く」
「あーゴメン魔理沙、何だっけ?」
「は、早く……弄って……ください」
「もーなんて可愛いの……いいわよ、好きなだけ弄ってあげる……」

 そういうとアリスはしゃがみこみ魔理沙の股間近くに顔を持っていき
刺激に飢えた秘部へそっと触れた。
こする、というほどでもなく……さする程度にも満たない、本当に触れただけで
魔理沙の身体は大きく反応する。

「ひゃあんっ!」
「あらそんなに気持ち良かったの?……ほらほら」

 さすっ……すりすり

「あっ……ひああっはんっ!」

 アリスは小さく裂けた部分から溢れ出る魔理沙の雫を指で伸ばしつつ
再びそこへ塗りこむように上下に擦った。

「ほら気持ちいい?気持ちいいの魔理沙?」
「あふっ!ふぁぁっ気持ちっ……イイよぉ!」
「そう、そんなに気持ちいいの……じゃあもっとしてあげるわね」
「あっはあっ!あっあっアリスぅっ……私っわたしもうっ!あっ!」

 魔理沙が絶頂へ向かうその時、アリスは驚いた表情で突然立ち上がった。

「あっ急用を思い出したわ!」
「あっ……も、もうちょっとで……イケたのに……」

 オーガスム直前で刺激を止められ不満そうな魔理沙を他所に飛び立とうとするアリス。

「ゴメンね魔理沙、1時間くらいで戻るから待っててね」
「え……?…………お、おい……私、まだイって……」
「すぐ戻るからねー♪」
「……あ」

 本当に急用なのか、意図した上での絶頂寸前放置プレイなのかは分からない。
首輪を付けられ後ろ手に縛られ動ける範囲は木の半径1メートル程。

 達しそうで達せなくなり数分が経ったがアリスが戻る気配は無い。
ふたたび涙ぐむ魔理沙。
本当は筆者が出ていって性的な意味で慰めたい所だがそれでは記事にできないので自重する。

――こんなとこで何してんの?

 そうこう見守っているうちに森の中から一つ人影が現れた、アリスではない。
かつてアリスと二人で不自然な月の異変の解決に向かった際に出会い、
そして狩った蛍の妖怪……リグル・ナイトバグだ。

「はぁ、はぁ……お、お前は……」
「こんなとこでそんな格好して……なにしてんのさ?」
「き、気にするな……っはぁ」

 裸で手を後ろで縛られ首輪から伸びた鎖は木に繋がれているという犬のような
状態で足をもぞもぞとさせ息を荒げ蜜を溢れ出させている、という事を気にしないでいられる訳は無い。

「いや、気になるよ……そんな挑発的な格好で誘われたらねぇ……」
「ふぅ……お、お前……」

 ここで魔理沙はリグルに違和感を抱いた。
パンツごしからでも分かる位にピクンと膨れ上がっている。
かつて苦も無く蹴散らせた雑魚のような存在に頼み事をするという屈辱を
抑えながら魔理沙はリグルにおねだりをする。

「うっ……くはぁ……り、リグル、お願いだ……ココが疼くんだ……鎮めてくれないか」
「ふぅん……ま、いいけど……まずはその生意気なおクチでご奉仕してもらおうかな?」

 リグルはニヤつきながら魔理沙の目の前まで近付きひどく腫上がった自身を見せる。

「さあ、上手にできたらブチ込んであげるよ……?」
「はむ……んっんちゅっ……」

 躊躇せず硬くなった棒を咥えこむ魔理沙。
唇をすぼめ形に合わせて上下運動を繰り返す。
が、単調なリズムのせいかリグルとしては満足できなかった。

「……下手だなぁ、もっと舌を使うとかできないの?」
「んむっ?……れろ、くちゅ……んん、ちゅぱ」

 機嫌を損ねないよう、精一杯奉仕する魔理沙。
なんとか口の中にある大きな逸物で慰めてもらおうと卑しいほどに
貪る姿は雌奴隷そのものである。

「んー、さっきよりはマシだけど……やっぱりダメだね」
「ぷぁ……ご、ゴメン……やっぱりクチだけじゃ……難しい、ぜ……」
「仕方ないなぁ、ボクが動いてあげるから……口じゃなくていい、喉でご奉仕してよね」
「えっ……?…………んっんぶぅっ!」

 再びリグルは魔理沙の口内に侵入する。
が、今度は舌と唇で刺激させるのではなく魔理沙の頭を抱え喉の奥まで突っ込む。

 ずるっ!ずちゅっずちゅっぐちゅっ!

「んぐっ、ぁぐっ……おげぇっ!」

 当然ながら異物の侵入に魔理沙はえづく。
呼吸も満足に出来ず必死で吐き出そうとするがしっかりと頭部をロックされ
自分の意思で引き離せない。
鼻での僅かな呼吸も難しく容赦無く突き入れられるモノに喉奥を掻きまわされ
胃の中の物を戻すがそれさえもリグル自身に遮られ更にリグルの快感を促進させる。

「んぶっ、がっ!ぐげぇっ……ぁ゙あ゙っ!」
「あっこれ……すっごくイイよ、亀頭に胃酸が当たってるのかな……?あっ……いいっ」
「はぐぅ、うげっ!げっ……」
「こ、こりゃ気持ちいいや……も、もう……出る、出すよっ!くぅぅぅっ!」
ドクッビュルルルッ!
「ぐむっ!?……んく、ケホッげほっ……かはぁ……はぁ」

 リグルは魔理沙の頭を押さえつけ股間を突き出し直接魔理沙の食堂内に
粘りのある白濁液を注ぎ込んだ。
一通り出し切ったあとようやく地獄のような呼吸困難から解放され
精液の臭いが充満する口腔内にも構わず、肺一杯に深呼吸し酸素を取り入れる魔理沙。

「かっ……くっ、けほっ……も、もういいだろ……早く、リグル……早くこっちにも……」
「やれやれ、仕方ないなぁ……えーと、ここだっけ?」

 べちょべちょになった秘所をもったいぶる様ににゅる、にゅる……となぞる。
散々焦らされ、一刻も早く膣内に男性器を受け入れる事しか頭に無い魔理沙は必死に懇願する。

「早くっ早く挿れてぇっ!お願いだからっ……焦らさないで……おちん○ん、欲しいんだよぉ……」
「ハハ……そんなにおねだりするならしょうがない、それっ!」

 ずぷっぬぷぷぷっ……

「あっあはっ、あひぃぃぃぃぃっ!!!」

 欲しくて欲しくて堪らなかった念願の逸物をようやく挿入してもらい半狂乱で悦び喘ぐ魔理沙。
その愉悦に満ちた絶叫にかつて味わった屈辱の復讐を果たすかのように深く強く突き入れるリグル。

 ずんっぬちょっズブッずぽっ……

「いひぅっあひっいいっいいっ……もっとっもっとぉ!」
「あははは、そんなに気持ちいいの?蟲ケラごときに犯されて気持ちイイんだ!?ド変態魔法使いさんっ!」
「あふっもっとっ!おち○ちんっ……激しくっずっぽずっぽ突いてぇっ!」
「ああもっともっと突いてあげるよっ!Motto!Motto!」

 ぐちゅうっみちッ……ずくんっずくんっ!

「いひぃぃぃっ!こわっ壊れちゃうぅっ!き、きもひいぃぃぉぉぉっ!!」
「くっうぅっ……とんでもない締め付けだね……ボク、もぉ……いっぱいいっぱいだっ……よ!」
「はひっ出してっ!せーえきぃっイッパイ、いっぱい出してぇぇっ!」
「あー、イクっ腰っ止まらないっ……イクイクイクぅっ!ぅぅぅぅっ!」
ドプッドプッビュクッ……ピュル
「ナカっ出てっ!イッちゃっ……ひぁぁぁああああっ!!!―――」

「「はあっはあっ……ふぅ」」

 互いに絶頂まで登りつめ繋がったままパタリと倒れる二人。
森に響き渡る絶叫が聞こえたのかもう一人誰かがやってきた。

「リグルー、こんなとこに居たの…………え?」
「げっ!チ、チルノちゃん……!」

 来たのは普段湖の近くで遊んでいる氷の妖精、チルノである。
魔理沙と繋がったままのリグルはチルノを見て明らかに焦っている、恋仲なのだろうか。

「……リグル、あんた何してんのよ?」
「いー、いや……違うんだチルノちゃんこれはね、あの、その……」
「いいからどきなさいよっ!あたいをほっといて何してんのよ浮気者っ!」
「え…………チル、ノ……?」

 少しの間放心状態だった魔理沙はようやくチルノに気づく。
チルノもリグルを引っぺがした時、相手が魔理沙だと気づいた。

「あんた……魔理沙、だっけ?……服と帽子無いから分かりづらいけど……あんたがリグルをたぶらかしたのねっ!」
「あ、あ……こ、これはだな……」
「うるさいっ!」

バシイッ!

 チルノは仰向けに寝た魔理沙を掴んで平手打ちをかます。
罰の悪そうな顔で黙りこくる魔理沙。
リグルは関わらない方がいいと思いながらも勝手にここを離れると後が怖いのか
チルノの後ろにさがり黙って様子を見守っていた。
当の魔理沙はチルノに叱責されること自体屈辱だがこればかりは色に狂った自分が悪く、
チルノの言い分の方が正しいと思ったのか何と言ったらいいのか分からない様な表情で正座している。

「こんな所でこんな格好で変態みたいなことして……バッカじゃないのあんたっ!」
「ぅぅ……」
「なんとか言いなさいよ!リグルは無理やりこんな事しないわ、あんたが垂らし込んだんでしょ!」
「うっ……ご、ごめん……チルノ」
「謝っても済まないわよ……もーあったまにきた〜!リグルっこっち来なさい!」
「え……う、うん」
「ちょっとコイツ立たせて、そんで抑えてて」

 後ろで縮こまっていたリグルを呼び魔理沙を四つんばいにさせ倒れないよう肩を持ち上げ、魔理沙に顔を近づけ言い放った。

「あんたみたいなヘンタイには相応のお仕置きをしてあげるわっ!」
「え……な、何……?」
「コイツを突っ込むのよ!」

 チルノは手から氷柱(つらら)を作り出し魔理沙の菊座にあてがうと一気に突き入れた。

「それっ!」
ずぶうっ!!
「え、ちょ……そ、ソコ……ひぎぃっ!!」
「ほらほら痛いでしょ?お仕置きだから痛いのは当たり前だけど」
「チ、チルノちゃん……それはやりすぎじゃ……」
「あんたは黙ってなさい!」
「ご、ごめん……」

 ずんっずぷっずぷっ……

「あひっ!あふっあっあっ……」

 異物の侵入など許した事の無いすぼまりに冷たい氷の矢。
身も凍る様な苦痛だけが支配すると思われたが抜き差しするにつれ魔理沙の声は艶が増していく。

「あっいやっあっはぁっ……」
「なに?変な声出して」
「チルノちゃん……もしかして感じてるんじゃないの?」
「……感じるって何?」

 妖精は元来頭の良くない種族である、おまけに繁殖の必要がないためか
チルノは性行為自体を知らなかったらしい。
推察するとリグルが浮気をしていたのは何となく分かっても何をしていたのかまでは分かっていなかったようだ。

「き、気持ちいいってことだよ……」
「はぁ?お尻にこんなの突っ込まれて気持ちいいはずないでしょ!ねぇ魔理沙!」
「あふっあんっ!きもっひ、イィ……」
「ほ、ほら……気持ちいいらしいよ……?」
「……全く、とんだヘンタイね……気持ちいいんじゃお仕置きの意味ないじゃない、やめやめ!」

――ずぽっ

「あっ……ふぅん……」

 氷柱を抜かれ少し残念そうな顔を見せる魔理沙だが
チルノは少し考えた後、再びリグルに魔理沙を座らせるよう命じた。何か思い浮かんだらしい。

「新しいお仕置き方法を思いついたわ!リグル、しっかり抑えててね」
「う、うん………………ッ!?チ、チルノちゃん何を!?」

 チルノは座らされた魔理沙の目の前に立つとワンピースをめくり小さな割れ目を見せつけ手を添えた。

「ちょ……な、なにする気だよ……」
「ド変態魔法使いにお似合いのお仕置きよ……喰らえっ!」

 ぴゅるっ……じょろろろ、シャァァァ……

 チルノは魔理沙の顔を目掛け人差し指と中指で開いた幼い割れ目から黄金水を放つ。
魔理沙は嫌がって顔を背けようとするがリグルがしっかりと抑え付けてある為顔に小水を浴びるしかなかった。

「うぶっぶへっ!んぶぅ!」

 ジョロロ……

「……ふぅ、どう?リグル、あんたも……」
「魔ーーー理ーーー沙ーーー!!!」
「えっ!?」

 突然大きな声で魔理沙を呼ぶ声が聞こえビクっとなるチルノとリグル。
声の主が近づいてくるのが分かる。

「誰か来た!リグルっトンズラするわよ!」
「う、うん!」
「……た、助かった……ぜ」

 二人は声の主がやってくる前にサッと逃げ出し、ホッと胸を撫で下ろす魔理沙だったがヌカ喜びだったようだ。
声の主の正体がそもそも魔理沙をこんな目に合わせる原因となった張本人のアリスだったからだ。

―――あらあら魔理沙どうしたの?

 腹から下は愛液と精液にまみれ、胸から顔にかけては薄黄色い液体でグショグショになって
倒れ掛かっている魔理沙を見てニヤニヤと薄ら笑いを浮かべ見下ろすアリス。

「うっうう……リ、リグルと……チルノに……」
「あ〜ら、1ボス2ボス如きに蹂躙されちゃったんだ♪」
「お、お前がっ……どっか行くから……だぜっ……すん」

 少し涙目でアリスを見上げ陵辱された責任を問う魔理沙だが
アリスはその言葉を読んでいたかのように逆手に取る。

「ごめんね魔理沙…………そう……そうよね、魔理沙は私がいないとダメだもんね……分かってるわ」
「え……?い、いや……そうじゃなくって……」
「照れなくていいの……もう離さないわ、私……貴女が死ぬまで離さない……一生私の愛玩人形にしてあげる……!」
「あ……え……?…………ちょ、ちょっ……な、なんだよそれっ!」

 アリスの瞳が妖しく色を放ち魔理沙の両足を掴みあげる。
そして股間には普段見慣れない、太くそして長い大きな………………男根があった。

「……さっきの急用、コレを取りに行ってたのよ………………馬符『奪春の張子淫棒-Lunatic-』」
「ひっ!…………い、いやだっ嫌だぁっ!」
「さあ……一気に挿れるわよ!」

 ずぷっ……みち、ギチギチギチ……

「やだっそんなおっきいの入らなっ……ひぎぃぃぃぃぃっ!!!」
「……入ったじゃない、ほんとに魔理沙は変態ねぇ……♪」
「あぐっ……ぬ、抜いてぇ……いたっ、痛いぃ!」
「あれ?半分までしか入ってないのに奥に届いたわ……まあ、いいわ…………」
「良くなっ……いぎぃ!あぐっあ゙ぁっ!」
「大丈夫よ……毎日毎日24時間365日突き続けてあげれば慣れてくるわよ」
「いだっひぐぅっ!はぐっっがぁぁっ!」

 ガツンッガツンッ!……ぐち、ぐち、ずちゅぅっ!

「いい顔ね魔理沙っ!最高のダッチドールよあなたっ!」
「ひぎっいぐっがっあ゙っあ゙っぅあ゙ーーーーっ!!!」





「ふぅ…………穢れた魔理沙も可愛いわ、続きはお家でしましょう……ね♪」
「ぁ゙…………ぁ゙……」

 ……魔理沙は以前抵抗できない体勢のまま
唾液を垂らし口を開けたまま目はかっと開き、言葉にならない叫びをあげ
アリスの性的欲求の捌け口を満たす人形となるしか生きる道は無かった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「……チルノって結構Sなのね、タダの馬鹿だと思ってたけど」
「うーん……確かにあの蟲は私も男の子疑惑を抱いてたけど…………ってこの記事マジなの?」
「そんな訳ないだろ!」
「いや妙に信憑性があるような気がして」
「いやいや、もし事実ならアリスが恐すぎるだろ…………」

 一同感想は様々だが心境はドン引き、という点で一致していた。
それぞれ物騒な能力を持っているとはいえそこは人間だからか。

 そして最後に咲夜の記事に目を通す三人。

「さていよいよ私の記事か…………」
「……これマジに人間としての尊厳とかヤバいよな」
「これを事実として受け止めたらそりゃレミリアじゃなくても出てけ、って言うわよねぇ……」

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――雌犬、アイノカタチ 〜Luna butter〜 ――

 山の麓あたりにある木々と茂みに囲まれた小さな空間に不似合いな人間が一人。
不似合いというのは自然に囲まれた背景とその人間のメイド服という服装である。
名前は十六夜咲夜、紅魔館のメイド長である。

「確かこの辺よね、私の…………」

 少し離れて見守っているので「私の〜」から後は小声過ぎて聞き取れなかった。
そしてシャッターチャンスは間もなく訪れた。
咲夜はその場でエプロンを外しスカートを取り服を脱ぎだし一糸纏わぬ姿となり
スラっとしたスレンダーな肢体をさらけ出す。

「……わんわん」

 咲夜は四つんばいになり歩きながら犬のように鳴き声をあげた。
望遠で覗くとワンと鳴く度足と足の間がジワリと湿っていくのがよく分かる。

「ん……ふんふん……っはぁ」

 そして咲夜は一つの木の根に鼻を近づけて嗅ぎだす。
角度を変え何度も嗅いだ後、片足をあげそこを目掛けて粗相を始めた。

 チョロ……ショロロロロ……

「あ、あぁ……わたしぃ、お外で……犬みたいにおしっこしてるぅ……あはぁ♪」
「ふぅ……う、ぅぅんっ……」

 一通り出し切ったあと、それでも足らないのか今度は跪き息みはじめた。
排泄だろうか、その姿に瀟洒に感じるものは何も無い。

 ……ガササッ

「えっ!?」

 むりっみちっ……と小さな窄まりから棒状の固体を捻り出しているところに物音がたった。
咲夜も驚いたらしく声を出してしまった、こんな一人遊びをしていれば物音に驚くのも当然だろうが。

「あっやだ……うんち……止まんないぃ」
「フー……フンフン」
「あ、えっ……な、何……?」

 物音の正体は犬だった、咲夜のような犬ではない。
生物としての犬という種族である。
大柄な割りに細身で手足も長くその出で立ちは猟犬の様だった。

 そして突如現れた犬は排泄中の咲夜の尻穴に顔を近づけペロペロと舐め始めた。

「ひゃあっ!…………な、なんだ……犬か…………って、ちょ……」

 突然の出来事に身体を翻し尻餅を付きながらも異常のあった方向を確認し犬が視界に入る。
覗いていた者の正体が人間や妖怪でない事をしりホッとしている咲夜を犬は再び驚かせるような事をした。
今しがた排泄されたばかりのモノを咲夜の目の前で食べ始めたのだ。
その行為に咲夜は快感を覚えそこで自分の秘部を弄りだす。

「ハフッハフッ……」
「あ……犬が、犬がわたしのうんちぃ……食べてるぅ……♪」

 しゅっくちゅっ、ぬちゅっぬちゅっ……

「あっあはっ♪あっあっ……」
ハッハッ、フンッ……ぴちゃ、ぴちゃ…………
「きゃうっ!……あっい、いひぃ」

 排泄物を少し食した後、犬は自慰行為に夢中の咲夜の秘部に顔を近づけ
鼻をならし卑猥な雌の匂いを嗅ぐとべろりと舌でなぞり始めた。

 人間とは違う、薄い舌で上下にペロペロと舐め尽される異色な感触に
咲夜は更なる快楽を覚えいつしか自分の手を離し腰を突き出し
犬に一切の愛撫を求める。

 ぺろっぴちゃ、ふっふっふっ……

「あふっ!ふぅんっ、いいっいいのっ!もっと舐めてぇ!」

 両手は無防備な万歳の形になり完全に仰向けになった咲夜に
犬は咲夜の下腹部に前足を置く。
そして唾液と愛液でふやけた秘所に更なる愛撫を繰り返す。

「ひあっ!歯がっ歯がぁっ!あた、当たってるのぉぉ!」

 一舐めするごとに甘い声が漏れる、割れ目周辺を万遍なく舐められるなかで
時折皮で覆われた小さな突起に歯が当たる。

 咲夜は半分ほどしか外気に晒されてない小さな豆に刺激を受けるたびに
全身をビクンと震わせ嬌声をあげ悦楽に浸る。

 更に舐めやすいように自身の穴を指で広げ犬を導く。
そして長い舌が膣内に侵入し肉壁を掻き回しはじめたその時……

「あひっ凄ひぃっ……イクっ!いっくぅぅぅぅっ!」

 ビクッビクッと腰を痙攣させだらしなく涎を垂らし
悲鳴にも似た叫び声で絶頂を迎える咲夜。





 数十秒経ち、絶頂の余韻が残っているなか咲夜はふと犬のほうに
目をやるととある物体に気がついた。

「やだ、これ……もしかして………………この子、私とえっちなことして……興奮したのね」
「わぅぅ……」

 股間から垂れ下がって見えるのは人間のモノとは全く違う異質なもの。
赤く、それでいた黒ずんでおり欠陥が浮き出て表面はヌラヌラとしたテカリがある……犬の逸物。

 ゴクン。
咲夜はそれを見て思わずと喉を鳴らした。
そして微笑みを浮かべ四つんばいになり犬と向き合い
犬の頭を手で抱き舌と舌を絡めあい唾液を交換しじゅるじゅると飲み込む。

「ん、ぅむ……れろっ…………はぁ…………イかせてくれたお礼に……今度は私がシてあげる……♪」

 身を摺り寄せながら犬の顔から股間へと移動し目的のモノを手に取ると
愛しそうに頬擦りし先端にキスをした。

「ふぅ……ヌメヌメしてて凄い臭い……ちろちろちろ、むちゅっ…………んーっ」

 咥えやすいよう仰向けになり根元を親指と人差し指で押さえ口でストロークする。
だが体勢的に辛く満足させるのも難しいので再び咲夜は四つんばいになると
今度は獣根を犬の尻のほうに折りたたんで尻穴と正対する形で愛撫を始めた。

「んっんむっ……はぁ…………あ、尻尾振ってる……気持ちいいのね、もっとしてあげる」

 次は充血した赤黒いものを両手で擦りながら咲夜は目の前にある黒ずんだ
排泄用の穴に顔をうずめ唇をつけ舌先でチロチロと舐めまわす。

 舌が肛門に触れる度に犬は身を震わせ切なそうな声をあげる。
それを確認すると咲夜は手で扱く速度を上げ舌を肛門の中に侵入させ
野生の腸内を掻き混ぜ始めた。

 何とも言えない獣の体液と排泄物の臭いが充満するなか犬の自身の
先端から透明な液体がポタポタと垂れ落ち始める。
それを目にすると口を穴から離し卑猥な舌使いで逸物を転がしながら
液を啜り唇をすぼめて吸引する。

「ちゅっずず、んちゅぅぅぅ…………これがワンちゃんの精液なのね…………さぁ、今度は私に……」

 犬の目の前まで四つんばいのまま移動し、秘部を手で広げ獣におねだりする咲夜。

「きて…………あなたのおちんちんで私の卑らしいおまんこを…………ぐちょぐちょにっああっ!」
「わふっ!」

 台詞を言い終える前に犬は素早く咲夜の腰に前足を乗せ股間の凶器を秘部にあてがい
腰を振り始めた。
が、狙いを定めていないためか中々入らない。

「もう……焦っちゃだめ、ほら……ここ、そう……あふぅんっ!」

 業を煮やした、というか既に獣の性器で快楽を得る事しか考えられなくなっていた
咲夜は亀頭部分を摘み自分の入り口にあてがわせ侵入の手助けをする。

 ずずず……ぬちっ、ずぶぶぶ…………

 とうとう野生のモノが侵入し、その異質な感触に身を震わせ悶える咲夜。
犬が自分の腰を掴み自分の身体を物の様に、性欲を処理するための道具の様に使い
一心不乱に腰を振り続けるのを見て……
人間以外の、人のカタチではない異形の者を受け入れた事に興奮を覚え
人としての生き方や自尊心より目の前の悦楽を優先した自分の行動に
これ以上無い程の開放感と快楽に陥った。

 自分はもう悪魔の犬ではない、ただの犬の犬………………
野良犬相手に嬉しそうに腰を振る雌犬、獣専用の娼婦なのだ。

 ぱぢゅっぱぢゅっ!すぱん、すぱん……

「あひっイイっ!もっと、突いてっ!おちんちんでゴリゴリってしてぇっ!」

 ぐりぐり、ぱんぱんぱんぱんガツンガツンガツン!

 犬のストロークの感覚が短くなっていき息も短くなる、絶頂が近いのだろうか。
それに合わせて咲夜も息を切らし喘ぎ獣の熱い物を味わおうと自ら尻を振る。
ほどなくして犬がどろりとした濃い、野生の咆哮を放ち咲夜も二度目の絶頂を迎える。

「はっはふっ……ふうっ!」

 どくっびゅるっ!……どくどくどく

「ふあああっ!出てる、出てるぅ……ワンちゃんに出されて、イク……またイっちゃうううううっ!!!」

 ビクッビクンッ!

「はぁ、はぁ…………え?」

 一息ついた犬は繋がったまま後ろを向き咲夜と尻を合わせる格好になり
更なる獣液の注入を始める。
棒の根元の玉が肥大し始め膣から抜けることを許さない。

「な、何……?…………はうう、さっきより濃いっ熱いぃぃぃっ!」
「っ…………っ〜、っ!」
「はひっ、うあっひぃぃぃ!あひぁっぎひぃぃっ!」

 根元からロックされ死後硬直の様にガチガチに硬くなったものからの
熱く、強い粘性のある犬汁の注入に咲夜は
言葉にならない喘ぎと涙を流し愉悦に打ち震え、
人間とは比べ物にならない長い射精を終えるまでに何度も絶頂と脱力を繰り返し続けた。

 にゅぷ、どろん………………

「………………わふぅ」
「あ゙…………お、終わったの…………?」

 秘穴にずっぽりと嵌っていた赤黒いものが抜け咲夜の尻から犬の尻が離れる。
あまりの量に子宮から逆流する精液を感じながら咲夜は安堵の表情を浮かべたが…………
それはすぐに娼婦の微笑に変わった。

 そして先ほど大量に射精し引っ込んだペニスを再び愛撫して硬直させると
甘い息を吐きながら卑猥な表情で再び尻をむけ犬をいざなう。

「これでもう一回、できるでしょ?…………きて、ダーリン♪」

 大きな山の中の小さな茂み。
犬と"イヌ"の本能のままに繰り返される"交尾"は終わらない………………

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「…………エロとグロの境界ね」
「全くだぜ……咲夜にこんな性癖があったなんt」

 魔理沙が言い終える前に数百本のナイフが魔理沙を囲い刃をむけ制止する。
無表情で、それでいて据わった目で咲夜が切り出す。

「……この便所紙みたいな汚い記事が事実だとでも?」
「ひっ!い、いやいや事実無根だと思うぜ!だだだからナイフ引っ込めてくれぇ!」
「当たり前でしょ、一々つまらない事のたまってんじゃないわよ……」すぅ……
「……ふぅ、恐かった」

 一瞬でナイフは目の前から消え魔理沙は胸を撫で下ろすとともに
心底怒っている時の咲夜に対しては軽口を控えようと心の中で決意した。
霊夢も口にこそ出さないが同じような事を思っただろう、その表情は終始苦笑いだった。

「あ……ちょっと、二人とも」

 そんな時、咲夜は偶然にも発見してしまった。
自分達の地位を陥れた実行犯を、射命丸文を。

「ナイスよ咲夜……のうのうと飛んでやがるわね」
「なんとか捕まえたいが……スピードが自慢の私でもアイツには適わないしな」
「時を止めて捕まえたりはできない?」
「残念ながら……無理よ。あの距離を飛んでいって捕獲できるほど『時の流れ全体』を『長く』止める事は長くできないわ」

 時を止められるなら難なくできそうだがそこまで万全ではない。
永夜事変の時のように時刻の流れを遅くしたりはできるが
紅霧異変の時のように時間を世界ごと止めることはせいぜい
弾幕を張るまでの時間くらいしか止められない。
疲弊しきるほど頑張っても7秒が限界だろう、それではあの天狗には追いつけない。

「んー……そうだ、あんたらもう一度記事の内容を思い出してみて……」

 少し考えた後、霊夢が口を開く。
二人は理解できない、という表情をしたが霊夢のことである。
何か考えがあるのだろうと思い記事に書かれていたそれぞれの
淫らな一部始終を思い返した…………

                 続く

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

中書き:

一部原作にも書籍、公式テキストにも居ない名無し男が出てきましたがオリキャラってだけで二次として痛いのに
変な個性がついてしまい余りにも痛すぎるので絶対に名前は付けない、お前らなんかABCで呼ばれるだけでも(ry

ここまでつらつらと書いて事件は何も好転していないというカオス。
全体が長すぎる割りに丁度いい区切りが中々見つからずこんな適当な結果に……
実はオチはもう書けてます、それでは気になる方は後編で……


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