アンサンブル

ダンツィ他/木管五重奏曲集/フォルカー・アルトマン(1986)
CD(CTA PD-1015)

木管五重奏曲集
1.ファルカシュ/5つのハンガリー舞曲
2.ダンツィ/木管五重奏曲ト短調Op56−2
3.ティビツェン/運命のノックの音
4.リゲティ/6つのバガテル
5.イベール/木管五重奏のための3つの小品
6.アガイ/「イージー・ダンス」より
    「ルンバ・ボレロ・タンゴ・ポルカ」

 ウィーン木管アンサンブル
 ディーター・フルーリー(フルート)
 ゲルハルト・トゥレチェック(オーボエ)
 エルンスト・オッテンザマー(クラリネット)
 フォルカー・アルトマン(ホルン)
 シュテパン・トゥルノフスキー(ファゴット)
   録音 1986年頃

 ウィーン・フィルのメンバーによるウィーン木管アンサンブルの録音です。録音データの記載がありませんが、1986年頃の録音のようです。またホルンのアルトマンは写真を見ますと、ウィンナホルンではなくフレンチホルンを吹いていたようです。
 フェレンツ・ファルカシュ(1905〜2000)の5つのハンガリー舞曲は1953年の作品。18世紀に流行したハンガリー民謡を木管五重奏のために編曲したようです。ブラームスの作品とは違う魅力があります。
 フランツ・ダンツィの木管五重奏曲ト短調56−2は名曲です。4つの楽章で構成されています。フルートとオーボエの扱いのうまいダンツィの作品は響きの良さが格別です。第3楽章のメヌエットはフルート、オーボエの美しい響きとフォルカー・アルトマンのホルンが印象的です。 
 アブロス・ティビツェン(1925〜)の「運命のノックの音」はパロディー音楽です。ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の主題を使っています。つまり「運命の扉を叩く音」、それがノックの音です。「タタタターン」を主に使ってアレンジしています。フィナーレの主題もあります。ベートーヴェンの他の作品も使う面白さがあります。
 リゲティの「6つのバガテル」は木管五重奏のための作品で1953年の作。ウェーベルンのように12音技法の作品で無調性の曲でかなり難解のものです。それを楽しそうに演奏しています。バガテル3ではホルンがきれいに響きます。
 ジャク・イベールの「木管五重奏のための3つの小品」はブレインの録音で有名な作品です。第1曲「アレグロ」、第2曲「アンダンテ」、第3曲「アセ・レント/アレグロ・スケルツァンド」となっています。この演奏も楽しそうです。
 デネス・アガイ(1911〜2007)の「イージー・ダンス」より「ルンバ・ボレロ・タンゴ・ポルカ」は「やさしい5つの舞曲集」から「ワルツ」を除いた「ルンバ」「ボレロ」「タンゴ」「ポルカ」の4つを演奏したものです。いずれも楽しそうに演奏しています。「タンゴ」や「ポルカ」はいいですね。


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