ケリー・ターナーのホルン作品
「暗くて嵐の夜だった」/ケリー・ターナー&クリスティーナ・マッシャー(2006) |
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CD(MSR MS 1181)
ヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオ
1.ハイドン/2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調
2.ヴィヴァルディ/2つのホルンの為の協奏曲
第11番ニ短調(調和の霊感より)
3.ロゼッティ/2つのホルンの為の協奏曲
変ホ長調MurrayC58
4.ターナー/「暗くて嵐の夜だった」
ケリー・ターナー(ホルン)
クリスティーナ・マッシャー(ホルン)
ダリウス・ヴィスニェフスキ指揮
シンフォニエッタ・クラコヴィア
録音 2006年4月3〜5日
アメリカン・ホルン・カルテットのケリー・ターナーが夫人のクリスティーナ・マッシャーと共演したCDです。マッシャーも欧米で活躍する名手ですから、二人の演奏は抜群のものとなっています。お互いに曲によってトップを譲り合いながら演奏するところは夫婦ならではでしょうか。
ハイドンの2つのホルンの為の協奏曲は時折即興を交えて見事な演奏です。第3楽章の結尾をディミヌエンドで終わっています。
ヴィヴァルディの協奏曲は2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲をハンガリーのゾルタン・ヴァルガが編曲したものです。きれいな演奏になっています。
ロゼッティの2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調は有名な作品でいくつかの録音があります。本来はホ長調の曲です。大変きれいな曲で楽しそうに吹いています。
最後の作品ターナーの「暗くて嵐の夜だった」はもともとソロ・ホルンとオルガンのための作品だったものを2つのホルンとピアノのために編曲して、さらに弦楽合奏の伴奏に編曲したようです。楽しい作品ですが、演奏は高度な技術を必要とします。 |
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