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イタリア旅行記

行ってきましたイタリア旅行。
なんというか、何から何まで眩しく見えました。これが旅行クオリティでしょうか。道行く人たちはみんな美男美女に見えますしね。少女漫画もびっくりの旅行マジックですよ。
と、こんなふうにつらつら書いてもいいのですが脈絡がなくなりそうなので、起こったこと順に特筆したいことをまとめていきますね。自分用メモなのでやたら長いです。全部読めた人がいたら神だ……。
以下の文章にはイタリアのネタバレが大量に含まれます。私の主観で見たイタリアですが、旅行前でネタバレを避けたい方などは見ないほうがいいです。

○日本からフィンランド、そしてイタリアへ……(1日目)
一日目です。もうこの時点から桃川の靴ずれは始まっていた。そんな死亡フラグビンビンの旅立ちでした。しかも準備に手間取って睡眠不足という、ね! 空港での出来事は特に言うべきことはないです。
機内は……すごく、乾いてます。でも日本語が通じたので特に苦労することもなく、ヘルシンキ目指してロシア上空へ。ものっすごくロシアが広大なことを知りました。だってずっとロシア上空を飛んでたんだぜ……? 飛行機行程のほぼ8割はロシアを通っていたと思いますマジで。そしてロシア上空寒すぎます。マイナス69℃ってなんぞ。上空って普通こんなもんなの? 飛行機の保温性に本当に感謝しました。 機内食はうっかり撮り忘れましたよっと。今回の旅はたいていデジカメで写真撮ったのでこの旅行記に写真が載らないのですが、機内食はマジで撮り忘れました。鶏肉と野菜を煮たものが乗ったご飯がおいしかったです。あときゅうりのマリネとミートボールも。フィンエアーさんいい仕事してる。
頭の痛みと睡眠不足を抱えながらようやくヘルシンキにつきました。機内で全然眠れなかったのですよ前日寝不足なのに。やっぱり神経の高揚からですかねぇ。そして午後3時ですでにかなり暗いフィンランドを通過して、イタリアはミラノへと桃川の旅は始まったばかりなのでした(打ち切り風に。
3時間後くらい、ようやくミラノ郊外?のホテルに到着。疲れきってたので連れの子とキャッキャうふふな会話を繰り広げることもなく就寝。仕方ないのです疲れてたので。まあもうこの子とは長く居すぎてそんな初々しさはないけどね……。そう言えばなぜかホテルにクリスマスツリーが置かれてて「???」ってなったのですが、イタリアって1月6日までクリスマスなんだってね。ヘタの学級新聞のときにそんなこと言ってたっけ? 結局6日目に行ったバチカンにまでクリスマスツリー置いてあったんだけど……。6日で終了どころじゃないようなんだけどこれいかに。
この辺で携帯が海外で使えないことが判明。事前に海外向けサービスを申し込んでおかなきゃいけなかったそうですorz そんなわけで携帯は完全にカメラとメモ帳になりました。

○桃川inミラノ(2日目)
時差ボケでろくすっぽ眠れなかったところですが、容赦なく観光はスタートします。はっきり言って私、行った遺跡の名前とかそんなはっきり覚えてません。あんまりたくさん行き過ぎたので。正直あまり「どこの遺跡行って次はどこで〜」とかいう旅行記を書きたくないのです。そんなのパンフレット見ればいいし。なので好きなことを好きなように書きますね。(読み返してみたら結構そんな感じの旅行記になってしまいましたorz
ミラノ市街も回りました。針と糸をモチーフにした変なオブジェ(イタリア人にも嫌われてるとか)見たりしました。確かにあのデザインはねーよwwwって感じです。イタちゃんもお嫌いでしょうか。
ガイドさんとか添乗員さんとかの話を聞きながら回るのですが、これが非常に勉強になります。ヘタネタにできそうなのはあまりないですけど。爆撃でミラノの街は結構な被害を受けたそうで、安易な桃川はここで反戦意識を燃やしました(笑
そんな感じで市内観光しました。窓枠が白い感じ?のフランス風建築(らしい)が美しかったです。雨が降ってなかったらもっと楽しめたのにな、とちょっと残念でした。
実は桃川、イタリアで素敵な猫ちゃんに会うことをこっそり目的にしてました。でもいるのは犬ちゃんばかり。いやあ犬ちゃんも可愛いのですけどねもっふもふしてて。道行く飼い犬ちゃんが多かったです。毛皮を着た大柄なお姉さんとかが犬連れて街を闊歩してるの。なんというセレブですか。
ここで路上で売られていたパ二―二を食べました。やたら塩辛かったです。野菜入ってないし……。これに限らずイタリアのハム類は塩辛すぎます。というか全体的に塩辛いです。ヘタではよく日本の塩じゃけが問題にされてましたが、イタちゃんの食生活も結構危ないと思いますよ。イタリアだって結構長く生きてる国なんだしさ。

○ヴェネツィア近辺のホテルにて(2日目夜)
ロミジュリで有名なヴェローナを通り抜けてヴェネツィア近辺のホテルへとやってきました。途中でサービスエリア、というか道の駅的なところによったのですが、あれは何なんですかね。日本人向けどころか日本人従業員いるし、日本語で商品のポップ書かれてました。日本人向けの道の駅があるなんて、イタリアには各国向けの道の駅があるのでしょうか。うーん不思議。そこでチーズのパスタソースの素を衝動買いしてしまいました。(調理法考えずにゆで汁で溶くだけでパスタに絡めたらあんまりおいしくなかったよ! それ以前に風邪のときに食べたから吐きそうだったよ!)
このホテルも例にもれず美しいホテルでした。今回の旅行は本当にホテルのランクが高くて快適でした。そんないいところにね、文句とかつけたくないんです本当は。でも、非常に心苦しくてもこの二点についてだけは言わずにはいられない。
1つは、グリンピース多すぎ。この日の夕食の付け合わせにもついてて、なぜか私のだけ多めでした。奴が入ってるせいでせっかくの野菜が食べられなかったよ……。野菜食べる機会がすでに少なかったのに。これ以外にもイタリア人はグリンピースが好きなのか、ちょくちょく料理に入ってきます。なぜだ。
もう1つは、お風呂の電気がしょっちゅう切れること。エコの一環らしいのですが、洗ってる最中に何度も切れるのは不愉快でした。しばらくすれば点くのでもう暗い中で普通に洗ってました。友人いわく「ここまで来るとエコじゃなくてセコ」。だれうまwwwww
それ以外は本当に申し分なかったです。広いし清潔だし。あでもやっぱり窓から外は見えませんでしたね。
そうそう、忘れてならないのが朝食の席でのこと。ゆで卵だと思い込んだ生卵を殻割るために思いっきり机にぶつけ、あふれ出た白身で膝上のかばんをベッタベタにしました。服が汚れなかったのが唯一の救いです。これも今ではいい思い出ですね。友人には中身洗ってもらったりドライヤーかけてもらったりで迷惑かけました。

○水の都、というほどでもないヴェネツィア(3日目)
信じられないことに、ヴェネツィアがいくつかの島からできてることをこのときまで知らなかった桃川です。添乗員さんの説明を受けて初めて知りました。だって事前学習のネタバレしすぎはつまんないんだぞ☆
ため息橋。ワンピのためらいの橋ってここから来てんだろうなーと思いました。ウォーターセブン編はヴェネツィアがモデルだって言ってたもんな尾田っちが。ヲタなのでこういう思考しかできませんサーセンwww トスカーナ地方の糸杉の話を聞いたって、「うおおおガンスリ二期のOPの歌詞、ちゃんと舞台のイタリアに合わせてるんだ!」とか思っちゃうんですもん。ヲタクだから仕方ない。
……話をヴェネツィアに戻さねば。ベネチアングラスが半端なく綺麗でした。ピカーきらきらってしてて(なんという貧困な語彙)。金属で精巧な模様を描くだけでああもきれいになるんですね。グラスの1つでも買って帰りたかったです。きっと割るの怖くて常用できないけどね。
観光をして自分たちで自由にご飯を食べる時間があったのですが、観光地価格なのかとても高かったです。2人でピッツァとリゾットを食べてコーヒーを飲んだら3500円って何ですか。日本のランチがいかに安くてお得かを思い知らされる一件でした。
ヴェネツィアといえば水の都として有名ですが、桃川が歩く限りそこまで水ばっかという感じでもありませんでした。基本的には陸地移動ですよ皆さん! そりゃあほぼ通路がほぼ水路だったら大変だもんな。そうだよな。小雨が降ってたのでゴンドリエーレさんもお休み気味でした。
ヴェネツィアを見た後はフィレンツェ方面へまたまたバス移動です。なんか途中にフランス資本のスーパーに寄り、日常的な買い物を楽しみました。パスタの乾麺が安かったです。さすがパスタ大国。袋が普通にオープンしましたが、それもまた一興です。イタリアといえばオリーブだろってことでオリーブオイルも買いこみました。今でもおいしく頂いています。

○ヨーロッパのホテルには絨毯も壁の絵も欠かせないよね(3日目夜)
この日はフィレンツェ市内のホテルに宿泊です。ようやく郊外ではないホテルに泊まることができてうきうき。バスルームが狭い作りでしたが、広くても寒いだけだから全然OK。ようやくイタリアの風呂の仕組みにも慣れてきたところです。
夕食はなぜか中華レストランに案内されました。パックツアーのせいです桃川なら自分からこんな店に入ったりしません。セロリ入ってたりグリンピースが入ってたり、なんだか具材がイタリアナイズされてました。味付けもなんだか酸っぱい感じ。中華はその土地土地で店を出すときにアレンジしてあると思うので、あれがイタリア人の好きな味の系統なのかもしれませんね。
このとき、中華レストランに行く前にちょっと友人と冷戦になり気まずかったです。あんまり言うとただの愚痴にしかならんので言いませんが、親しき仲にも礼儀は大事だと思うんだ。疲れててしゃべりたくなくたって、空気悪くしないように伝えるとか、ね! うざくっても面と向かってはっきり「うざい」って言わないとかね! なんにせよ友人の地雷が分かりませんが、私は友人の機嫌をとって生きていかなきゃいけないわけではないので気にしません。とはいえ普通に気は使いますよ。
うう、やっぱり愚痴りだしてしまった。お下品です。さっさと次行きましょう。どのみち冷戦は中華食べてる最中に終わりました。友人よ……腹減ってたのか?w
朝一で窓を開けて外が見えないことに愕然するという、いわゆるハイジごっこを敢行。いや私は普通にガラス戸あけたけど雨戸のせいで空見えなかったから「あー空見えないんだなー」とか言っただけですが、友人が「それってフランクフルト生活中のハイジみたいだよね」とか言ったためです。実はこの友人は非ヲタなのですが、何気にヲタになる素質はあるんじゃないかと桃川は疑っております。
朝食はやはり例にもれず普通にうまかったです。イタリア人は朝食をそんなにがっつりは食べないそうで、日本人観光客向けにアメリカンなビュッフェを供してくれています。タルトとかのケーキ類もなぜか出してもらって、甘すぎではあるのですがおいしかったので食べすぎちゃいました。甘いものはやっぱりうまいよね! ジュースとの合わせ技に胸やけしても気にしません。

○ピサ、そしてフィレンツェ市内観光(4日目)
いつもどおり、飯食ったら出発です。乗り慣れたバスに乗って出発。目的地はピサですよん。
そうそう、行く途中でようやくゆっくりとイタリアの普通の民家、市街地を見ることができました。こういうものの方が、イタリア人の普段の生活を窺い知れるので見てて楽しいです。そりゃあ遺跡もきれいですけども、そんなの写真でも見れるし(とはいえ実物見た時はやはり感動でした)。ところで景観を保護するための法律って、住んでる人にとってはとても住みにくいものかもしれない、とそんなことを思いました。日本にもそういう地区はあるので、ちょっとどんな気持ちなのか知りたいですね。
イタリアの家、歴史保護地区には劣りますがやはりスタイリッシュです。緑の窓枠&雨戸なんてオサレな真似、日本人にはできませんよ。壁の色は黄色とかクリーム色とかの暖色が多い感じでした。寒色の家は見かけなかったなあ。偶然でしょうか? 街中じゃなく郊外に来ると、そこそこな広さの庭付きの家も多かったです。しかも平屋だったり。イタリアは日本のように山ばっか、というわけではないので、住居に使える土地が多いのかもしれませんね。
とはいえごみはそれなりに多いですねやはり。市街地はたばこの吸い殻なんかの小さなゴミ、郊外は袋に入った大きなゴミが点々とあるのがデフォです(っていうとイタリアには悪いですが……)。まぁ日本でも人が多いとことか山の中とかにゴミとかよく落ちてるので、普通こんなもんなのかもしれません。
さて、住宅の話はこれくらいにして。ピサはホントに傾いてました。もっと、パッと見ただけでは分からない程度の傾きかと思ってたけど、とっても傾いてます。横の建物と対比するとすごいです。
そう言えばここで初めて公衆トイレを使ったのですが、管理人さんのいるトイレなためか綺麗でしたね。さすが0.3ユーロを取るだけあります。管理人さんの座ってるカウンターがまるでホテルのそれのような感じだったのでビビります。みんなあんなもんなのかなあ。今回の旅では無料の公衆トイレを使わなかったので(というか見つからなかった)、ちょっと汚いトイレも体験してみたいなーと思わないでもない物好きです、桃川は。
ピサ観光を終えたらフィレンツェに帰還。フィレンツェはオサレな街でした。つまりヲタである私には不釣り合いな場所です。しかし寺院とかがありつつ、お買い物もできるなんてすごい街だなーと思います。ここでは自由行動の時間が多くあったので、雑貨屋さんとか化粧品屋さん見て回ったりジェラート食べたり満喫しました。キノピオ多すぎで笑います。木製のおもちゃばかりを集めたおもちゃ屋さんなどにも入りました。木ってやっぱり匂いが良くていいですねえ。ジェラートは定番のティラミス。寒かったけどおいしかったです。夏なんかはシャーベット系のジェラートもいいですね。夏にもイタリア来たいものです。
そう言えばここで寄った化粧品屋さんのお姉さんといい、ミラノのカフェ店員(イケメン)といい、働いている人が鼻歌を歌ってることが多かったです。道行く人が歌ってることはあんまりなかったような。あれですかね、楽しく労働することに全力を傾けてるとか。ヘタでもそんな話があったような気がするようなしないような。

○特に目新しいこともないホテル記(4日目夜)
ここは連泊だったので、特に新しく報告することはありませぬ。それでもあえて項目を作ったのは、連泊の楽しさを伝えるため。もうなんかね、ずっと連れ回されてばっかりだったので、根城のような場所ができてくつろげて嬉しかったのですよ。フィレンツェ観光で歩きまわるのも疲れたので、ベッドに寝っ転がってごろごろして過ごしました。帰りがけに買ったパ二―二とジュースやお菓子を夕食にしました。こういうふうに、自分で好きな時に好きな量の食事を食べられるってのもいいです。ツアーだとタイムテーブル通りにしか食事できないからね。まさに至福の時。
ついでにイタリアのテレビを見ました。いや結構前から見てはいたんですけども。メロドラマは何言ってるか全く謎ですが、お笑い番組は何となく楽しくなってくるから不思議です。あれですね、笑いは国境を超えるってやつですね。お笑いセイヴ・ジ・アースです。

○ついにローマ入りするよ!(5日目)
ついにローマ入り……と行きたいところですが、その前にピエンツァに寄り道しました。とても小さな観光地……いえ街で、20分くらいでざっと見て回れるお手輕な場所でした。標高の高い場所に建てられた街なので、とっても見晴らしがよかったです。皆様にもお見せしたい! 桃川はこういう場所が好きです。ほら、何とかと煙は高いところが好きって言いますから。
そうそう、ここで飲んだ紅茶がですね、カップにお湯とレモンの切り身が入った状態で出てきたのでびっくりでした。そしてソーサーの上にはトワイニングのティーバッグが。……とってもセルフサービスなようです。せめて奥で淹れといてくれたらなぁと思ったり。いずれにしても眉毛なら憤慨しそうですね。
さらにバスは移動してようやくローマに着きましたよ! ローマは……もうなんていうか。遺跡に寺院だらけです。こんなの1日2日じゃ到底回りきれません。とりあえずこの日はスペイン広場とかトレビの泉とかコロッセオとか、王道なところを回って終わりでした。トレビの泉とか、あんなにコイン投げこまれてるのに何であんなにきれいな水なんでしょう。桃川には不思議です。あと道路清掃機が巡回してるけど全然きれいになってないことにフイタ。煙草の吸殻残ってますよ!
ガイドさんが教えてくれたのですが、ロシア人もイタリア観光に来るのですね。ろっさまがイタリア来たらイタちゃんは怯えそうだ。あとイタリアで有名なスリですが、実はたいていのスリは帰化してない外国人なのだとか。そうなるとロマがスリ上手なのに違和感を感じないでもないですね。イタリア人はスリが多いことを恥じているそうだから(そりゃあ誇りには思わないよな……)、きっとロマも自分がスリ上手なことを不本意に思ってる、とかだったら萌える。
そういえば天気なんですけど、この日までずっとあまり良くない天気だったりしました。フィレンツェあたりは天気も変わりやすいし。なのでここでようやく安定した晴れ間になって、桃川はずいぶん嬉しくなったのを覚えてます。やっぱイタリアはこれだろ!

○外身は伝統的、中身は近代的なローマ市内ホテル(5日目夜)
この日も市街地のホテルに泊まりました。なんとテルミニ駅のすぐそば。観光するのに便利な位置でウハウハです。このホテル、外身はほかの建物と変わりないのですが、中はやたらとスタイリッシュで近代的なホテルでした。オフホワイトを基調としてるんだけど冷たい感じで、緑のライトが光ってたりします。部屋もそんな感じ。とはいっても絨毯は重厚な感じだったり、微妙に近代と伝統が融合しています。
そして今日もテレビでミリオネアを見る日々。知ってるか、イタリアって毎日ミリオネアやってるんだぜ……!
朝食はやはりビュッフェ。クロワッサンがことごとく甘いのですが、生じゃないハムもおいしくてもう病みつきです。胃もたれでいっぱい食べられないのが恨めしい。そしてやはり置かれていない野菜。野菜はどこだ。

○ローマの休日(6日目)
ローマで一日自由行動があるなら、このタイトルになるのは当たり前ですよね。起きる時間も強制されるわけじゃないので、ゆっくり寝て8時過ぎに朝食とかやっちゃいました。それでも早そうに聞こえますが、それまでなんて6時台に朝食とかでしたからね。時差ボケがあって長く眠れないながらもダラダラ寝てこの時間です。幸せでした。
もうなんか教会とか聖堂とかはおなかいっぱいだったので、この日はバチカンに的を絞って観光しました。訳あって二回も地下鉄乗ったりしました。要約するといったん美術館見てテルミニあたりに帰った後、桃川が「やっぱりバチカンの中入りたいよう!」とか駄々こねたからです。バチカン美術館もバチカン市国の一部なのにね!
バチカン美術館は本当にすごかったです。所蔵している壁画とか宗教画の数がすさまじい! 四方の壁いっぱいに絵がぎっしりと詰まっている所なんか圧巻でした。バチカンさんマジパねえっす。絵の意味がほとんどわからないのがもったいなかったです。
昼ご飯はテルミニ駅のそばでいただきました。クリームソースのかかったよくわからない大量のマカロニ。ときどき硬いのが混じっていたことに吹きました。イタリア人の適当っぷりがうかがえますなぁ。ほとんどフードファイトみたいになりながらも完食しました。桃川はやったよ!
食後に「この後どうしようか」って話になって、桃川は再度のバチカン行きを強硬に主張。呆れられながらも同行してくれた友人に感謝です。だってスイス人傭兵が見たかったんだもん! 結局門?の中には入らず傭兵さんにも会えませんでしたが、サン・ピエトロ広場に行けたことで桃川は大満足でした。そこから絵はがきも出しましたよ! なんか王道の観光っぽいことも楽しんじゃったりしました。
帰りにテルミニ駅地下のスーパーに寄って夕食を買い込む日本人2人組。自分らでディナーのレストランを探すなんてことはしません。だってすでに胃腸が限界だから! 簡単にツナサンドなどとジュース、水その他を購入するだけです。あ、忘れてたぶんの友人へのお土産も買いました。このとき、すっかりイタリアナイズされていたんでしょうね我々は。レジを待ちながら「ト●レの神様」を口ずさんでしまう始末ですもの。数日後ローマでこの曲が流行っていたら、それは恐らく我々が歌っていたからです。ああ、一緒に行ったのがヲタ友ならヘタのキャラソンを口ずさんだろうになぁ。特にろっさまのを。

○最後の晩餐(違(6日目夜)
これも4日目夜と同様で連泊だったので、特筆すべきことは少ないです。やったことも4日目夜と同じという……。スーパーで一目ぼれしたリンゴをかじったりしました。仕方ないですよ慢性的な野菜不足なんですから! ツナサンドも野菜が入ってるからって選んだくらいだしね。皆さんもイタリアへ行かれる際は野菜不足に気をつけて下さいね。食べられるときに野菜は食べておかないとやばいです。
このとき買い込んだ水のふたを開けようとしたのですが、まさかのキャップが開かないアクシデントが発生。ジュースがあるので乾き死ぬことはないですが、甘いものって喉が渇きますよねホントに……。
最後にミリオネアを見納めて就寝。疲れきるせいですっかり健康的な生活が身に付きました。持っていった本もほとんど読めないくらいです。このローマの夜とかみたいにゆったりまったり過ごすのが好きなのにねぇ。
ところで、ここのホテルは雨戸がなくちゃんと空が拝めるので、残念ながらハイジごっこはできませんでした。そのかわりに「暗殺者に狙われる要人ごっこ」に興じました。ほんとこいつらイタリア来て何やってるんだwww 思い返してセルフ突っ込みしたくなってきました。

○さよならイタリア、ただいま日本(7日目)
ついに最終日、日本に帰る日がやってまいりました。7日間は長いようで短かったです。名残惜しく思いつつも、この日は完全に移動日なので朝食後すぐ空港へ直行。相変わらず午後3時ですでに薄暗いフィンランドを通過しました。
もうね、ヘルシンキ空港のお店を見る時間が少し取れたのですよ。そこのムーミンがもう本当に可愛くって萌え禿げました。こんなに可愛かったのか、ムーミンェ……。ついでに「トワイライト」のフィンランド語バージョンを発見。ああ、フィンランドでもそれなりに人気あるのかぁとなんだか感動しました。自分が知ってる作品を海外で見かけるとなんだか嬉しいものですね。
帰りもやはりフィンランド航空のお世話になったのですが、行きのときとは乗務員のお姉さんの制服が違っていました。なんていうの? FF8のSeeDの女子制服に近いような。制服の色とスカート丈とブーツの点でね。さすがに胸元にあんな重そうな装飾は付いてないですよ! あれ、SeeD制服はなんか胸元がごてごてしてた…よ、ね?
機内食でフィンランドらしい?ご飯が出されたのですが、どこかなぜかイタリア的でおいしかったです。もうフィンランドをメシマズなんて言いません。彼らはちゃんと何がおいしいかを分かってますから大丈夫です!
そんなこんなで日本に到着。ただいま日本。すっかりにぽーん状態になったためにうっかり、空港で公衆の面前だというのに歌を歌っていました。イタリアの影響力マジパネエです。しばらくその感覚が抜けなかったもの。
その後、空港内の某スープ屋でうっかりグリンピースの入ったスープを飲んでしまったり、最後までグリンピースに呪われた旅でした。あのスープは本当に遺憾の意。今思い出しても気持ち悪いくらい。それなのにちゃんと飲みきった桃川を褒めて下さいませ。……本当、なんで飲みきったんだろ。家に帰るまでが遠足です。最後まで気を抜いちゃいけませんね。

○添乗員さんからの興味深いお話
イタリアも地下掘れば遺跡にぶちあたってしまうらしくて、駐車場が地下に作れないそう。それなんてギリシャ? 景観保護法のせいで歴史のある市街地には立体駐車場とか建てられないので、車はぎちぎちに縦列駐車されてます。←合法です。汚い車が多いので、道を渡って車の隙間を通るときには服の裾に気をつけなければいけなかったです。じゃないとあっという間にどろどろやで。
ベルルスコーニさんについて。私は彼の名前を知らなかったのですが、とっても評判が悪いそうですね。上司に困るイタちゃんとかかわいいかもしれません。あんまりイタリア政治ネタ見ないもんなー。
EUに入りたがるトルコの話を聞いてなんかキュンとしました。いつかEUに入る日を夢見て、EU対応のナンバープレート作ってるとかトルコさんかわいすぎだろwww EU共通のナンバープレートの話を聞いてもこんな発想しかできないヘタ厨でサーセン。リトアニアナンバーの車が走ってるのを見て、今日もリトは出稼ぎなのかと滾りました。遠くからはるばるイタリアまでご苦労さまです。
長いバス移動の最中なので、いろんな挨拶も添乗員さんに習いました。そのひとつが「チベリアーモ・アドマーニ」。おおおロマのキャラソンktkr! ヘタ好きでキャラソン知ってるならこの反応しかないですよね! といっても私がキャラソンCD持ってるわけではないですが! 意味は「また明日会いましょう」とからしく、即効携帯にメモしました。桃川は今まで知らなかったのですが、この言葉の意味を知ってるくらいはファンとして当然なんでしょうか? そもそも桃川なんて「チベリアーモ」の部分を「シベリアも」と聞き違えてたくらいなんですがががが。おま、ろっさまの前でそれ言ったら死ぬぞ!とかロマに警告したいくらいだった。
イタリアの人種について。大陸の常ですが、イタリアもいろいろな人種が混じっているらしいですね。そう言えばヘタでも(どっかの二次創作だったかな?)「北イタリアは結構ゲルマンの血が混じってる」みたいに言われてたしな。そのせいか北にはゲルマン人らしい金髪碧眼の人も結構いますが、南にはスペインと同様の濃い色の髪を持つ人が多いそうです。実際に歩いてみた感じもそうでした。あれですかね、それぞれ支配を受けた影響とかだったらとってもかわいいです。イタリアはもともと都市国家の集まりで、王国とか共和国が統一してまとまっている感じですね。共和国が成立してからわりと日が短いとか聞くとなんか滾ります。イタちゃんとロマーノが末永く仲良くやっていけるといいですね。とはいえガンスリで描かれているように、分裂フラグがあるようですが……。桃川はいやですよ、イタリア=ミラーノとかイタリア=ナポリターノとか出てくるのは。分裂フラグを回避するために、都市ごとじゃなく、共同体としてのまとまりを強めていってほしいですね。(注:桃川はガンスリ原作を読んだことはありません。なので見当はずれなことを言ってる可能性は大です)

桃川によるイタリア旅行記は以上です。お読みになってくださった皆様、ありがとうございます。これ全部読むの、本当に疲れますよね。打っている桃川も疲労困憊です。
イタリアから帰った後風邪引いたり、その風邪が治りきらないうちに重ねてインフルエンザにかかったりと、桃川は大変な目に遭いました。それでもイタリアは本当に楽しかったです。ぜひ死ぬまでにもう一度行きたいです。トレビの泉でしたお願いがかなうといいな。

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