涼翔「あ、いや、ごめん」
と言いながらも董白の悩ましい姿に釘付けで目をそらせない。
董白「いつまで見てんのよ!えっち!」
董白は恥ずかしいので涼翔に背中を向けた。
そして、その勢いで体に半分かかっていた服がスルリと落ちてしまった。
董白はあまりの恥ずかしさで言葉を失った。
その光景を見て涼翔は我慢の限界にきていた。
董白はこちらに背中を向けているが、パンツでお尻が隠れている以外はすべてが丸見えだった。
涼翔は、城に着いたらどうせ処刑されんだったらこのまま後ろから襲いかかってしまおうか、と思ってしまうほど欲情してしまったがなんとか押しとどまった。
涼翔「えっと…俺後ろ向いてるから早く服着ろよ」
董白「…うん」
小さな声だった。よほど恥ずかしいのだろう。
涼翔は董白に背中を向けた状態で董白が服を着終えるのを待った。
シュルシュルと布のこすれる音がする。
董白「ね、ねぇ?」
涼翔「ん?」
董白「服着るの…手伝ってほしいんだけど…」
涼翔「一人で着れないのか?」
董白「一人だと少し大変なのよ!」
涼翔「わかったよ。…そっち向いてもいいか?」
董白「うん」
涼翔は董白の方を振り向いた。
董白の体はもうほとんどが服で隠れて裸ではなくなっていた。

涼翔はほっとしたが少し残念にも思った。
涼翔は董白の腰に布を巻き、服が落ちないよう縛った。
涼翔「よし、いいぞ」
董白「…ありがと」
董白は恥ずかしさでまだ顔が少し赤い。
涼翔「もう、寝ようか?疲れてるだろ?」
董白「そうね。疲れた…」
そう言って董白は涼翔の側に寄ってきた。
涼翔「?どうした?寝ないのか?」
その問いに董白は
董白「また虫がいたら嫌だから、あんたの隣で寝る」
と頬を染めながら答えた。
涼翔「俺の隣で?」
董白「い、いいじゃない!別に!」
涼翔「いや、構わないけど」
董白は涼翔の肩に首をもたげてきた。
涼翔は董白が寄り添ってきたので少し照れてしまった。
董白「あんたは寝ないの?」
涼翔「焚き火の火を消すわけにいかないから。火を消すと寒くなるからな。」
焚き火に薪をくべながら答える。
董白「寝なくて平気なの?」
涼翔「平気じゃないけど、こんなに綺麗なお前に風邪ひかすわけにはいかないだろ?」
その言葉に董白はドキッとした。体が火照ってくる。
董白「え?あの…」
涼翔「お前さ…綺麗だし、可愛い…から。なんつーか男として守ってあげないといけないなと思って…」
照れながら董白から目を逸らす涼翔。
董白は照れて顔が赤くなった。
董白「そ、そうかな?そんなに綺麗?」
涼翔「えっと、ほら、もう寝ないと明日起きれないぞ!」
涼翔は恥ずかしいのか話をごまかしてきた。
董白「何よ。答えてくれたっていいじゃない。」
涼翔「さて、薪をくべなきゃなぁ」
董白「もぅ…」
涼翔は董白の言葉を聞いてないフリをして薪をいじっている。
董白「…おやすみなさい」
涼翔の耳元でそう囁く董白。
涼翔「お、おう。おやすみ」
涼翔は耳元で囁かれて少し照れてしまった。しかもおやすみなさいと言ってきた。
董白は目を閉じて涼翔の肩に首をもたげてきていた。
涼翔は、さっきと態度が違うなと思った。
一時間後、董白はくーくー静かな寝息をたてながら熟睡していた。
特にすることもなかったので、涼翔は董白の方を見てみた。
董白は起きていた時のキツい感じの表情と違い、無邪気そうな可愛い寝顔だった。
涼翔「こんなに可愛い顔しやがって、まったく…」
思わずそう呟く涼翔。

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