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1スレ141-154 (無題) / ROCO◆VpKHzOu04Y氏

日も暮れて夜中になり、あたしの結界師として人知れずのお勤めが始まっていました。
「行くよ、白尾!」
『わかったぜハニー!』
「結!」

バシュッ!!

なんだかおかしい…今晩の妖の出現は異様に数が多かったの、
あたし…雪村時音と、同じく結界師の墨村良守はそれぞれ二手に分かれて、
次々に始末をつけていた、まぁ数は多くても雑魚ばかりだったのだから、楽勝だけどもね。
『しかし数が多いな今晩は?』
「これって、どっかに雑魚妖を誘う大物が潜んでいるかもしれないわね」
この異常ぶりにあたしはそんな予感を感じてた、だから外は良守に任せ、
そういうのが潜んでいる可能性の高い校内を、調べてみる事にしたの、
すると中にもウジャウジャと雑魚妖らが蔓延って居た。
『これは確定かもな』
「調べに行くよ、より妖の匂いが強い道を教えて」
『任せろハニー!』
通っていく道の雑魚妖を一匹一匹と滅っしていき、あたしは数が集まる方へ向かう、
すると居たのよ…集中的に無数の雑魚が誘われてるように、
向かって入っていく教室があった。
「ビンゴね、妖気を綺麗に消してるから、ここからじゃ元凶の妖の位置はわからなかったけど」
こっそりと気配を消し近付いて覗いて見ると、そこには無数の雑魚と一人の人間が…違う!
『あいつ妖を喰ってやがる!』
「人皮ね…あの黒芒楼の妖の生き残りってところかしら?」
人皮というのは、以前にここを狙っていた黒芒楼という妖の集団が使っていた、
人の姿になり妖気を隠す事のできる特殊な皮だった。
あれから月日も経ったし、まさかまた見る事になるなんて…まさに盲点だったわね、
でも妖の習性を殺しきれなかったのは敵のミス、
あんな風に大口でバクバクと雑魚妖を喰ってたら、妖だってわかるってものよ。
だからすぐに行動を開始したの、すると奴は気付いた!
俊敏な動きで駆け、このあたしから逃げていく。
「あたしは奴を追っかける、白尾はこの事を良守にも教えてあげて!」
『了解!まかせなハニー!』
そして白尾は行った…まぁ、あたし一人であの程度ならなんとかなるけど、
用心にこした事はない、そして追うの…奴は上に向かってた。
「待ちなさい!…えっ!?」
すると急にある狭い準備室へと奴は飛び込み、そこで奴はあたしを待ってた…違う!
あたしが追って入った時、そこで見た人影…それは仮の姿、すでに抜け殻だったの!!
「これは皮だけ?本体は…!?」

ズチャァァァ!!!

「きゃぁぁ!!!」
突然に何か強い力で、あたしの身体が拘束されてしまった、上からの攻撃!?
くっ…こんなゴムの固まりのようなタイヤみたいな触感のが巻きついてくる…
「キシャァァァ!!!」
そしてあたしはようやく敵の本体を、この目で確認したの、
それはおぞましいイソギンチャクのような妖だった。
「くっ…結っ…」

ブチャァァ!!!

「きゃっ!?」
結界で囲もうとしたのだけど、それが発動するより早く、妖の触手が伸びてくる、
しまった!そう思った時にはすでに、その触手の先端にある口のような不気味な箇所が開き、
あたしの印を結ぼうとした手を飲み込んでたのよ!
「いやっ、あぁぁ!!」
まさにガブッとね…痛みは無いけど、このおぞましい内部のヌメッとした温かな肉の触感が伝わってくる、
そして圧迫感を腕に感じるの、肘部分まで咥えられてしまい、
その内部で締め付けられるように固定されてしまったみたい。
しかもそれは片腕だけで済まず、唖然となった隙をつかれ、
もう片腕…そして両足も同じ様に触手に咥えられ、
身体を大の字に固定されて拘束されてしまったのでした。
「くっ…なんて事!」
こんな人語も喋れないような、まだ知性が低そうな妖を相手に、囚われの身になってしまうなんて。
このままでは、さっきの雑魚妖のように喰われてしまうかも…
そう嫌な想像をした時、それはやって来た。

ジュブ…ジュブゥゥ…

不気味な音をたて地面からジワジワと這って寄ってくる、
この手足を拘束してるのとはまた別の、おぞましく不気味な触手達が迫ってきた…

ジュブゥゥ…

「!!?」
ちょっ…何処に入ってきてるの!
その不気味な触手の一つが囚われた足元にまで来ると、奴は登ってきて
法衣の隙間から入ってきたの、そしてベトベトとその身から染み出る粘った体液を、
あたしの肌に思いっきり付着させながらに、更に上にへと足を伝わって上がってくる…
はっきり言って、この感触はとても気持ち悪かった!
おぞましい嫌悪感が頭に伝わっていく…やがて触手の先が触れきた、あたしの陰部に…
しかもこのエロ触手は、下着の内に大胆にも潜ってきたのでした!

グュッ…ズブゥゥゥ…

「ひっ!あぁ…嘘…やぁぁ!!」
そしてその先端があたしの秘裂を拡げてくる…卑しい音をたてて閉じたそこを無理矢理に開いていく、
この身体の内に入る為に、染み出てる体液で入り口をよく濡らせ…
滑るようにアソコから胎内へと、おぞましい肉塊が侵入してくる!
「あがぁ!あぁ…やぁっ…!?」
こんな醜悪なのに、大事な場所に入られていくなんて…
その異質な肉塊のボコボコした体液まみれな表面が、あたしの膣壁に擦れていく…
「あぁっ!や、やだ…あぁぁ───入ってこないで!!」
すると凄い衝撃をあたしに与えていくの、内部を押しつぶすくらいの、とてつもない圧迫感を感じる…
だけどそれ以上に甘い刺激感を感じさせていた…なんで!
「あふぅ…あぁ…あんっ!」
やだ…おぞましい肉塊の感触に、こんな敏感に感じるなんて…
まさかこの体液には何か効果があるというの!
しかも卑猥に蠢いているし…巨体な軟体で膣内を拡げ、暴れるように内部を掻き回していく!
「はぁ…ひぐぅぅ!!あぁぁ〜〜〜!!!」
当然に刺激感は倍増していた、こんなの初めて…頭が狂わされそう!
そして内部で更に変化が訪れてたの…その先端が開いていく、
この触手もまたおぞましい口を持ってたのよ。
そこから何かまた別の、不気味な触手を伸ばしているようでした。
「うくっ…何…あはぁっ!!」
まるでそれで中を舐められてるようだった…細いので細かな内側まで行き届き、刺激を加えられて…
あたしにおぞましい快楽を感じさせてる、そう感じるの…心地良さを、とても不本意な快感を!
「ふわぁ…あぁぁ〜〜!!」
こんなの嫌…嫌なのに、この内部は焼けるように熱く火照っていく、
そして敏感に内部の動きを感じさせていくの、それに反応してあたしは悶えてたわ。
拘束された身体が震えてる…そして腰が勝手に動いてるのよ!
その別触手の先端は、いつしか膣の一番奥にまで占拠してるみたいだし、
外からも蠢く様子が観察できるくらいに、このお腹が膨れてたのだからね、
どこまで銜えられてるか分かるし…お陰で視覚でまで感じる、
その為の心の衝撃も相当の代物でした。

そして更に小さな触手は先を…子宮にまで入ってるようだった。
まさかその先にまで進んで向かわないでしょうね…
「あぁ…あはぁ…来ないでぇ…あぁ!!」
醜い快感によりあたしの思考力は落とされつつあったけども、
か細い思考で、そんな心配を思ってた…するとその時に見えたの、
この触手の元が膨らんでいるのを!
「え!あぁ…何…何を送り込んで!?」
本体から近づいてきてる…瘤のようなのが徐々に、
伸びる触手を辿って移動して近づいてくる、
やがて足元に…そして上がってくる、どんどん上に…
そして膣にまで入り込んだ触手の先端にまでやってきた!
その瘤によって益々に拡がるあたしの膣口、当然に体内が圧迫される…
流石に内臓が飛び出しそうな苦悶を感じてた、そして先端までやってくると!

ゴボォォォッ!!

「あぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」
先端の口から何か出されちゃったのよ…これって!?

ゴブゥゴブゥゥ…

「あぁ…注がれてる…うっ!あはぁぁぁ〜〜〜っ!!」
それは変なドロドロしたのだった、まさか毒性の体液じゃないでしょうね?
しゃれにならないわよ…こんなわけわからない液体を大事な胎内に注がれるなんて、
しかもそれで益々腹部は嬲られ膨れていくし!
何より…出された瞬間、あたしはアレしちゃったの…畜生!。
やがて注ぎ終わると、この入り込んだ触手は抜けていきます、
すると拡がった膣口から黄ばんだ濃い目の白濁の粘液が溢れてきた。
抜けて離れていく触手を追うように、足を伝わって足元に粘液が溜まってゆく。
これが注がれた液体の外見だなんて…なんて禍々しい粘液なのよ!
だけどそれが妖があたしに注いだ体液なのでした、粘度の高い…しかも臭みのある体液、
これがどんな効果を肉体に与えるか、想像しただけでサッと血の気が引く思いでした。
ただ今わかるのは、注がれてより胎内が火照っさせている事と…
「あぁ…あはぁ…」
それが出された衝撃で、あたしが淫らな快楽の絶頂を感じさせられ…果てた事だったの。
そう…イかされた!妖を相手に淫らに絶頂を感じてしまったのよ!!
証拠に、この妖の体液が溢れ、足を伝わって床に零れ落ちた分には、
あたしの膣で分泌されてた液体も混じってたの。
「こんな…辱めを受けるなんて、くっ!あ…あぁ!!」
そして悔しさに悲観すると同時に、また続けて別のが入ってくる。
さっきのと入れ代わるように違う触手が入ってきたのよ!
また卑しい音をたて、そして挿入感を感じさせつつ…深く侵入しあたしの胎内を汚していく!
蠢いてる…胎内でまた触手が幾度も…やだ本当に狂っちゃいそう!
一度果てた事により、ますます性的な感度は高まってるし、
だから感じちゃうの、とっても敏感に…この邪な快感を!
「あはぁぁ〜〜!!!!」
そしてまたイっちゃた…こんなのでイキたくないのに…イかされまくっていく!
何度も何度も触手が暴れ胎内を弄ばれて、頭の中が…目の前が白くなって絶頂へ誘われる。
「あぁ…!?」
やだ…妖本体からまた膨らみが近づいてくる、また出されるの!

ゴボォォォォォ─────ッ!!

「ひゃぁぁぁ─────…!!」
まるで膣の中で爆発があったみたいな衝撃が伝わって、
しかも出された時に腹部が思いっきり形が変わるくらいに膨らまされてた。
出されてる…体液をたっぷりと、そして胎内の隅々に浸透していくようでした。
こんなに出されて、あたしの身体…どうなってしまうの?
やがて触手が抜けてゴボォッと出された粘液が溢れ垂れると、外見は元に戻るけど…
中は体液まみれになってる、妖とあたしの分泌したのが混ざり合ってるのね。
こんなのを何度も繰り返されたら…気が本当に狂うわ!
でもすでにあたしは狂いかけだったかもしれない…
この忌々しい快楽は確かに、あたしの屈強だと思ってた理性を崩してた。

ジュブゥッ…

「あ、またぁ…」
三本目の触手が入ってくる、くっ…何回するつもりなの!
そしてまた挿入を繰り返し、内部で蠢き暴れる触手…
って、え?ここに違うのが迫って…あぁ!!

ズブゥゥズブゥゥ!!!

一本でも辛かったのに、ここにきて更に数本が入ってくる。
「こんなに入ったら裂けちゃう…あぁぁ!!!」
だけど裂ける事無く思いっきり膣口は拡がり、その触手らを胎内へ入り込ませる事ができてしまった。
あたしの膣道は触手に完全に占拠されてしまってる、そして子宮内まで!
でもこんな状態でさっきのような…え!
見える…あの体液が詰まった膨らみが近づいてくるの、しかも数本分同時に!!
こんな状態で出されたら、今度こそお腹が破裂してしまう!!
なんとかしたかってけども…手足は拘束されたまま身体の自由は戻らない、
あたしは無力だった…そしてそれは間近まで迫ってきた、もう駄目!!
そう思った瞬間…それは包まれました。

結界に!

「滅!!」

そして滅さられる…さっきまであたしを辱め嬲っていた妖は一瞬で塵になり、次に天穴で吸い込まれていった。
これって…そっか、助けられたみたいね良守に…手足を拘束してた触手も塵になり、拘束が解ける…
「大丈夫か時音!」
「遅いわよ…」
「えっ?」
小声で呟くと、気を取り直して身なりを整え立ち上がる。
「もう、なんとも無いわよ、これくらい…」
それはまるで何も無かったように平然を装うあたし、だって妖に犯されたなんて知られたくないじゃない。
幸運にも駆けつけた良守の目には、あたしが襲われてピンチなのは映ったけども、
触手に犯されている事は見抜けなかったようだった。
「おいおい、相当にヤバかったように見えたけどな…ま、いっか」
こいつの事だもの、あたしが犯されたのを知ったら、どんな顔をするやら…
そして一歩、あたしは前に歩こうとした…その時に感じたの!

ニュプゥ…

「え?」
お腹の中で蠢く感覚、何かある…この中に!
「うっ!あ…」
そう実は、あの妖は滅んだけども、ただ一部を残してた…
「おい、どうしたんだ時音?」
『なんだか様子がおかしいぜハニー?』
「な、なんでも無いわよ、法衣が少し破けたくらいで…うっ!」

ジュブゥゥ!ヌプゥゥゥウ!!

「ひぃ!?」
お腹の下で激しく蠢かれる感触が伝わってきた、
あまりの衝撃にお腹を手で押さえて床に倒れてしまうの!
「お、おい!時音…!?」
『はは〜ん…もしかして、良守…下半身の法衣を脱がせておやり』
「お、おい!斑尾、何てこと言うんだよ!」
『恥ずかしがってる場合じゃないよ!わたしの予想が正しけりゃかなり危ういわね』
「!?」
『あんた…侵入されちゃったんでしょ?』
あたしはドキッとなった、恐らく斑尾の予想は当たってる!
でもだからって良守の手は借りたくないのに!
だけどあたしの思いは無視し、斑尾は言ってしまう。
『この子ったら体内にさっきの妖の一部が侵入されちゃってるのよ』
「な!本当か時音!」
知られちゃった、こいつだけには知られたくなかったのに…だって!
「ほ、本当よ…大丈夫よ、あたし自身の手で片付けるから」
『おいおいハニー、それはマズイんじゃねえか、悠長に構えてたら烏森の影響で今にもどうなるか!』
「う…」
わかってる、わかってるけども…きっと体のほんの一部で生きてるのも、
烏森の影響のせいかもしれないし…なら危ういのは当然!
「大丈夫よ!行くよ白尾!!この程度なら一人で…うっ!!」

グジュブッ…ニュルゥゥゥ!!

やだ、また激しく…しかも奥に移動してる!
せっかく立ち上がろうとしたのに、その衝撃でまた倒れこんでしまうのでした。
「やっぱり駄目じゃねぇか、何処だ?何処から入られてしまったんだ!」
すると良守はあたしを起こしながらに、物凄い形相で睨む、
そう…こいつは本気であたしを心配してるの、分かってるわよ…そんなの。
この表情を見たら、もうあたしは強気に拒めなくなってしまった。だけど…
「ア、アソコ…」
「え?」
その呟きにきょとんとした声を出す良守、まぁ当然よね。
「膣に入ってるの…さっきの妖の一部が!」
「ええええええっ!!?な…なんでそんなとこに!?」
「知らないわよ…きっとエロ妖だったんでしょ、だから言ったのに…馬鹿!」
そう…あたしの膣内で、あの妖の入り込まれた触手だけが生き残ってしまったようなの、
そして今も内部を蠢いてる…もしかしたら少しずつ烏森の力で復元してるかも!
「えっと…これってどうすればいいんだ?」
誰に聞くかでもなく良守は尋ねる、それを答えたのは白尾でした。
『当然にヨッシーがハニーの陰唇から手を突っ込むしかないぜ』
「な!て…手を!」
「入れる〜〜!!?」
あたしも良守も思わず叫んでしまった、考えてみればそれしか手は無いけど…
体の中に結界術を使うわけにはいかないし。
『だな〜中に入り込んでいる妖を取り除くしかないだろ』
「俺が…時音の中、その…アソコから妖を!」
「ちょっ、そんなの…あぁ!!」
だけどそんなの出来るわけないじゃない!あたしのここに…
良守の手を突っ込むなんて冗談じゃない!
だけど、そんなあたしの思いを砕くように話は展開していくのでした。
『そうよね〜万が一に自分自身でそんなとこに手を突っ込んで、また内部の衝撃で手元が狂ったら取り返しつかないかも』
「うっ…」
確かに、今も中の衝撃でまともに動けない有様なわけだもの、
こんな状態で自分の手を入れたら…自分の手で大事な場所を壊してしまうかも!
だからって妖絡みで病院でやってもらうわけにはいかないし…くっ!
「わ、わかった…俺がする!」
「ちょっ!あんたね〜そんなの許さないからね!!…あぁっ!!」
「諦めろ時音、このままじゃ烏森の影響を受けて何が起こるかわからないんだ!」
きっと今の良守の頭の中では、内部で妖が蘇り、
あたしのお腹が破裂する光景を想像してると思う…
『そうだぜハニー、その内部の妖がハニーに同化する可能性もあるんだぜ』
「う…」
白尾の想像はそれ以上だった、確かに妖は何をするのかわからない、
この烏森では特に…何にせよ悪い結末しか用意されてないわけね。
『よし、俺らがハニーを押さえているからヨッシーは、手を入れてくれ』
「おう!」
『仕方ないわね〜私も手伝うわ』
って、あたしが承諾しな内に一人と二匹の中で話が決まってしまってる!
「ちょ…待って、それならおばぁ…あぁぁ!!?」
また腹部の衝撃に身悶えし、まともに話もできなくなった…
それならおばぁちゃんを呼んできてと言おうとしたのに…すると!

ガシッ!

「えっ!ちょ…あぁ!!?」
『は〜い、今よ〜!』
「わ、わかった…しばらくの辛抱だからな!」
やだ、二匹ともあたしを押さえてくる…そして下の法衣が脱がされていくの!
良守の手によって…そして見られていく、
あたしの下半身を…まだ下着は履いてるけども。
「これが時音の…」
『お〜い、目元がやらしいぜ〜』
「良守…あんた〜!うっ!あぁ…」
「ち、違う誤解だ!って、言ってる場合じゃないな…すまない時音!!」

ズルゥゥ!!!

「ひっ!あ…」
「……ごくっ」
視線が突き刺さる…あたしのアソコに、良守の視線が!!
ちょっと凝視しないでよ、珍しいのはわかるけど…でもよく思えば、
触手に犯された直後だから膣口は拡がったままで、妖の体液を垂れ流す有様なのよね…
まさか酷く醜い有様に動揺してるんじゃ!
違うの良守…本当の綺麗な時のあたしのは、もっと…
「すげえ…」
「えっ…」
だけどその良守の表情は、醜いのを見たという表情じゃなかった、
むしろ…その美しいのを見た時のような…
『おお〜さすがハニー!陰唇も素敵だ…ヨッシーが見惚れるのも当然だな』
「ば、そんなんじゃねえよ…」
見惚れるって…馬鹿、何を考えているの!
そ、そんな感想を抱かれるなんて…汚れてるのに…
『お〜い…あんたら照れてる場合じゃないわよ』
「やべっ、そうだった…」
良守は首を振って、気を取り直したみたい、真剣な視線でまた凝視していく…
やだ、そんなに真剣に見つめないで…あたしの胸は凄くドキドキしてた。

チュプッ…

「あんっ!」
ビクッと震え反応する身体、そうなの…入ってきてる、良守の指がアソコに入ってきてる!
体液が溢れ拡がる膣口に指先が触れて、そのまま指先が膣へ入ってきた…
「こ、これが時音の中か…」
『恍惚してる場合じゃないぜ、もっと奥へ入れないと』
「わかってるって!でも…温かくて締めてきて…」
身体が反っていく…二匹に身体を支えてもらっていても、新たに入り込む刺激に、
勝手に身体が反応してしまう!!
「すげえ、指が…どんどん時音の中に入っていく…」
『先の妖が入り込んだ影響か、蜜の量が多いわね』
『だからかハニーの中に滑るようにヨッシーの手が入っていくぜ』
「あはぁぁ〜〜!!!変な事を言うな〜!!」

ズボォォォ…

「ひぃぃ!?」
嘘…入ってくる、膣を大きく拡げて指どころか手が入ってきてる!!
感覚でわかるもの、大きく膣口が拡がり温かなのが入り込んでいくのが…
いくら触手に挿入された後で拡がりやすくなってるからって、
人の手が入ってくるのは抵抗ありました。
今のような緊急事態でも…しかも相手が良守なんだもの!
「駄目…これ以上は!あぁ〜〜!!」
『耐えなさい、ここで諦めたらおしまいよ』
「そうだ、すぐに取るからな…くそ、もっと奥か!」
「ひぃ!?」

ズブゥゥゥズブズブゥゥ!!

良守は更に手を入れていく…このままじゃ全部入っちゃいそう!
こんなに入れられて、当然に腹部は盛り上がってたのよ、
すごい光景…まるで孕んでいるみたいじゃない!
「ん?何かある…これか!」
すると良守は中で妖を見つけたようだった、良かったこれで…え!

グジュゥゥゥ!!

「ひぎぃぃ!あぁぁ…嘘…そんなぁ!」
奥に入ってくる、触れられたせいか触手は更に奥に逃げ込んだの!!
そして先は子宮を弄ってるようにも感じる、まさかここに入り込むつもりじゃ!
「くそ、逃げたか…待て!」
「ちょ、良守…あぁはっ!!!」

ズボォォォ!!!

それを追っかける勢いで、良守の手ももっと奥へ入り込んでいく、
え…手が全部入ってるじゃない!
『うわぁ…凄いわね、入るものなのね〜』
手首まで埋没してる…どうなってるの、あたしの大事なところ!
それでも届かないのか、ますます良守は自分の手を奥に突っ込んでいく…
駄目、このままじゃ壊れる!膣が内から引き裂かれそう!!
あたしの大事な場所が破壊されちゃう!!
「も、もう無理…抜いてぇぇ!!」
「我慢してくれ…もう少しなんだ!!」
もう少しって言われても…もう限界よ!
それに…もう我慢できないの、必死に我慢してるのが別にあったの。
「あぁ…あはぁ…駄目、もうあたし…」
手を入れられて、膣奥で触手に弄ばれ…イっちゃう!!
そんなだらしないあたしを良守に見せたくない!
「だけど…え?あぁぁ!!!」
すると変化が起きたわ、腹部の内で爆発するように激しい鼓動が感じる…そして膨れるの、
満ちていく…不気味な異物が大きくなっていく!!
『ヤバイ!変化が始まったぞ!!』
あの触手が変化し成長していくの、それが直に胎内に衝撃を与えてた…
このままじゃあたし…どうなってしまうの!
「くっ…あ、捕まえた!!」
だけどそれが幸いし、目標の質量が大きくなったせいで、良守の手に妖が届いたみたい。

ドグゥゥ!!

「ひぐぅぅ!あぁぁぁ〜〜!!!」
だけどそれで…暴れるの!必死に…大きくなる妖が胎内で暴れている!!
「時音…我慢してくれ、一気に抜くぞ!!」
「えっ、ちょっと…そんなに乱暴に抜かれたら!!あぁぁ〜〜!!」
その妖は膣奥どころか、子宮にまで手を伸ばしてるのに…それを一気に抜かれたら、
あたしの胎内はどうなってしまうのか、わかってるの!
下手したら触手ごと胎内器官を抜き取られてしまうかもしれないのに…
現に今、内臓を抜き取られる衝撃が走ってる!!
「うぉぉぉ!!!」
「駄目ぇぇ…あぁぁ〜〜!!!!」
その瞬間、頭の中が弾けました…全身が激しく痙攣し…そして!

ブチュゥゥゥ!!!

「あはぁぁぁ───────────!!!」
限界まで背を反らせ、痙攣を起こし…
この身体から妖が抜かれたの、分泌させた大量の体液と共に、残され変化したのが胎内から抜けていく…
その瞬間はあたしの目には白く霞んで見えなかったけど…
かなりおぞましい妖が出てきたらしいわ。
幸運にもそれだけ抜けて、この大事な部分は入り口が少し腫れただけで、
中身は抜けてこなかったのでした。
ただあまりの凄まじい影響で、一瞬失神してた…目も白目を向いてたみたいだし。

「結!滅!!」

パッシュッ!!

そしてその残りは完全に滅したのでした。
ようやく全てが終わったのよ、でもまだ何か腹部の中である残留感はありましたが。
「はぁはぁ…あんたね〜、もっと丁寧に優しく抜きなさいよ!」
「仕方ないだろ〜緊急事態だったんだからよ」
しばらく呼吸を整えてから、悪態をつくあたし…だって何にせよ見ちゃったのだから、
あたしの大事な場所…見られてしまった。
「ここが戻らなくなったらどうすんの、お嫁にいけない体になっちゃうじゃない!」
「その時は…俺が責任とってやるよ」
「えっ…」
その良守の言葉にドキッと胸が高鳴る…な、な…
「何を言ってるの!あ、あんたね…せ、責任って…!?」
「変な事を言ったか俺?本気で言ったつもりなんだけど」
「!」
それはさっきも見た真剣な表情だった、嘘じゃない…本気?
あたしの顔が…顔が急速に熱くなってるのが分かる、
心臓もバクバク大きく鳴っているし!!
ちょ…ちょっとあたしの身体はどうしちゃったの!
『ヒューヒュー熱いね!』
『どうするハニー、プロポーズ同然の告白だぜ?』
「えっ?あ…」
そしてようやく、良守も自分が何を言ってしまったのか、気付いたみたい。
顔が一気に赤くなっていく!!

ボッ!

あたしもまるで火が付いたように、顔が熱かった…きっと凄く赤くなってると思う!
「も…も…」
「も?」
しばらく見つめ合うあたし達…次に出てくる言葉が見つからない!
だけども先に動いたのは、あたしでした!
「もう〜!良守の馬鹿!馬鹿〜!!」

ボカボカッ!!

「ちょっ!マテッ痛っ!やめろ、時音ぇぇ!!!!?」
あたしは叩いた、恥じらいの気持ちも込めてひたすらに…
その心臓の激しい鼓動が収まるまで何度何度も、その結果…
「うげぇ…ガクッ」
「あ…」
その頭にいっぱいタンコブを作って、良守は気絶してしまったの。
『何も気絶するまでヨッシーを殴らなくても…』
『素直じゃないわね〜』
「う、うるさい!」
このまま数時間くらい記憶が消えてくれたら一番いいのだけど…あたしってヘタレなのかしら。

後始末をしてたら、ちょうど時間になって、気を失ったままの良守を背中に担いで
あたしらは烏森から出ようとしてました。
疲れたから今日は早く休みたいな〜っと敷地から出ようとすると…

ニュプッ…

「えっ!?」
何か、お腹の中で音がしたような気がしたの。
『どうしたんだハニー?』
「なんでも…ない、気のせいみたい」
落ち着いて、腹部に集中してみたけど…うん、何も動きは無い。
そうよ…まさかね、さっき腹部の奥で何か蠢いたような感触がしたのだけど…
気のせいよ、もしくはさっきの影響ね、まさかまだ妖の一部が紛れてるなんて事が…

ニュプ…ニュルゥゥ…

「ある筈が無いもの」
あたしは一人呟き烏森から出ました、再び感じた内部の気配を無視して…。

【おしまい】

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