J・S・バッハ/ブランデンブルク協奏曲第1番

垣本 昌芳&永武 靖子(2011)
CD(Altus ALT227/8)

バッハ/ブランデンブルク協奏曲全集
CD1
1.ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
2.       〃      第2番ヘ長調BWV1047
3.       〃      第3番ト長調BWV1048
CD2
4.ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
5.       〃      第5番ニ長調BWV1050
6.       〃     第6番変ロ長調BWV1051

 白井 圭(ヴァイオリン)(1、2、4&5)
 古部 賢一(オーボエ)(1&2)
 森枝 繭子(オーボエ)(1)
 多田 敦美(オーボエ)(1)
 岩佐 雅美(ファゴット)(1)
 垣本 昌芳(ホルン)(1)
 永武 靖子(ホルン)(1)
 高橋 敦(トランペット)(2)
 太田 光子(リコーダー)(2&4)
 宇治川 朝政(リコーダー)(4)
 花崎 薫(チェロ)(1〜6)
 北谷 直樹(チェンバロ)(1〜6)
 白尾 彰(フルート)(5)
 平尾 雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(6)
 頼田 麗(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(6)
 ゲルハルト・ボッセ指揮
  神戸市室内合奏団
 録音 2011年3月10日
  神戸文化ホール 中ホール・ライヴ

 ゲルハルト・ボッセが神戸市室内合奏団を指揮したブランデンブルク協奏曲全集です。
 ブランデンブルク協奏曲第1番は弦楽の良い響き、2本のホルンが大変きれいです。3本のオーボエも良い響きです。第2楽章もオーボエがヴァイオリンと共にきれいに響きます。第3楽章は垣本昌芳と永武靖子のホルンが明るく力強く響きます。オーボエとヴァイオリンのソロもきれいです。第4楽章のメヌエットは良いテンポです。第1トリオのオーボエとファゴットの美しい響きは見事な演奏です。ポロネーズは速めのテンポで弦楽がきれいな響きです。第2トリオのホルンとオーボエは快適なテンポで大変きれいな演奏です。このメヌエットは見事な演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第2番は高橋敦のピッコロ・トランペットは美しい音色です。これは素晴らしい演奏です。ヴァイオリンやオーボエやリコーダーもきれいに響きます。第2楽章はオーボエ、リコーダー、ヴァイオリンが通奏低音と共に大変きれいな演奏です。第3楽章のトランペットは高域がきれいで完璧な演奏です。リコーダーやオーボエもきれいな演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第3番は弦楽合奏の美しい響きがあります。第1楽章はボッセの指揮で素晴らしいアンサンブルです。第2楽章のアダージョはヴァイオリンとチェンバロのソナタ風の短い演奏が入って弦楽で終わります。第3楽章は弦の華麗な響きが素晴らしい演奏です。勢いがあります。
 ブランデンブルク協奏曲第4番は太田光子と宇治川朝政の2本のリコーダーとヴァイオリンのソロが入ります。第1楽章からリコーダーが大変よい響きです。白井圭のヴァイオリンもよい響きです。第2楽章のアンダンテはリコーダーの響きと弦楽の厚い響きが素晴らしいです。第3楽章冒頭の弦楽の響きがきれいです。2本のリコーダーもよい響きです。ヴァイオリン・ソロも素晴らしい演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第5番は冒頭の軽やかな弦楽による演奏に続くフルート、ヴァイオリン、チェンバロがきれいです。白尾彰のフルートと白井のヴァイオリンが素晴らしい響きです。後半の北谷直樹のチェンバロのカデンツァが素晴らしい演奏です。第5番はここが聴きどころです。第2楽章のフルート、ヴァイオリンとチェンバロのトリオ・ソナタはよい響きです。第3楽章もフルートの快い響き、ヴァイオリンとチェンバロも素晴らしい演奏です。これは見事な演奏です。
 ブランデンブルク協奏曲第6番はヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ、コントラバスとチェンバロで演奏しています。中低音楽器の美しい響きがあります。ボッセが作り出すバッハの音楽はやはり見事です。第1楽章から勢いのある演奏です。第2楽章はガンバが抜けて中低音の弦楽器の美しい響きがあります。第3楽章も大変素晴らしいアンサンブルです。これは素晴らしい演奏です。


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