アンサンブル
レガシー/アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン(2022) |
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CD(M Classics MYCL-00031)
レガシー
1.J・ウィリアムズ/小林健太郎編/
オリンピック・ファンファーレとテーマ
2.ターナー/アポロ 〜10本のホルンのための
演奏会用序曲Op87
3.小林健太郎/ホルン六重奏曲第1番
「インターナショナル・ディストリクト」
4.クロード・T・スミス/小林健太郎編/
フェスティバル・ヴァリエーション
5.リード/小林健太郎編/
アルメニアン・ダンス パートT
6.ルクレール/ホルン四重奏曲 Op22
7.R・シュトラウス/大橋晃一編/「ばらの騎士」組曲
アレキサンダーホルンアンサンブルジャパン
有馬純晴(ホルン)(東京都交響楽団)
上里友二(ホルン)(読売日本交響楽団)
鈴木 優(ホルン)(東京都交響楽団)
金子典樹(ホルン)(新日本フィルハーモニー)
上間善之(ホルン)(東京交響楽団)
藤田麻理絵(ホルン)(新日本フィルハーモニー)
伴野涼介(ホルン)(読売日本交響楽団)
熊井 優(ホルン)(神奈川フィルハーモニー)
日橋辰朗(ホルン)(読売日本交響楽団)
坂東裕香(ホルン)(神奈川フィルハーモニー)
録音 2022年3月29〜31日
埼玉県、コピスみよし(三好町文化会館)
アレキサンダーホルンアンサンブルジャパンのアルバム第3集です。メンバーも一新しています。
ジョン・ウィリアムズ作曲、小林健太郎編曲によるオリンピック・ファンファーレとテーマはおなじみのファンファーレです。これをホルンだけで演奏するのもいいものです。迫力があります。
ターナー(1932-)の「アポロ」は10本のホルンのための演奏会用序曲です。これはオリジナル作品です。静かに始まり、やがてテンポアップして華やかな演奏になります。ミュートが入ったり、いろいろ変化に富む素晴らしい作品です。
小林健太郎(1981-)のホルン六重奏曲第1番「インターナショナル・ディストリクト」は2015年に初演されています。四重奏よりも厚みのある響きが見事です。主題のきれいなこと、和音のきれいなこと、見事な演奏です。
クロード・T・スミス(1932-1987)作曲、小林健太郎編曲の「フェスティバル・ヴァリエーション」はホルンアンサンブルの素晴らしい響きが聴かれます。自分も演奏したくなるほど素晴らしい作品です。見事な演奏です。
アルフレッド・リード(1921-2005)作曲、小林健太郎編曲の「アルメニアン・ダンス パートT」は、これもホルンアンサンブルの素晴らしい響きが聴かれます。パートによってはミュートが使われて、民謡風のきれいな主題が歌われます。ホルン・ソロも歌われてこれは素晴らしい作品です。見事な演奏です。
デニス・ルクレール(1950-)の「ホルン四重奏曲」は3つの楽章で構成されています。第1楽章「ファンファーレ」は4本のホルンがきれいなアンサンブルになっています。どのパートも楽しそうです。第2楽章「フーガ」はソロに始まって、どんどん追いかけていくフーガです。ホルンの美しい音色が素晴らしいです。第3楽章「チェイス」はテンポが速めで、追いかけていくような楽章です。この演奏は素晴らしいです。見事なアンサンブルです。
リヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」組曲を大橋晃一が編曲したこの演奏は、ホルンに始まる作品だけにホルンの魅力たっぷりの演奏です。前奏のハイトーンのグリッサンドも素晴らしい響きです。中間部のワルツも楽しそうです。後半もきれいな響きです。見事なアンサンブルです。これは素晴らしいアルバムです。 |
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