静「は、はい……ストロベリーフローズンヨーグルトと……」
静は注文を取っている最中も、落ち着かない様子でそわそわそわそわと手を動かし、ことあるごとに水着の裾を引っ張って、一ミリでもお尻を隠そうとしている。
静「パ、パンナコッタ、ですね。お飲み物の方は……」
まるで新人バイトのように緊張した面持ちで接客する静を、周りのお客様たちもそわそわというかむしろドキドキした感じで見ていた。
……というか、あんなに照れながら接客されたら、余計にいやらしく感じると思うんだが。
明日葉「えーと、なつかしのバニラソフトクリームをご注文のお客様〜」
その時明日葉が注文票を片手に、ソフトクリームを運んできた。
そんなに風に明日葉が前も見ないで歩いたらこけるんじゃないか。
明日葉「わっ」
そう思ったそばから、明日葉はバランスを崩す。
静「食後にアイスティーで……え? あ、食前ですか。申し訳ありませんっ」
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