その他のホルン作品2
ラッヘンマン/マイ・メロディーズ/バイエルン放送響のホルン・グループ |
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CD(BR Klassik 900643)
ヘルムート・ラッヘンマン/マイ・メロディーズ
1.マイ・メロディーズ(2016-18/2019/2023)
〜8本のホルンと管弦楽のために
2.ボーナス・トラック(全曲からの
特徴的な部分の抜粋)
3.ヘルムート・ラッヘンマンとヨハン・ヤーンの対話
マティアス・ヘルマン指揮
バイエルン放送交響楽団のホルン・グループ
バイエルン放送交響楽団
録音 2023年6月23日ライヴ
ミュンヘン、ヘラクレスザール
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-)の「マイ・メロディーズ」は2016年から18年にかけて作曲された後、2019年と2023年に改訂された作品です。
「マイ・メロディーズ」は現代音楽のようで6つの部分に分かれています。第1曲はオーケストラが始まるとパーカッションと8本のホルンが賑やかに響きます。きれいなメロディは感じられないのですが、静かになる部分が長くて面白いです。第2曲も静かに始まってピアノが静かに響きます。やがて木琴やパーカッションも聞こえます。後半にはやっとホルンが響きます。第3曲はパーカッションが静かに始まるとやがてピアノも響きます。ここも静かな音楽です。弦楽が響くとホルンやピアノがちょこっと響きます。やがてホルンが大きく響きます。中間部では金管やパーカッション、ピアノが華麗に響きます。後半は賑やかに響いてきます。ようやく8本のホルンがきれいに響きます。やがて静かになると弦やホルン、木管が響きます。物語に音楽を付けているようです。第4曲は静かに始まります。やがてピアノが響きます。そしてホルンやフルートが少し響きます。徐々に弦楽や金管も響いてきます。中間部ではホルンやパーカッションが華麗に響きます。後半にはパーカッションやピアノが大変大きく響きます。8本のホルンも見事な演奏です。第5曲はホルンの華麗な響きに始まります。これはホルンアンサンブルです。第6曲は静かに始まって、やがてホルンが響きます。そしてピアノとホルンが響きます。やがて金管が響いてきます。そしてパーカッションが賑やかに響くと、ホルンも響きます。後半には弦楽や金管も賑やかに響きます。パーカッションも同様です。結果的には劇音楽のように聞こえます。
ボーナストラックの演奏は全曲からの特徴的な部分の抜粋になっています。賑やかな部分を抜粋したようです。14の抜粋がありますので聴いて楽しいです。パーカッションは目立ちますが、やはり8本のホルンが響くところは素晴らしいですね。ピアノや弦楽も良い響きです。最後は素晴らしい演奏でした。
最後のヘルムート・ラッヘンマンとヨハン・ヤーンの対話はこの音楽についての話し合いのようです。 |
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