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1スレ36-41 (無題) / 1スレ36氏

時音「良守ー。異常あった〜?」
良守「いや、向こうはなかったぜ。」
いつものように良守と時音、そしてその妖犬2匹は烏森(からすもり)の地で妖(あやかし)退治に励んでいた。
今日は、何故か妖が少ないように時音には思えた。出てきてもザコばっかだ。

時音「今日はもう出ないかもしれないわね…」
良守「あぁ、もうオレ帰って寝t」
ピキーン。
斑尾「来たよ!」
良守「おう!」
眠そうなはずが、真っ先に良守はダッシュでその方向へと駆けていった。時音も急いで後を追う。


校庭の端にある茂みにたどり着いた。そこには…
時音「ひっ…」
なにか蛇のような、ウネウネした気味の悪い妖がいた。
今までさんざん不気味なものを見てきたが、こいつは特に不気味だ。

時音「な、なにあれ…気持ち悪…」
良守「へっ、じゃあ下がってな。オレの獲物だぜ。」
意気込んで指を立て、戦闘態勢に構える良守。
あぁ、やっぱこいつは普通の人間と感覚がずれてる…

良守「方位(ほうい)!定礎(じょうそ)!」
指を妖に向けて、
良守「結(けつ)ゥ!!」
あっというまに結界の中に封じ込める。…バカでかい結界に。

時音「あんた、相変わらず力の配分なってないねえ…」
良守「うるせぇ。捕まえたんだからいいだろ。」
…ここまでの会話は全くいつも通りだった。
良守が考えナシに大きい結界を形成し、それを時音がたしなめる。もう見飽きた光景。
が、この後の展開が今日は違った。

良守「滅!!」
ボシュッ!音を立て滅される小さな妖。
良守「よっしゃ!天けt…え?」
天穴(てんけつ)を構え、粉々になった妖を吸い込もうとした良守が驚いて妖があった場所を見つめる。
なんと、粉々にしたはずの妖は、白い霧のようになってあたりに充満しはじめたのだ。

時音「な…なんなのこれ…」
白尾「気をつけなハニー。結構ヤバい予感がするぜ。」
まるで意志を持っているかのように、妖の霧は一カ所に集まり色が濃くなっていく。
そして…なんと、すごいスピードで良守に向かってきた!

時音「よ、良守!」
良守「うわっ!」
霧は良守の回りにまとわりつき、そして…消えた。
時音「良守…大丈夫?」
良守「………(バタッ)」
仰向けに倒れた。


時音「う〜ん、どうしよう。」
白尾「なんだろうな…」
良守以外の一同は、しばらくこの事態について頭を悩ませた。良守は生きてるし、呼吸もしていた。が、
斑尾「あっ、思い出したよ!あの妖は…精蛇(しょうじゃ)だね。」
時音「え?」
白尾「ああ、あの人間の精気をエサにするヤツか。死に際にヨッシーに憑いたんだな。」
斑尾「あぁ、精蛇は今までに吸い取ってきた精気を、死ぬとき放出するんだ。
   良守は今、大量の精気が入ってくるのに耐えられなくて気絶しちゃったんだね。」
時音「…で、良守は元に戻るわけ?」

それを聞かれ、急に斑尾がたじろいだ。
斑尾「えっ?…いや、まあ…戻る…けどね。」
時音「なんなの?はっきりしなさいよ。」
白尾「(ニヤニヤ)一発『抜いて』やればいいんだよw」
時音「ハァ?」


さんざんためらったあげく、ようやく時音は良守の傍らにひざまづいた。
たしかに、その精蛇とやらの力で良守のモノは、法衣の上からでも分かるほどビンビンに膨張していた。
時音「…ったく、ほんとにもう…しょうがないんだから…///」
白尾「ヒヒヒ、ヨッシーがうらやましいぜ、ハニーにこんなことしてもらえるなんてなw」
時音「(怒)うっさい!あんたら向こう行ってて!」
白尾「はいよ、ハニー」
ニヤニヤしながら妖犬2匹が茂みの向こうに去っていった。

良守の法衣とパンツを脱がすと、そこには巨大な良守の分身がそそり立っていた。
時音「うわぁ…これが良守の……」
昔はよく、今は亡き父・時雄と一緒に風呂に入る際目にしていたものだが…
こうして物心ついて男性器を見るのは初めてだった。
時音も年頃の女の子、興味がないといえばウソになる。

時音「…もう、ホントに世話焼けるんだから…まぁ、こうしないと良守助からないし…」
と自分に言い聞かせ、ゆっくりと良守の皮がかぶったモノに手を伸ばし、触ってみる。
時音「やっ…今ビクッてなった…」
おっかなびっくりモノをいじっていく時音。

さすがに時音も女子高生なので、少ないながらもそちら方面の知識は持っていた。
ゆっくりしゅっしゅっと手を上下させる。
時音「こう…でいいのよね……」
良守の顔に目をやると…すやすやと気持ちよさそうに寝ていただけだった。
たくもう、なんなのよこいつは…

しだいに、時音の表情にも変化が表れた。
時音「んっ…な、なに…なんかヘンな気分になってきちゃった…」
人間の本能だろうか、次第に良守のモノを愛しく感じてきてしまった時音は、次の行動をとった。
ぱくっ。

時音「んっ、うんっ…んはぁ、なんかヘンな味…しょっぱい…」
まさか自分からフェラをしようとは。
思ってもみなかった自分の大胆さに驚きを隠せない。だが、興奮は高まるばかりだった。
烏森にいやらしい音が響き続ける。
時音「むふぅ、んっ…にゅう、はんっ…」
たしか、本には『刺激を与え続けると精液が出る』って書いてあったけど…どんなのかしら…

やがて…
良守「…(ピクッ)」
時音「んっ、んんんん!」
びゅるっ、びゅっ!
良守は果てた。噴射された白い液体が、思いっきり時音の顔や口を直撃する。
時音「んはぁ…はぁ、はぁ…ケホッ……こ、これ…良守の…精液……」

頬についた精液をすくい取ると、恍惚の表情でそれを見つめる。
ものすごい量だ。おそらく精蛇で吸収された精気が一気に出たのだろう。
それによって回復した良守が急にうなり声を上げた。
良守「うっ…うぅん…」
時音「(ハッ!…まずい!)」
バババッと神業のようなスピードで良守の服装を元に戻し、精まみれの顔を拭く。 赤くなった顔やボ〜とした頭をシャキっと切り替え、良守の反応に身構えた。

良守が頭を起こし、寝起きのような目つきで辺りを見回した。
良守「…ん…あれ?妖は?…ってオレ、どうしてたんだっけ…?」
時音「だ、大丈夫、良守?」
良守「おぅ、時音。お前が退治してくれたのか。」
時音「え?…あぁ、まぁ…うん。」

それを聞くと良守の表情が急に険しくなった。
良守「…(強くなるって誓ったのに…あんな妖一匹に…)また、時音に助けられちまったな…。ごめん、オレ――」
時音「な、なに謝ってんのよ!別に…」
良守「いや、やっぱオレまだまだだな。絶界使えるようになったからってちょっとうぬぼれてたわ。
   …うお〜い、斑尾どこだー!!帰るぞー、朝まで特訓だ〜!…じゃあな、時音。」
そう言って良守は駆けだしていった。


帰り道。白尾が時音に言った。
白尾「なぁハニー、ホントはヨッシーにできて喜んでるんじゃないのか?(笑」
時音「なっ、何言ってんのよ白尾っ!」
白尾「だってさ、あの作業になんで式神(しきがみ)使わなかったんだい?w」
時音「うっ…」

明日からまたもに良守と話せないな、と考え込んでしまう時音でしたとさ。


【おしまい】

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