ヤナーチェクのホルン作品
コンチェルティーノ(第1楽章)メイソン・ジョーンズ(1954) |
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CD(SOTONE CD111)
メイソン・ジョーンズの芸術
1.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番変ホ長調
2.シャブリエ/ホルンと管弦楽の為のラルゲット
3.ヤナーチェク/コンチェルティーノより第1楽章
4.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
メイソン・ジョーンズ(ホルン)(1〜4)
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)(3)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)(4)
ミエチェスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)(4)
リチャード・バレス指揮
ナショナル・ギャラリー管弦楽団(1)
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団(2)
録音 1951年7月15日(1)
1952年4月5&6日(2)
1954年6月(3)
1952年2月14日&3月21日(4)
メイソン・ジョーンズのモノラル録音集です。
モーツァルトのホルン協奏曲第3番はあまい音色のホルンがきれいな演奏です。第1楽章のカデンツァは長いもので全集と同じです。第2楽章のロマンツェはレガートのきれいな演奏です。第3楽章のアレグロは素晴らしいホルンの響きが聴かれます。
シャブリエのラルゲットは初録音かも知れません。オーマンディの指揮で朗々とホルンが響きます。オーケストラの響きもきれいです。
ヤナーチェクのコンチェルティーノは2つのヴァイオリン、ヴィオラ、クラリネット、ホルン、ファゴットとピアノのための作品ですが、4つの楽章の中で第1楽章だけがホルンとピアノで演奏されます。メイソン・ジョーンズはこれを演奏しています。第1楽章の「モデラート」はピアノとホルンが美しい主題を演奏します。穏やかな主題と動きのある主題がきれいです。
ブラームスのホルン三重奏曲はレガートたっぷりのホルンが特徴的です。第1楽章のアンダンテはヴァイオリンとホルンがよい響きで演奏しています。第2楽章のスケルツォはさわやかなホルンの響きがきれいです。シュナイダーのヴァイオリンも素晴らしい響きです。中間部のホルンとピアノもききものです。第3楽章のアダージョ・メストは哀愁的な響きが大変きれいです。ホルショフスキのピアノが素晴らしいです。第4楽章のアレグロ・コン・ブリオは快適なテンポでヴァイオリン、ホルンとピアノが演奏しています。このトリオの素晴らしい響きが聴かれます。 |
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