J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番
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CD(PILZ 9307)2枚組
バッハ/ブランデンブルク協奏曲全集
CD1
1.ブランデンブルク協奏曲第1番へ長調BWV1046
2. 〃 第2番へ長調BWV1047
3. 〃 第3番ト長調BWV1048
CD2
4.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
5. 〃 第5番ニ長調BWV1050
6. 〃 第6番変ロ長調BWV1051
カレル・ブラッダ指揮
フィルハーモニア・スラヴォニカ
録音 1988年
カレル・ブラッダ指揮のフィルハーモニア・スラヴォニカの演奏による、バッハのブランデンブルク協奏曲全集です。このアルバムにはホルンやオーボエ、ヴァイオリンなどのソリストの記載がありません。首席奏者たちによる演奏と思われます。
ブランデンブルク協奏曲第1番は弦楽の良い響き、2本のホルンがきれいです。3本のオーボエも良い響きです。第2楽章は3本のオーボエがヴァイオリンと共にきれいに響きます。第3楽章は2本のホルンがきれいに響きます。オーボエとヴァイオリンのソロもきれいです。第4楽章のメヌエットは良いテンポです。第1トリオのオーボエとファゴットの美しい響きは見事な演奏です。ポロネーズは程よいテンポで、弦楽がきれいな響きです。第2トリオは程よいテンポで2本のホルンとオーボエは大変きれいな演奏です。このメヌエットは見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第2番のピッコロ・トランペットはよい響きです。これは素晴らしい演奏です。オーボエやフルートもきれいに響きます。第2楽章はオーボエ、フルート、ヴァイオリンが通奏低音と共に大変きれいな演奏です。フルートがよく響きます。第3楽章のトランペットは高音がきれいに響きます。フルートやオーボエもきれいな演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽合奏の美しい響きがあります。第1楽章はブラッダの指揮で素晴らしいアンサンブルです。第2楽章のアダージョは弦楽にチェンバロがちょっと入って短く終わります。第3楽章は弦の華麗な響きが素晴らしい演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第4番はリコーダーではなく、フルートとヴァイオリンによる演奏です。第1楽章から2本のフルートが大変よい響きです。ヴァイオリンも素晴らしい響きです。第2楽章のアンダンテはフルートの響きと弦楽の厚い響きが素晴らしいです。第3楽章冒頭の弦楽の響きがきれいです。2本のフルートもよい響きです。ヴァイオリンソロも見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第5番は冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいです。フルートのソロが素晴らしい響きです。後半のチェンバロのカデンツァがよい響きです。第5番はここが聴きどころです。第2楽章のフルート、ヴァイオリンとチェンバロのトリオ・ソナタはよい響きです。第3楽章もフルートの快い響き、ヴァイオリンとチェンバロも素晴らしい演奏です。これは見事な演奏です。
ブランデンブルク協奏曲第6番はヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、コントラバスとチェンバロで演奏しています。中低音楽器の美しい響きがあります。ブラッダが作り出すバッハの音楽はいいものです。第1楽章から勢いがあります。第2楽章はガンバが抜けて中低音の弦楽器の美しい響きがあります。第3楽章も大変素晴らしいアンサンブルです。これは見事な演奏です。 |
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