１つ上の水準の文明を目指して。

僕らの中には自分自身の価値を高めたいという強迫観念にかられ、
つい焦ってしまい、「もしかしたら他人の価値をおとしめれば自分の価値
が上がるのでは??｣などと早とちりをして、それが故に
そのような行動をとっている人がたくさんいるが、
はっきり言ってしまえばこれは全く無意味で、反対に価値は下がってしまいます。
何故なら他人の価値をおとしめるという行為そのものがあまりにも
社会的･道徳的ではなく、反社会的であるからです。
他人の価値を落としめること自体が反社会的性格なのです。
ここでひとつの問題が提起されることになります。
それでは他人の価値を決しておとしめることなく自分自身の価値を高めるには
どうしたらよいのか？
答えは簡単です。

『お互いが、相手を尊重しあうことで、より高い水準の合意を得ること』

これで社会的･道徳的に価値の高い、１人の個人を生み出したことになります。
このことは、能力の創造に携わっている人々（カウンセラーなど…）には
非常に重要な課題なのです。
自分自身がこのことを実行し、他人にもすすめて行くことが出来るならば、
僕らは【１つ上の水準の文明】を達成し、さらに向上を続けることでしょう。

そして、それは決して出来ないことではないのです。

田代広義全著作権放棄
(ありとあらゆるところで自由に使われておりますので
皆様ためらわずにどうぞ御使い下さいませ。)

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