フランセ/ノットゥルノとディヴェルティメント

フロリダ・フィルハーモニー・ホルン・カルテット(1997)
CD(KLAVIER K−11111)

1.リムスキー・コルサコフ/
  ロシア民謡「退屈な夜が飽き飽きさせる」
   による変奏曲Op14(マックアリスター編)   
2.シューベルト/3つの四重奏曲(ライデリス編)
   1)安らい、地上の最も美しい幸せD.657
   2)墓と月 D.893
   3)逃避 D.825b
3.ブラームス/5つの四重奏曲(ウォルフ編)
   1)私は角笛を苦しみの世に鳴らすOp41−1
   2)花婿Op44−2
   3)護衛兵Op41−3
   4)尼僧Op44−6
   5)志願兵たちよ、いざOp41−2
4.アルフレッド・リード/フランス組曲
5.マックアリスター/狐の外出日
    (ナレーション:マックアリスター)
6.デュボワ/四重奏曲
7.ジャン・フランセ/夜想曲とディヴェルティメント

 フロリダ・フィルハーモニー・ホルン・カルテット
  アンドリュー・レウィンター(ホルン)
  ドゥウェイン・ディクソン(ホルン)
  トーマス・ハドレー(ホルン)
  ジュリー・マックアリスター(ホルン)
    1997年8月25〜29日録音

 フロリダ・フィルハーモニー・ホルン・カルテットによる四重奏曲集です。ホルン四重奏のための編曲は多いですが、このアルバムではクラーク・マックアリスターの編曲によるリムスキー・コルサコフの作品は合唱曲、シューベルトの3曲は原曲が声楽の四重奏です。3曲共にテノール2、バス2の四重奏です。ホルン四重奏にぴったりでしょう。ブラームスの作品は無伴奏合唱曲で作品41は男声合唱、作品44が女声合唱のための作品です。あとの4曲はオリジナルの作品です。
ジャン・フランセの「夜想曲とディヴェルティメント」1987〜90年の作品です。
 アンドリュー・レウィンターを中心とするアンサンブルは素晴らしい響きを出しています。古典と現代の作品を聞くことができますが、時代の違いがほとんどわかりません。良い選曲です。


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