日和「んっ……」

 ぷちゅ……ガチガチに膨らみきったペニスが臍の方に押し倒され、そこに日和さんの濡れそぼった肉がかぶさってくる。

日和「……わたしも、あなたがほしい……でも、最後までいく勇気をまだ持てない」

 そう言って日和さんはもう一段腰を落とした。
 裏筋が濃厚なキスを受けるように肉貝の密着を受ける。

一誠「う、あ……」

 そして、ぬめる粘膜が太い尿道を舐めるように滑っていく。
 愛液がひと筋、陰嚢を流れ落ちていくのがわかった。
 ぞくぞくと快感が背筋を走る。
 悖徳感に惑う日和さんの視線が俺に注がれる。

日和「勇気を持てないくせに、あなたを失うのもいやだなんて思ってる。すごく……すごくずるいの」

 きゅっと細い指先が勃起に添えられ、淫らな汁を塗り広げていく。

一誠「っ……!」

 びくびくと跳ねた肉棒が珠のような先走りを漏らし、淫液と混ぜあわされていく。
 これ以上ないほどに膨れあがった赤黒い亀頭は、白い指の隙間でぬらぬらと光っていた。

日和「だから、こんな方法であなたをイかせてあげたい……それで心を繋ぎとめておきたいって……考えてる」

 皮を剥かれたクリトリスが裏筋をつついて震える。

日和「そんなわたしでも、いい?」

 日和さんと繋がりたい……脳を激しく揺さぶるような衝動が俺を襲う。
 腰をつかんで、ほんの少し引き寄せて、そして突きあげれば、たやすくそれは叶うに違いなかった。
 両手に力をこめる。

日和「あっ……!」

 限りなくゼロに近い摩擦係数でなめらかに俺の肉の上を肉ビラが滑る。
 ピンッとクリトリスが弾かれて、日和さんの身体が跳ねた。



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