その他のホルン作品2
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CD(cpo 555107−2)
ドレーゼケ/室内楽作品集
1.弦楽五重奏曲ヘ長調Op77
2.ヴァイオリンとピアノのための「情景」Op69
3.ピアノ五重奏曲変ロ長調Op48
ブロイニンガー弦楽四重奏団(1)
セバスティアン・ブロイニンガー(ヴァイオリン)
スタンレー・ドッズ(ヴァイオリン)
アンネマリー・モーアクロフト(ヴィオラ)
ダーヴィド・リニケル(チェロ)
アンドレアス・グリュンコルン(チェロ)(1&3)
マティアス・ヴォロンク(ヴァイオリン)(2&3)
フェリックス・シュワルツ(ヴィオラ)(3)
ゲオルク・ポーレ (ホルン)(3)
ブリギッタ・ヴォレンヴェーバー(ピアノ)(2&3)
録音 2009年10月&12月
フェリックス・ドレーゼケ(1835〜1913)はドイツの作曲家で交響曲を4曲作曲していましたが、戦後は忘れられた作曲家でした。見直されたのは最近のことです。
弦楽五重奏曲ヘ長調は1901年、2つのヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのために書かれています。4つの楽章で構成されていて31分を超える大作です。2つのチェロで低音に厚みを増しており、大変ロマンティックな作品です。第2楽章のスケルツォはピツィカートの響きが印象的です。
ヴァイオリンとピアノのための「情景」は1899年の作品。ヴァイオリンの抒情的な小品です。
ピアノ五重奏曲変ロ長調は1888年に書かれています。編成はピアノ四重奏にホルンが加わっています。4つの楽章で構成されています。第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ・マ・ノン・トロッポ・ヴィヴァーチェ」、第2楽章「アンダンテ・グラーヴェ」、第3楽章「プレスト・レジエロ」、第4楽章「フィナーレ、アレグロ・コン・ブリオ、アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・レジエロ」となっています。ホルンのソロも多く「ホルン五重奏曲」といってもいいようですが、主役とまではいかないのが惜しいところです。全曲34分という大曲です。 |
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