獣形態と人間形態に変形出来るロボ娘を購入。ある日、ロボ娘の部屋を覗いてみると、変形途中の中途半端な状態のまま、
 部屋の真ん中でじたばたともがいているのを発見。
「何やってんだ、お前…」
「こ、故障しちゃったみたいですぅ」
 上半身は人間形態になっているが、下半身は獣形態から人間形態への変形過程のままでフリーズしてしまっている。普段は
 見る事のない機構部分が丸出しで、ある種のエロティシズムを醸し出している。ふむ、これも中々…
「じっと見てないで、なんとかしてください〜!!」
 泣き叫びだして五月蝿いので、手動で変形を完了させてやることにした。
「…で、ここのリンクをこうやって…」
「そうです…って、そこは触っちゃ駄…あっ!!んんっ!」
「へ、変な声出すなよ」
「だって、マスターがそんなところ触るから…あんっ」
 …どうやら性感帯らしきパーツに手が当たってしまったらしい。なんとなく、そのパーツをくりくりといじり回してみる。獣形態から
 人間形態になる寸前、また獣形態に戻して…子供の頃に買ってもらった超合金を思いだすな。
「んっ…ああっ…んぁっ…や、やめて…そんなことしたら…」
 ふとロボ娘の胸を見ると、乳房のパーツが引っ込んだり出てきたりしている。そういえばこいつのおっぱい、そこそこ大きいのに
 獣形態の時はどこにいってるのかと思ってたら…こうやってしまってたのか。興味をもった俺は、おっぱいを弄くってみることにした。
「はうぅ!! だ、だめぇ!!それは触っちゃ…んぁあ゛あ゛あ゛〜〜っ」
 お? 股間触るより感じてるのか? それにしてもこの喘ぎ様はただごとではない。
「そんなにでかい声出すなよ! ちょっと大袈裟すぎるぞ!?」
「そのパーツは…ああっ…危険…んっ! 護身用の…ああっ!!」
「護身用がどうかしたってぇ?」
「はぁ…はぁ…もう…だめぇ…いっちゃう…ああああ〜〜〜〜っ!!!」
 ロボ娘が艶めかしい悲鳴を上げて上半身を大きく反らした瞬間…”護身用のソレ”は”発射”された。


 結局おれの家は大爆発し、大破。俺は全治半年の大怪我を負い、今も入院中だ。ロボ娘はというと、どうやら緊急変形モードが
 作動して獣形態に変形し、最小限の傷で済んだらしい…そんなのがあるなら最初から使えよ。
「マスター…ごめんなさい…お詫びに、私の身体を自由にしてもいいです」
「…やめとく」

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