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真人サンドイッチ地獄!? (前編) 522(◆grMr.KOUTA)様


「ぐかっ!」
みぞおちに決まった。

安らかな寝顔、とは言えない状態ではあったが、
ほぼ失神状態で志麻はご臨終だ…。

「うーん…」
見事に志麻を撃沈したのは、
音山陽子、通称光太姉である。

こちらもなにやら寝言を言いつつもソファーの上で眠っていた。

散らかった机の上。
山のような飲み物とジュース…のようなお酒。


「はは、、何なんだろうこれ…」
真人はその壮絶な光景を見つつ呟いた。

「うーん、太陽系を救った英雄はとても人気があるから忙しくて大変だからゆっくり休みつつパーティーでもしようって企画だったと思うんだけど違ったかな。」
「あはは、酔っぱらうと良くしゃべるんですね、音山さん」
実にハイマイペースになっている異様な光太に苦笑するしかない。

「でも、飲み過ぎはいけないよね。アルコールで1年間に何人の死者が出ているか知ってる?」
「え、いや…」
「まぁ、そんな事はどうでもいいんだけど…。この二人に命の別状はないから大丈夫だよ。寝るのなら上の客間を使うといいよ」
「あ、はい…」

時間は午前1時過ぎ。
さすがに眠かったが、姉の愚痴を聞く機会もそう無く、これも姉孝行(?)だ、と自分に言い聞かせがんばっていた真人も
その本人が寝てしまった今。無理をして起きている必要はない。

「でも、真人くんはアルコールに強いんだね。結構沢山飲んでたんじゃないかな」
「そう、ですか?」
本人は気が付いていなかったが、片瀬家の家系であるところ遺伝…
どうやら耐アルコール能力は継いだ元が違ったようだ。

「僕はほとんど飲めないから、飲んでないだけなんだけどね」
「(いや、凄い酔ってる…飲んでるよ光太さん…)」
心の中でつぶやきながら、部屋から退散する。

「じゃ、おやすみ。二人に毛布かけておかないと…えーと、」
後のことはどうやら何とか大丈夫な光太に任せ、真人は2階の客間の1つへと向かった。



「うーーーーん」
ベッドの上で大きく身体を伸ばす。
すぐに眠気が、襲ってくるかと思ったが、意外にも横になると少し目がさえてきた。
やはりパーティーでテンションが高くなったままなのかもしれない。

そんな事を考えながら窓の外を見る。

宇宙の色が違う。
もう、だいぶ慣れては来たが、黒い宇宙に星々が瞬いていた。
照明を落とした部屋からは、その星々がよく見えた。

「僕も…ステルヴィアに…」

「うーん…起きてる?」
「…えっ!? わ、どうしたんですか?」
そんな事を考えていると突然、光太が自分を見下ろしていた。

「なんだか、、ぼーっとなってきて…。でも目はさえてるし…うーん…」
「大丈夫ですか?」
起きあがると、光太が隣に座った。

「はぁ、大丈夫。気分は悪くない……」
「水でももってきましょ、、!?」
ばさっ

ベッドが揺れた。

「っ、な、なにを」
「真人くんって…志麻ちゃんに似てるよね…なんて言うか…性格とかも違うように見えて…どこか」
「え、あ、そりゃ、兄弟ですから」
あはは、と力無く笑う。
脱出しようとしたが、なぜか結構な力で押さえられ動きが取れない。

「志麻ちゃんは……おしり嫌がるんだよ、すごく…」
「へ?」
突然の話について行けない。

「うーん、さわったりしただけで怒ってね…。なんでかな?」
「いや、それは、そういったことはご両人の…」
「別にさ、汚いとかそんな事は無いんだよね…。不思議だ。」
「あ、あの、ところですこしのいて…」
「君は…」

ふと言葉が止まる。
ぼんやりと真人を見つめる光太。

「あ、…あの」
「…やっぱり、かわいいね」

がさっ
両手が完全に拘束され、体重で身動きが取れなくなる。
次の瞬間、唇に暖かい感触が。

「んっ、!! ふっ」
突然のキス、さらに口の中へ舌が進入してくる。
こうなってしまっては、なりふり構わず必死に逃げようとするしかないが
暴れたところで身体の自由はきかない。

それどころか数秒もたたないうちに…

「っ、、うぅ…」
ちゅ、ぴちゅ

志麻とのセックスで磨かれた技術が真人の口を犯す。
「んっ、ふぅぅっ」

舌が絡まる。
不快感など感じる暇もないほど、身体が熱くなっていった。

ちゅぷ、ちゅ、ぬちゅ

口元から漏れる音。
「ふぅ、、……ぅ…」
抵抗していた力が抜け、なされるがままになってしまう。

ようやく唇を話したのは数分もたった後になる。

「ぁ、はぁ、僕っ は、真人です、しっかり…して、あっ!」
しっかりと反応してしまったソコ。
光太は当然のように服の上から撫でると、意識をそこへそらしている間に
手早く次々と服を脱がせていった。

「やわらかい…」
「うっ、やだっ」
許容できない現実に涙目になる真人。
しかし、その涙をキスでとると、下半身を隠していた服まで全て奪われてしまった。

「あ、いやっ…」
もう手を押さえられているわけでもないのに、ベッドを掴むだけでどうすることもできない。
身体に満ちる甘い感覚は、感じたことのないもので、真人の動きを封じてしまっていた。

「しっかり、反応してるよ。別にそんなに、嫌がること」
「あっ、あ!!」
ぴちゃ

真人は信じられなかったが、勃起したその先端から熱い何かが…。
「やっ、わっ…」

敏感過ぎるソコへ絡まる舌。
何の抵抗もなく口に含むと、先端の弱いところを的確に舌先が刺激していった。

「あっ、やだっ、やめて…、こうた、さ、っあっ」
ガクガクと身体が震える。

「だめっ、もう…いっ、やめっ」
声もむなしく舌が先端部をなめ回す。

「くっ!…… っ!」
びゅくっ

口の中で弾けたソレを、気にしないかのように舐め、吸い続ける。
強烈な刺激に射精が止まらず、しばらくの間真人は、震えながらその快感に耐えるしかなかった。

「はっ、あっ…だめっ、許して…もう…」
ちゅーっ
「!いっ」

ようやく、もう何も出るものがなくなった真人は、最後に残った精液を吸い取られると
解放された。

「あ、……」
何をされているのか、何も考えられない。
敏感になっている身体に舌が刺激を加え始めた。

「ふぁ、んっ」
もう、抵抗する気力もなくなった所を見計らったのか偶然か、
光太は真人を裏返しにした。

「やっ、…わ…あ、何を…?」
「…志麻ちゃんは…させてくれないんだよね…なんでかな」
「えっ、、」
ぼんやりとした頭は何のことか理解できなかった。

「あっ、ひゃっ!」
次の瞬間理解することになる。
光太は舌で真人のアナルを一舐めすると、そのなかをこじ開けるかのように舌先に力を入れた。

「わっ、やめてっ!」
さすがに慌てたが、触れたことのないそこは、意外にも高ぶっている身体のせいか
今まで感じた種類とは明らかに違う、快感を発していた。
その感覚に必死に逃げるが、結局ベッドに阻まれ、よりそこを攻撃しやすい態勢にされてしまうだけだった。

ぴちゅ、ちゅ
「あっ、うわっ…ん、…あ…」


荒い呼吸の音が聞こえる。
自分の呼吸だと気づいた光太は、ぼんやりと舌先の感覚を確かめる。
もう力の残っていない真人のこなれたそこへ…。

「ひっ、そ、んな…」
"その"モノの感覚に気が付いた真人が逃げようとする。
しかし一瞬だけで、がっくりと身体の力が抜け、無抵抗な身体を晒してしまう。

「真人くん…いいよね」
「やだっ、やめて、こう…ひっ…あああ!!!」
悲鳴に近い声が響いた。

「くっ…。少し、入った…もう少し…呼吸を大きくして…」
「イタイ…やだっ、」
「あ、…いい…いけそう…だね」
「あっ、あ…、、。 !!!!」
じゅぶっ

突然体内に押し入った大きな異物に真人は悲鳴を上げる。
しかし強く押しつけられているせいで布団に声は吸収されしまった。

しばらくその感覚を楽しむ光太。
その強烈な締め付けは初めてだった、

が、次第にアルコールが抜けてきている事に、本人はやっと気が付くことになる。

「…真人…? あ、あれ…」
「ぅぅっ、やだ…ぬいて」
涙を流しながら嫌がる真人の姿に、なにかおかしいと気が付く。
しかし、強烈な締め付けからの快感に一瞬でかき消された。

「…動くよ…すごく…いい」
「あっ、やめてっ、おねがいです。やっ、あっ」

じゅっ…ぬちゅ…

「ひっ、い、っあっ、…」
「いい、いいっ」
「あっ、ああっ…ひっ」
その声でリズムを取るかのようにどんどんと動きは速くなっていく。

「もうすぐ、もう…ああ…」
「んっ、あっ、あっ」
もはや何の容赦もない動きにガクガクと震えながら、その理解できない状況と感覚に耐える。
光太の限界が、唯一の救いだった。

「いくよっ」
「あっ、あ、ひっ!!」
一瞬体内で大きくなるソレ。

次の瞬間精液が放出された。

「くっ、…」
その快感に声を上げる。
全身を貫いたその快感は、志麻との初めて…と同じくらい気持ちよかった。

「あっ、…うう」
ばたっと横倒しになる真人。
衝撃で、深く打ち込まれていたペニスが抜ける。

荒い呼吸音。


「……あ、、…?」
何かおかしい。

かき消されていたその警告にようやく光太が気が付く。
「真人…くん……」
「うっ、、っ…」

流れ出す精液…。キスの後…。

「……ど…どう、しよう……」
唖然とする光太に、運命は無情だった。

「…ひ、ひどいっ、こんなっ…僕は姉の変わりじゃ」
涙目を向けながら抗議するが、呆然とした光太は、今までの行動のショックを一気に受けていた。

「あ、…その…ごめん」
「なんで…こんな、、っ」
「分からない…なんだか、可愛くて…柔らかくて…」
「!? 何を…そんな…、、訳分かんないですよ!?」

「そうだね、、そうだよ…なんで…」


「うーん、光太くん…ここ?」
「「えっ!?」」

気分が悪そうに入ってきた、それは他でもなく…。

「あれ…、何してるの…、、、」


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