風を切る
第二部 「天才」
マサリンさん
プロローグ
「さて・・・そろそろ・・」
新幹線のなかでは,戦争を終え、
帰宅する兵士でいっぱいだ。
「東京駅、東京駅」
ぞろぞろと兵士が新幹線からおりた。
プロローグ
「ハァハァ・・・つ・・・ついたぁ」
僕の家だ、ドラえもんがいる、
とにかくうれしかった。
ドラえもんに会えるし、なにより、―自分の死や、仲間の死を恐れることはない。
僕は急いでドアを開けて、二回に駆け上る。
「ドラえもん!」
「の、のび太君!」
うれしい、うれしい。
以前ドラえもんが未来から帰ってきたより、
僕が帰ってきた側なのにうれしい。
僕は夢中でいろいろな話をした。
どうだった。こうだった。
そんな言葉の繰り返しが、すごく楽しい。
「帰ってきたんだ、やっと・・・」
続く
これから出かけます。短くてごめんなさい。
次は出来るだけ長くしますんで
この話は続きます。
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