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夢(もうそう) 286(◆grMr.KOUTA)様
「で、最近はどうなのよ〜」
「はひが?」
シャカシャカ
カチャ、
食事のお皿を片づけるアリサ、歯を磨いて寝る準備の真っ最中の志麻。
「んー、コータくんとのことに決まってるじゃないですかぁー」
おどけて聞いてみるが、志麻の歯ブラシの音が一瞬止まっただけだった。
「…まだ、会ってないの?」
「……ん、、、」
「ま、あいつのマイペースっぷりにも困った物だけど」
「コータくんは、悪くないんだよ」
口の中をすすぐと、慌ててアリサの悪口、でもないが、それを否定した。
「はぁ、、まぁ、忙しそうだしね…」
「そうだよ、、今日も学校とインフィーのプログラムの改良に……」
「ともかく早く寝て、体を休めなされ。」
「…そうする、、はぁ、、なんだか、変なだるさが、、」
ばさっ
ベッドに倒れ込む志麻。
アリサがやってくると、布団をかけた。
「ん、ありがとう、、」
「あやすみ、しーぽん」
「おやすみ……ふぅ、、」
目を閉じた様子を見ると、少しだけ残っている片づけへと戻る。
「…全人類の重荷が志麻に…か、、私は……」
そうつぶやくと、しばらく洗いかけの食器を見つめた。
「ふに……」
「…ってほどは、本人も感じてないかな?」
苦笑すると、片付けを続けた。
〜〜〜〜〜〜
「……ふ、、あれ?」
ザーーッ…… ザーーッ……
そんな音が耳に入る。
心地よい風。
美しい海、打ち寄せる波、綺麗な珊瑚礁。
「……」
「志麻ちゃん はやくー!」
「あ…光太…くん」
海で手を振る光太。砂浜に立っている自分。
「あ、まってよー」
ザバッ
と、突然大きな波が押し寄せ、思わず目を閉じた。
「志麻…」
「あ、? わっ」
美しいサンゴ、その間を泳ぐ美しい魚たち。
息は苦しくなかった。
「ごめんね。僕がもっと、素直になれれば」
「あ、、そんな……」
生まれたままの姿の二人は、海の中にいた。
こぽぽ…
泡が頭上に向かってあがっていく。
すっ
「あっ、、光太くん、…きゅうにっ、恥ずかしいよ」
腕が志麻の体に回されると、唇が近づく。
恥ずかしそうに身をよじるが、
チュ
軽くふれるだけのキス。
しかし、志麻の身体に甘い快感が広がった。
「…ん、、光太くん…あ…」
手がソコへ触れる。
じゅん、と湧き出すような快感。
「は、、ん…光太くん…」
「志麻…愛してるよ…」
「やだっ、、恥ずかしい」
「好きだ…僕から、離れないで…」
くちゅ
唇が深く重ねられると、舌が進入してくる。
それが全身をかき回す。
「ふっ、ひゃ、こーた、くん…」
「志麻、、もっと、感じて、、」
「あっ、ひっ!」
気が付くと、光太と志麻は深くつながっていた。
恐ろしいほどに、無限に沸き上がってくる全身の苦痛と甘いしびれ。
理解できない感覚。
「志麻ぁ、気持ちいい…」
「あ、ぁ、ぁ…光太くん、いいよっ、いっぱい、、いっぱいだよっ」
深く挿入されたペニスは、全身を貫いたかのような強烈な存在感で、
その感覚と、快感か分からない、痺れか痛みか。
全身からあふれ出し、爆発しそうになる。
「いきそう?」
「ん、、あ、変、こない、それ、。 あくぅ…」
光太がつぶやく。それと同時にまた波が襲う。
「もっと、、もっと、志麻に感じて、欲しい」
「やっ、だめっ…飛んでく…。変だよっ、あっ、ぁ」
「…もっと、、行こう…」
シュン
何かが、強い風が抜き抜けるような感覚。
「やぁっ、飛んじゃう、ぐるぐる、して、あっ、、あ…」
「志麻……」
急激なその衝撃が収まり、志麻がおそるおそる目を開ける。
目の前に見えるのは地球、赤い宇宙。そして、ステルヴィア。
「ひゃっ」
あわてて口を押さえる。
しかし、息は苦しくなかった。
「もっと、感じて…」
にっこりと笑った光太の先端が志麻に触れた。
「ひゃっ、あっ、とんでる、、あっ、あああっ!」
「志麻…中がぬるぬるで…すぐ出ちゃいそうだよ…」
じゅわ
光太のカタチ。感覚。
身体の中に一気に広がる熱い感覚。
「あ、ん…光太、くん…もっと、動いて…いっぱい…」
「志麻っ、愛してる…ずっと、一緒に」
「は、はずかしいよっ、あっ、いいっ」
体内を犯す光太のペニスがはっきりと伝わってくる。
自らの狭い場所を押し広げ、その奥を突く感覚。
「ひゃぁ、あっ、ん、いいっ、こうたくんの、お×んちん! もっと」
「志麻っ、もっと…志麻を、愛したい…」
志麻が快楽にうちふるえながら目を開くと…。
「志麻…僕、もう…我慢できない…。」
「志麻…好きだよ…」
「志麻の中…っ、気持ちいい」
「あっ、、えっ!? ひゃっ!!」
なぜか光太が3人、とそこまで考えた瞬間、目の前の光太のモノが口に進入してくる。
口いっぱいの巨大なモノが志麻の羞恥心を狂わせ、思考がまた消える。
「志麻…入れたい…」
光太は志麻を抱きしめ、後ろの穴に狙いを定めた。
「う、、うんん、、、ん、ん!!!!」
口の中で大きくなったかと思うと、白濁とした体液が放出される。
その熱さが一瞬で口から全身に広がり、同時に光太が、さらなる進入を開始した。
「あ、あう、だめっ、そこ、違うっ、あ、はいっ、ちゃ…う、、」
体内でぶつかる2つのペニス。
痛みは全くなく、体内に埋め込まれたそれが与える強烈な被支配感と、それが与える衝撃に
びくびくと何度も身体が波打ち、光太は快楽の声を上げ続ける。
「ふあっ、あっ、激し、ぃ、っ。あ、あ…だめ、中でぶつかって、ひっ」
「「志麻ちゃん…」」
「変だよ! 狂っ、ちゃうよっ…あっ、私の中が、おちんちんで、いっぱいだよっ!」
「もっと感じて…もっと動くから、もっともっと…」
「あっ、ひゃっ、、だめっだめっ!!!」
強烈な熱さ。
体内に放出される精液。
時間が止まり、無限にその感覚が続く。
「ひっ、ひぃぃぃぃ!!!」
「ひ…いっ…?」
荒い呼吸音が響く。
「……おはよう…」
「…あ、……おは…よう」
目の下に熊のできたアリサに挨拶され、思わず返事をする。
「……ひゃっ!」
自らの手が…そこを刺激していたであろう事に気が付き、あわてて、手を抜く。
しかし、粘りけのある体液が、細い線を伸ばした。
「……いっぱい、お×んちんがあってよかったね……おかげで私は一睡も」
「えっ!? わ、私何か……」
「…… お願い。光太と結婚して。いやこの際、同棲でも良いわ。」
「あの、あの…私、わたし、何か…」
「お願い、眠らせて。……今夜は眠らせないぜ、いえい…」
意味不明なセリフを残すと、隣のベッドに倒れ込むアリサ。
前日の徹夜でプログラムに続き、
徹夜でえっちな寝言攻撃を受けたアリサは。
ここに撃沈した。
「あ、、あの…アリサ…。ねぇ…私……、、、、」
取り残された志麻は、一人オロオロとするばかりだった。
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